インレー湖のスカーフ [2017年09月20日(Wed)]
いつもMFCGをご支援いただきありがとうございます。 理事/写真担当の亀山です。 今年の8月、私はミャンマーへ行って来ました。今回、MFCG活動地ミャウンミャへは時間の都合などあり行けませんでしたが、シャン州のインレー湖で手織りスカーフのお店に行って来ました。 以前、MFCG巡回診療カーを購入するために挑戦したクラウドファンディングでご支援頂いた皆さまへの御礼としてスカーフを発注したお店です。 その時のブログ記事がこちらです。 他にもMFCGのイベントで何度か販売し一部をMFCGの活動に使わせて頂いているのでご記憶にあるかたも居られるかもしれません。 私は2005年からインレー湖を訪れ、このお店も度々来ています。ここで働いている機織り職人さんは以前、ベテランさんが多かったのですがここ数年若い人が増えた気がしています。 いままで、ここで出会った女性達と大分印象が異なりました。 彼女達は少数民族で普段は彼らの言葉を使っていますが、彼女は標準語であるミャンマー語と英語も少し話します。私は今急速に発展しつつあるミャンマーの人たちが将来についてどう考えているのか興味があり、彼女にも話を聞いてみました。いくつかの質問をしたのですが、一番印象に残ったのが将来の夢や今欲しいものを聞いたときでした。彼女はひと言「金(Gold)」と答えました。理由を聞くと彼女の祖母が若いとき、お金や人間関係で苦労し、「人生で最後に信用できるのは金、結婚しなくても金があれば老後も必要な時に売ってお金にして暮らしていける」と幼少の頃より何度も聞かされていたからと笑いながら答えていました。 今回いろいろな人たちに話を聞き感じたのは、大都市ヤンゴンだけでなく地方へも変化の波は押し寄せていることでした。そのなかでもスマートフォンの急速な普及によりネットから得られる情報はとても興味があると話していました。 私は今回、一枚目の写真に写っている肩掛けバックを2個購入しました。このあたりで見かけるシャンバックより少し手の込んだ作りになっていて、彼女に聞くと「カヤンバック」と言っていました。 最後の1枚は、先ほどの彼女の反対側の作業場で黙々と機織りをしてた女性ですが、聞くと一年前にも会っていましたが、私が気付かないほどすっかり大人っぽくなっていました。 ------------------------------------------------------------------------------------------------- ミャンマーファミリー・クリニックと菜園の会(MFCG)への寄付・支援をお願いします→ MFCGの活動に寄付をする MFCG 団体ホームページはこちら→ ミャンマーファミリー・クリニックと菜園の会 MFCG facebook にも「いいね!」をお願いします→ ミャンマーファミリー・クリニックと菜園の会(MFCG)facebook公式ページ -------------------------------------------------------------------------------------------------- |
Posted by
亀山
at 18:00