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1500円のご支援でマラリアにかかった子ども10人分を治療する薬が買えます。

【お知らせ】
テレビ東京世界ナゼそこに?日本人〜知られざる波瀾万丈伝〜」に 代表名知の現地の活動紹介されました
放送局:テレビ東京
番組名:「世界ナゼそこに?日本人〜知られざる波瀾万丈伝〜」
日時: 2015年6月15日(月)
詳しくは こちらです
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リレー投稿「日本の中のミャンマー」編★vol.2ミャンマーのお寺 [2022年03月27日(Sun)]

ネーカウンラー?(お元気ですか?) MFCG ボランティア・パートナーの鈴木一登と申します。ふだんは東京都の訪問看護ステーションで作業療法士として働いています。
今回のリレー連載、お題は「日本の中のミャンマー」。トップバッターの一宮さんは、日本にある Made in Myanmar の服を紹介してくれました。次にわたしが紹介したいのは、「ミャンマーのお寺」です。

ミャンマーには、キリスト教、イスラム教、ヒンズー教をはじめ、さまざまな宗教を信仰する人々が暮らしていますが、仏教徒が多いこともよく知られています。2014年の国勢調査によれば、宗教別人口構成比における仏教徒の割合は87.9%とのことです。
仏教といっても、ミャンマーの場合、日本の「大乗仏教」とは様相がかなり異なる「上座部仏教」を信仰しているのが特徴です。上座部仏教とはなにか? ということを説明すると、夜が明けてしまうので割愛します。そんなミャンマーの上座部仏教のお寺が、じつは日本のあちこちにあります。

私も仏教徒なので、ミャンマーのお寺によく行きます。ミャンマーのお寺ではイベントをいろいろやっています。今年のお正月には、埼玉県和光市にある、ミャンマーのお寺(通称 和光市のお寺)で、仏塔を建立するために土を掘るボランティアを、友人たちと行ってきました。
いま、和光市のお寺では、日本に住むミャンマー人たちが、寄付をしたり、手作業をしたり、文字通り、みんなでちからを合わせて、仏塔の建立を行っています。土を掘って整地して、掘りかえした土を運んで土のうに入れる作業をみんなでやりました。
ボランティア作業が終わると、とうぜんのように食事をごちそうになりました。その日、お寺で結婚式を挙げるカップルがごちそうしてくれたのです。
その時はたまたま結婚式を挙げる人がいましたが、お寺でイベントがある時には、必ず食事がふるまわれます。檀家さんというのか、お寺を訪れる人々が、お坊さんに食べていただくために料理を作ってお布施として持ち寄ります。その食事のお布施は、お坊さんが召し上がったあとに、私たちもいただくことができます。

つい最近、埼玉県東松山市にあるミャンマー寺院「悟り寺」に行ったときも、そんなつもりはなかったのですが、「サー サー」(食べて 食べて)と言われるがままに食堂に上がり込み、気がついたらデザートまで、おなかいっぱいごちそうになっていました。
お寺に行くとおなかいっぱいになるというのは、日本のお寺にはあまり見られない、ミャンマーのお寺ならではの特徴だと思います。私はいつもそのことに感動しています。

そして、ミャンマーのお寺の特徴として、私がもうひとつ関心しているのが、お寺そのものが「くつろげる場所」であることです。境内のあちこちにはイスが置いてあり、建物の中では横になって休むこともできます。仏像に足を向けないようにだけ注意すれば、お寺のなかでは、かしこまって正座をする必要もありません。境内には、人々が持ち寄った花や果樹が植えられていて、大切に育てられています。

私はいつも、ミャンマーのお寺に行くと、うらやましさを感じます。たくさんの人々が集まって、損得なしに、みんなで協力してなにかを作り上げている。誰でもおなかいっぱい食べられて、安心してくつろいでいる。そのような場所は、いまの日本社会のなかで見つけようと思っても、なかなか見つからないものです。欲しいと思ってもなかなか得られないものです。それが、ミャンマー社会のなかには、どこにでも、あたりまえのように存在しています。

日本にあるミャンマーのお寺にぜひ訪れてみてください。きっとそこには、ミャンマーそのものがあると思います。

写真1〜8 埼玉県和光市のお寺での仏塔建立ボランティア。

写真1
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写真2
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写真3
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写真4
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写真5
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写真6
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写真7
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写真8
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写真9〜16 埼玉県東松山市の悟り寺。パオ民族の日が近かったため、日本に住むパオ民族たちがお寺に集りました。

写真9
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写真10
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写真11
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写真12
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写真13
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写真14
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写真15
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写真16
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次の「日本の中のミャンマー」は仲野さんが紹介してくれます。私たちの身近に、どんなミャンマーがあるのか、楽しみにしています。


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Posted by 鈴木 at 10:17
リレー投稿「日本の中のミャンマー」編★vol.1ミャンマーの洋服 [2022年03月27日(Sun)]

こんにちは。MFCGブログチームの一宮です。今回から、新たなリレー連載がはじまります。
MFCGの活動に興味を持ったり参加したりされている皆さんは、ミャンマーへの関心も高いと思います。
そこで今回のテーマは、日本にいながらにして「ミャンマーを感じる何か」「実はミャンマーにご縁があるもの」、を探してみることにしました。

ーーー
まずは私から。
それは、洋服です。
日本の衣類のおもな輸入先は、約半数が中国。
続いてベトナム、バングラディシュ、カンボジア。そして第5位がミャンマーです。(一般社団法人 日本貿易会サイトより。2020年時点)
ひと昔前は、ほぼすべてがMade in Chinaだった気がしますが、今はこんなに多様になってるんですね。

私は、「無印良品」の衣類を愛用しています。試しに自宅のタンスからいくつか引っ張り出し、生産国をチェックしてみると、見事にバラバラ!

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ミャンマー製なのは、ダウンベストでした。ちなみに無印の別のダウンジャケットもミャンマーからのもの。

私はミャンマーに住んでいた時、一度だけ縫製工場を見学したことがあります。そこで作っていたのも、ダウン製品でした。

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広々とした工場内部には、日本の「JUKI」ミシンがずらーっと並び、ロンジー姿の女性たち(男性はごくわずか)が、見事な足踏みで軽やかに縫い上げていのが印象的でした。

実は気づいていないだけで、皆さんもすでに「made in Myanmar」の洋服とともに生活しているのかもしれませんね。


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Posted by 鈴木 at 06:12
リレー投稿「ミャンマーから教わったこと」編★vol.10 [2022年03月26日(Sat)]

こんにちは!MFCG代表の名知です。
日本は寒いそうですね・・ミャンマーは本来は乾季で一番過ごしやすい季節のはずですが・・・ ここ現地は朝寒く!フリースです。日中は半そでのいでたちです。

今回、私が個人的に感じているミャンマーから学んだこと、を書きたいと思います。
それは "人間の気持ちの変化" です。 気持ちの移り変わりを自分の感じたままに書いてみました。個人的な印象ですので 全員にあてはまるわけではありません。一般的にミャンマー人は穏やかで、大人しいと言われています。

ミャンマーは 135の多民族国家で、昔、イギリスや日本の統治下にあった時代もあります。
2004 年に初めて、私は、ミャンマーのラカイン州で医療サポートに携わりました。ここはバングラデシュとの国境沿いで、ラカイン族が多く住み、また大勢のロヒンギャの方も住んでいます。
歴史的な背景もあり、民族間の対立や想いは、根深く、私が想像する以上に複雑で理解できない部分も多く含まれていました。

今も、その想いはあります。ヤンゴンに住むとても親しいミャンマー人の友人でさえ、さらに、日本に住む近しいミャンマー人の友人に質問しても、民族間の溝が埋まるような返事はなかったです。それどころか強く否定の言葉を聞かされたのを鮮明に覚えています。
2011 年、民政移管になり、ミャンマーへの門戸が開かれました!その後の経済の成長ぶりは目を見張るほどです。

特に、商業都市と言われるヤンゴンやマンダレーなどの発展は早く、ベトナムやタイなどの様々な外国資本が参入しました。ヨーロッパなどからも観光客が来られ、そのお客のために煌びやかなホテルが立ち並びました。また、働く外国人のためのコンドミニアムもたくさん建設されました。

そんな中 私は "違和感" を感じるようになってきました。ミャンマー人の言葉や対応が変化していっている感じを覚えたのです。それは "モノやお金に対する価値観の変化" ではないかと。
中々、正確に表現するのは難しいのですが・・・。ミャンマー人の素直さや純粋さのようなものが徐々に少なくなっていくのを体感しました。

ものさしがよくも悪くもお金。いくらに換算できるのか? ビジネスに直結するか?になっていった感覚をうけました。今まで抑圧されてきたので その反動でもあるのだろう、と私は、解釈していました。どちらかというと、物欲。。。
"人は環境によって変わる!"

そして、2021 年 2 月 1 日、この日からまた、激変した、ミャンマーの現実。この惨事に対し、少数民族が自分たちの意志でまとまってきています。
さらに、今までなら、ラカイン州のロヒンギャ問題にそれほど、関心を寄せなかったミャンマーの人々から、"今までのこと、すまなかった。申し訳ない!" という言葉を聞くようになりました。

もらう幸せからできる幸せ、そしてあたえる幸せに! 自分たちで自分たちの未来を考え、一歩を踏み出す! その歩みをしていると感じています。

まだまだ、道は険しいです。それでも前を向いて進んでいく! 誰のためでもなく、自分たちのために、次代のために!

"人は変われる!" 私は、ここミャンマーで毎日 様々なことを学んでいます。 その中で、この "人は変わることが出来る!!" と確信しています。今 私はミャンマーの人びとと供に最善の道を切り開いていきます。

花 応援スピーカ頂きありがとうございますにこにこ
〜〜現地から活動できることへの感謝を込めて 〜〜

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Posted by 鈴木 at 22:55
リレー投稿「ミャンマーから教わったこと」編★vol.9 [2022年03月26日(Sat)]

初めまして。
ラジオディレクター&日本語教師の小山 です。
2017年、担当するラジオ番組で名知さんに
取材させていただいき、それ以来
マンスリーサポーターとして、
MFCGを応援しています。
今回、2019年、私の活動の一部を寄稿します。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ヤンゴン国際空港から北へ 
車で30〜40分ほど行った静かな村、
そこに私の活動する尼僧院学校があります。
ここで私は、子ども達に日本語を教えています。
およそ80人の尼が共同生活をしている
この僧院に、子ども達は60名ほど。
ピンクの袈裟を着た、尼の女の子たち。
とてもかわいいです。
彼女たちの一日をご存じですか。
僧院によって違うかもしれませんが、
ここでは、起床は朝の5時半。
6時に読経、6時半から朝ごはんです。
それから敷地内の学校のお掃除をして、
8時に水浴びをします。
それから各自勉強をしたり、
私が日本語を教えたり…。
10時半になると、お昼ごはんを食べて、
中学生以上は村の学校へ行きます。
学校から戻ってくるのは、夕方5時。
6時に水浴びをして、6時半からまた読経です。
(年齢の低い4歳ぐらいの子は、
この時間になるとウトウト…。)
夜7時から9時まで勉強時間で、
10時に就寝です。
(昼12時以降食事はしません。)
ご飯づくりは、役割分担が決まっています。
小さい子は、野菜のヘタをとったり、
皮をむいたり、お皿を洗ったり。
少し年上のお姉さん尼は、火をおこしから。
大きい鍋でおいしい料理をつくります。
校長先生自ら腕を振るう時も。
「これは私が作ったの」と。(^^)/

ミャンマーとの出会いは、2013年。
ミャンマーの識字率が高いことは
知られていますが、それは僧院で貧困層の
子ども達に文字の読み書きを無料で
教えているから…。そういう背景もあり、
私の財団では ミャンマーの6つの僧院に
学校建設支援をしてきました。
当初は完成した学校の贈呈式の企画を
実施したり、
その後の学校がきちんと運営されているか
を視察することが私の仕事でした。
贈呈式では、日本のこと、
日本の文化をミャンマー語で紹介する劇を
子供たちに披露したり、ミニサッカー大会や、
日本人のスタッフが楽器を演奏し、
その音楽に合わせて、子ども達が合唱したり…
ヤンゴン在住の日本人バンドが青空生ライブ!
などなど‥‥いろいろやりました(笑)
どの贈呈式も毎回盛り上がり、子ども達、
先生達、参加した人々に笑顔が溢れる日になります。

ミャンマーとのかかわりが深くなる一方で、
僧院学校の継続的な運営の難しさや、
そこにいる子ども達の厳しい生活環境、
家庭環境を知るようになると、学校を守り、
子ども達の可能性を広げるにはどうしたらいいか…、
もっとコミットしたかかわり方をしたいと
自然に思うようになりました。
とはいうものの、一人で いきなり6校
すべてで何かをはじめるのも難しい…。
何度も建てた僧院学校を回っていると、
最初の頃は気づかなかった校長先生の人柄、
考え方や学校の状況などが見えてきます。
その中で、話し合ったり、協力し合ったり
できそうな、ひとつの学校からはじめることに
しました。それが今の尼僧院学校だったのです。
この僧院では、少数民族パオ族の女の子を
60名ほど引き取って育てていました。
校長先生は 学位の高い尼の資格をもって
いらっしゃいますが、とても気さくで、
愛情深く、子ども達が望むなら、
(尼の道に進まなくてもいいから)
いろいろなチャンスを与えたいとおっしゃっていました。
その校長先生の人柄に惹かれ、
毎月1週間〜10日ほど、日本から渡航し、
学校運営のお手伝いをしながら、
勉強の楽しさを教えたいと思い、
校長先生と相談し、母語習得も出来ていて、
日本語を勉強したい子どもたち16名に
日本語を教えはじめました。
(そのために教師の資格も取得、笑)
日本語を飽きずに楽しく学んでほしいという
思いから、劇や歌、ゲームや体験学習、
グループワークや、日本食をみんなで作ったり、
授業内容はさまざまです。
最初の頃は、この風変わりな授業を見た
校長先生や先生方はとても戸惑い(笑)
子ども達も、ミャンマーの授業にはない
グループワークにフリーズ(笑)
でも、子ども達はすごいんです、場を楽しむ
天才!どんどん吸収していきます。
私は子ども達に助けられながら、
一緒に授業を作っていきました。

子ども達の写真を見た友人からは
「男の子じゃないの?」とびっくりされることも、しばしば…。
尼の子ども達を知らない人はそう思いますね。
どの子も一緒に見えてしまうようです。   
でも、一人一人 夢があり、性格も個性的!
将来はモデルになりたいという、
目立つのが大好きな子や
茶目っ気たっぷり、お笑い芸人のマネをする子、
「せんせーせんせーおげんきですか」と覚えた
日本語をとにかく使いたがる、
おしゃべり大好きな子、
村にいた時、9歳まで学校に通えず勉強は苦手…だけど、
いつも私の手伝いをしてくれる気遣いの子、
とにかく真剣に日本語の勉強に取り組み、
周りに振り回されないしっかり者。
全員がシャン州の貧しい農家の家の子ども達です。
中にはお母さんが小さい時になくなり、
お父さんが育児放棄をして、ここに引き取られた子もいました。
いろんな背景はあるけれど、
子ども達はいつも明るく、元気で
村にいた頃にうたっていた歌を披露してくれたり、
寄付で頂いたお菓子をくれたり、
私の似顔絵を描いてプレゼントしてくれました。
彼女たちの笑顔を見るたびに、私の心は癒され、
もっと、彼女たちに子ども時代のかけがいのない時間をつくり
たくさんの経験や思い出を残したいと
思うようになりました。

僧院は本来、
外国人は勝手に訪問できないのですが、
校長先生からの信頼も得られるようになり、
私がいる時は日本人も訪問できるように
なりました。訪問者が多ければ寄付も増え、
僧院学校の運営費になります。
80人の食費を賄う校長先生も助かるんですね。
(僧院も寄付者が多いところと、
そうじゃないところがあります。)
ヤンゴン在住の日本人参加のマンゴーの植樹会や、
交流会をひらいたり、
日本語が堪能なミャンマーの方に来てもらい、
日本語をいかした仕事の話を子ども達にして
もらったり。
また、日本の看護師さんには女の子の保健指導や
(名知先生から教わった)
学校のお掃除イベント&手洗い指導をしたり
日本の大学生たちもスタディツアーで遊びに来てくれました。
尼の子ども達は、一般社会との接触が少なくなるため、
外の世界を知る機会がなかなかありません。
そんな中、訪れた多くの日本人と接し、
学んだ日本語で自己紹介をしたり、
尼の一日を紹介したり、日本語で歌を歌ったり…
ひとつひとつの経験が、子ども達の自信に
つながっていくようでした。
訪問した日本人も、めったに交流できない
子尼たちとの時間に喜んでくれました。
また日本語を学べる僧院ということで、
ミャンマー人女性の寄付者たちも多く訪れて
くれるようになりました。
そうはいってもうまくいかないこともあります。
私が落ち込んでいると、
そのたびに校長先生が励ましてくださり、
その優しさに涙しました。

子ども達が日本語を学んでから7か月、
日本からたくさんの訪問客が来ることになり
「にほんごはっぴょうかい」をやることにしました。
これまで頑張ってきた成果をみてもらおう!
子ども達に話すと、緊張と期待と入り混じった
表情、6対4ぐらい?!(笑)
それから、それを目標にして日本語劇
「おおきなかぶ」の練習に取り掛かりました。
そのころになると、子ども達は自分たちで役を
決められるぐらい考えて動くようになり、
一生懸命練習にも励みました。
最初フリーズしていたグループワークも
できるぐらいに(笑)
「にほんごはっぴょうかい」
当日は、私も子ども達みんなドキドキでしたが、
見事にやりきりました。
教室に響いたたくさんの大きな拍手と歓声が、
子ども達を包みました。
終わった後、子ども達は「よく頑張ったと思う」と、
とても誇らしい笑顔。
校長先生からは「(子ども達が)普段の生活でも自分から
動くようになって、
日本語の授業がとてもいい影響を与えています、
ありがとう」と感謝の言葉を頂きました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
花
ミャンマーというと、
私にとっては僧院の子ども達との日々。
つつましい暮らしの中で見つけた小さな幸せや、
誰かをいたわる気持ち、ささやかだけれども、
日々の営みが平穏で、優しい時間。
私にとって、とても大切な気づきと、
心の安寧を教えてもらいました。
そして、子ども達の可能性、興味や関心は、
世界共通です。どんな形でもいい、
かけがいのない子ども時代に、
たくさんの未来へ種まきをする、これからもできる限り、
"子ども達の未来や希望
をつくる活動を続けていきたいと思っています。
子どもの意志(自分の人生を生き抜く)を育て、
見守り、信じ、委ねる、
その子がその子らしくそこで輝いていく…
教師として大切なことも、
ミャンマーの子ども達たちが、たくさん教えてくれました。
花子ども達が、私の先生です。
どうか彼女たちをお守りください。
※現在の様子はここでは書けませんが、
みな子どもたちは無事に暮らしております。

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Posted by 鈴木 at 00:00
リレー投稿「ミャンマーから教わったこと」編★vol.8 [2022年01月11日(Tue)]

blogチームボランティアパートナーの伊藤です。ミャンマーには2016年末から2年半ほど滞在しました。私は現地で特別な活動をしたわけではなく、単なる滞在者、生活者としての視点になりますが、「ミャンマーで教わったこと」について書いてみました。
*************************
沢木耕太郎氏の短編に、「胡桃のような」という作品があります。
タクシーに乗った若者が、60歳を過ぎた運転手の日常生活について聞かされる話です。毎朝2時半から仕事を始めて、夕方5時には帰宅し、風呂に入って晩酌し、夕飯を食べて寝る。毎日毎日、同じことの繰り返し。その「胡桃の殻のような」堅牢な人生を前に、若者は自らの人生が、いかにも柔らかく脆いものに感じられる・・・という話です。
学生時代をバックパッカーとして過ごした私にとって、沢木氏の「深夜特急」はバイブルのような存在ですが、この短編も、読後いつまでも余韻の残る、特別な味わいのある作品でした。

2016年に夫の赴任についてミャンマーに渡った私は、現地での生活に慣れるにつれて、ふと、この作品を思い出すことが多くなりました。
毎週土曜の朝に訪れていたヤンキン・ゼー(市場)の入り口で野菜を売っている女の子。いつも同じ場所に野菜を並べ、値段を尋ねれば淡々と金額を口にする。安いときも高いときも、外国人である私に対しても、サンダルをつっかけた近所のおばさんに対しても、彼女の対応は変わりませんでした。外国人には高めに売ることだってできるだろうに、そんなことは微塵も考えたことがないようでした。
市場の隅でシャン・ヌードルを売っている家族も、毎日同じように小さな店を開け、同じメニューを同じ値段で売り続けていました。2年以上通っていたけれど、新メニューはついぞ登場したことがなく、付け合わせのピクルスもいつも同じ。

このような人たちは、ヤンゴンの街中で、比較的よく見られるように思います。私は最初、彼らのことを、商才がないなと思いました。ミャンマー人が時として「頑固」で「進歩がない」と言われてしまう理由は、こういうところなのかな、とも思いました。
それでも、毎日愚直に同じことを繰り返し、積み重ねていく彼らのやり方をずっと見ていたら、そこに、ゆるぎない人生を築き上げていく強さのようなものを感じるようになりました。そう、まさに胡桃のような。
輪廻転生の大きな流れの中にいる彼らにとって、「ジタバタしない」生き方は、自然なものなのかもしれません。

乗車率120%の地下鉄で都心のオフィスに通い、何度か転職もして、常に「より良い自分を目指す」のが良いことだと信じてきた私。変化や改善のない生活は怠惰だとさえ思っていた私。
でもミャンマーには、何も変えず、ただ愚直に同じことを繰り返しながら力強く生きている人達がいました。
「人が幸せに生きていくためには、どうしたらいいのだろう。」異文化に触れた全ての人が一度は感じるこの疑問に対する一つの答えが、そこに示されているような気がしました。
あの頃とはすっかり状況の変わってしまったミャンマー。彼女たちの生活が、穏やかに堅牢に守られていくことを願うばかりです。

ヤンキン・ゼーの朝の賑わい(2017年)
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日本では見たことのない野菜もたくさん
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食べ方の分からない野菜・その1
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食べ方の分からない野菜・その2
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タディンジュ満月の前には市場の入り口に灯篭のおもちゃ売りが並びます(2017年)
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市場の中の生花コーナー
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限られた季節だけ売られる蓮の花
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Posted by 鈴木 at 15:00
リレー投稿「ミャンマーから教わったこと」編★vol.7 [2022年01月10日(Mon)]

こんにちは。ミャンマー ファミリー・クリニックと菜園の会(MFCG)、ボランティア・パートナーの鈴木一登と申します。ふだんは東京都内の訪問看護ステーションで、作業療法士として働いています。最近は、介護福祉士国家試験の合格を目指すミャンマー人の友人と、介護の勉強をしています。
私は半年に一回くらい、リハビリ関係のボランティアでミャンマーを訪れていました。今回は、ミャンマーの医療現場を少しだけのぞき見して感じた「ミャンマーから教わったこと」をリレー連載として紹介します。
ミャンマーの最大都市ヤンゴンの中心部からすこしはずれたところにある、僧院が運営するクリニックに見学に行ったことがあります。
僧院がクリニックを運営するというと、日本ではちょっと不思議な感じがするでしょうか。しかもそのクリニックがすべてボランティアと寄付金によって運営されると言ったら、びっくりする人がいるかもしれません。また、そのような業態のクリニックがミャンマーのあちこちにあると聞いたらどうでしょうか。
私が訪れた僧院クリニックは、つまりそのような場所でした。診療科目は、内科と歯科。経験豊かな医師が診察を行い、歯科用の立派な診療台もきちんと備え付けられています。薬も無料でもらうことができます。
完全に無料にしてしまうと、感謝の気持ちや自らの健康を気遣う気持ちが薄れてしまうかもしれないので、500チャットだけ(日本円で数十円)もらっているそうです。
働いているスタッフは、医師・歯科医師・看護師・理学療法士・アシスタントほか、すべてがボランティアです。週に数日、午前中だけ開かれる無料のクリニックのために、現役の医療スタッフをはじめ定年退職後の医師などがボランティアをしています。薬や医療物品・医療機材は、寄付や寄贈によって賄われています。
なぜそのような無料のボランティア・クリニックがあるのでしょうか。それはミャンマーの医療事情と関係があると思います。
ミャンマーの公立病院は、安い金額で医療を受けられるところです。しかし安いこととひきかえに、必要十分な医療を受けることが難しいのが現状です。ひとつの町にある公立病院の数は限られていて、通いにくい人々も大勢います。
いっぽうで十分な医療を受けられる場所もあります。私立病院です。
お金があれば、私立病院で十分な医療を受けることができます。立派な設備がある高級な私立病院もあると聞きます。私立病院で医療を受けるには、あらかじめ、まとまったお金が必要になります。
そのような社会背景があるため、通いやすく、無料で診療を受けられ、薬までもらうことができる僧院クリニックは、ありがたい存在です。実際に私が訪問した時も、クリニックは地元の人々であふれていました。待合室は一種の社交場のようになっていて、会話が飛び交うにぎやかな場所でした。
ところで、ミャンマーで最近流行っているものに、500チャットのどんぶりめし食堂(ဇလုံးထမင်း 500 ကျပ်)があります。
最近ミャンマーのあちこちに500チャットの格安食堂が出来ているという記事をFacebookで読んで興味が湧いたので、現地の友人にくわしく教えてもらいました。今年の11月はじめ頃、どんぶりめし(ဇလုံးထမင်း)一杯500チャットの食堂がヤンゴンの路上に出来て、他の町でも次々に真似しはじめる人が出てきたそうです。
500チャットを払ってどんぶりめしを食べてもいいし、もしも2000チャット払うならば、自分以外に、いまは500チャット払うことが難しい3人も食べることができます。どんぶりにすれば洗い物もかんたんです。その食堂に10000チャットとか20000チャットとか、寄付している人たちもいます。
余裕がある人は多めにお金を出して、いまは余裕がない人は、遠慮することなく恩恵を受けられる。僧院クリニックと500チャット食堂は、同じ精神で運営されていると思いました。
あらためて思い返すと、ミャンマーではそのような相互扶助をあちらこちらで見かけます。それは2021年2月1日以降の市民社会でも同様です。助け合いが行政から発信されるのではなく、地域社会や宗教の中から、必要に応じて草の根的に立ち上がってくるところが、ミャンマーのすごさだと思います。
ミャンマー市民の助け合いの精神と機を得たアイデアから、学ぶことがたくさんあると日々感じています。

僧院クリニックの診察風景
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無料で提供される薬
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寄贈された歯科診療ベッド
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Posted by 鈴木 at 15:00
リレー投稿「ミャンマーから教わったこと」編★vol.6 [2022年01月09日(Sun)]

「『家族』の広さとやさしさ」
こんにちは。ボランティアパートナーの仲野です。今年3月に大学院を修了後、修士論文の一貫で作成したミャンマー青少年向けの喫煙防止教育ツール・寿命の減るすごろくを翻訳したものの、持って行けず、あたためているところです。

私には、ミャンマーにたくさんの兄弟姉妹がいます。
ビルマ語には、少し年上の男性をアコー(兄)、女性から見た年下の男性をマウン(弟)、年上の女性をアマ(姉)、年下の女性をニマ(妹)とする呼称があります。
ミャンマーでは、親しくなると、名前ではなく、上記のような呼称で呼びます。
ちなみに、学校の先生は生徒のことをター(息子)、タミー(娘)と呼ぶことが多いです。

2018年留学中の約1年間、現地の大学1年生と一緒に寮で生活していたため、たくさんの弟と妹ができました。
ある時、“妹”の一人の地元(パテイン)に遊びに行きました。
ヤンゴンまで片道4時間以上の道を運転して迎えに来てくれたのは、隣の家のおじさん(血縁関係なし)と彼女の祖母でした。
私たちを送り届けたら、おじさんはさっと自分の家へ戻っていきました。
滞在中、パゴダ(仏塔)を見に行くことになりました。
ミャンマーには多くのパゴダがあり、基本パゴダ巡りが旅の中心になるので、この時もどこのパゴダに行くのか気にせず、車に乗り込みました。
そこそこ進むと、検問所がありました。当時、ヤンゴンから外に出ると、時々検問所があったので、今回も適当に通行料払って終わりかなと思っていると、制服を着た人が車の窓から顔を入れてきそうな勢いで後部座席まで覗き込んできます。普段の雰囲気よりもピリピリとしています。「乗っているのは誰か」と聞かれて、ここは外国人が簡単に通れる場所ではなかったかと怖くなっていると、友人のお母さんが「家族」と一言言いました。ちらりと私の方を見ましたが、それ以上質問することなく、通行を許可してくれました。

止められることが面倒で、「家族」と言っただけかもしれませんが、日本で留学生を連れて、家族で出かけたとき、「乗っているのは誰か」と聞かれたら、「家族と留学生(と近所の方)」と言うと思います。
そこで、ためらうことなく「家族」と言ったことが、ミャンマー人にとっての「家族」の広さを表しているように感じました。

よくミャンマーは人が良いと言われますが、自分の為に功徳を積むというだけではなく、家族への見返りを求めない優しさで身近な他人に接しているから、優しさを感じやすく、人が良いという表現になるのではないかと考えるようになりました。
日本で長く暮らしていると「家族」と「他人」の間には大きな差を感じますが、ミャンマー人を見習い、もう少し境目を曖昧にして、優しくなりたいと思います。
ミャンマーにいる多くの兄弟姉妹の安全を日々願っています。

(写真1)小舟に乗って出発
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(写真2)崖に突然現れた仏様@
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(写真3)崖に突然現れた仏様A
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(写真4)小舟を降り、登ったパゴダ(仏塔)の頂上手前で出迎えてくれた像
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Posted by 鈴木 at 17:00
リレー投稿「ミャンマーから教わったこと」編★vol.5 [2022年01月09日(Sun)]

ミャンマーでクレジットカード事業をしていました、松下裕二です。現在、日本の決済会社に勤めつつ、ミャンマーやメコン新興国の子供たちのために成長や挑戦の機会を創っていけるよう、社団法人を立ち上げまして、活動を開始したところです。ヤンゴン在住時に名知先生と知り合ったことがきっかけで、MFCG参加しました。

「日本との長い心の繋がり、優しさ」
今回のテーマで私が真っ先に思いついたのは、その一言です。
ミャンマーとの関わりが少しでもある方は、感じられたことがあるかと思いますが、ミャンマーの方々は本当に優しいですよね。"心の繋がり"を感じます。逆に、ビジネスの世界でも心で繋がれるか、ということがとても大事な要素であったようにも感じます。ミャンマーでの仕事をさせていただくようになってから知ったのですが、日本の敗戦後、世界で最初に賠償を放棄し、荒廃し、食べることにも苦しんでいた日本に、食糧(お米)を送ってくれたのがミャンマーだったのです。
また、今やアジアナンバー1となった日本サッカーですが、日本サッカー界に"パスサッカー"を教えてくれたのは、イギリス統治下のビルマから日本へ留学していた、ミャンマー人のチョーディンさんでした。私はこの事実を、日本サッカーミュージアムで知りました。
ずっと優しく、助けてもらっていることを、私たちは知りませんでした。私はミャンマーとミャンマーの人たちが大好きなので、自分のできることで少しずつでも恩返しできたら、と思っています。

(写真1)日本サッカー殿堂入りされている、Kyaw Dinさん。(日本サッカーミュージアムにて撮影)
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(写真2)2018年、ヤンゴンでの業務時、ミャンマーサッカーのナショナルリーグと提携契約調印式の時の一枚。現在は日本で、リーグのコンサルタントをやっています。
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(写真3)増上寺でのミャンマー祭では、娘とともにMFCGのボランティアで参加したこともあります!
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Posted by 鈴木 at 15:00
リレー投稿「ミャンマーから教わったこと」編★vol.4 [2022年01月08日(Sat)]

こんにちは。MFCGのマンスリーサポーターのA.Kです。私が学んだのは、「助け合いで学校まで自ら作り上げてしまうミャンマーの人々の強さ」です。
私は、2015年9月に初めてミャンマーの地を訪れました。
当時は東京での仕事を辞めることになり、でも次にやるべきことが見えなかったので、アジア旅に出ることにし、最後に訪れたのがミャンマーでした。
その際ミャンマーで強烈な印象に残ったのは、ヤンゴン郊外の尼僧院で見えた人々の助け合いでした。そちらの僧院には100人以上の女の子たちが暮らし、何百もの子どもの通う寺子屋も運営されていました。
そこにいた子は、何らかの理由で親と一緒に生活することができなかったりして、仏門に出され、仏教のルールに基づく暮らしをしていたのですが、戒律の中でストレスをためているようには見えませんでした。
一番小さな5歳くらいの女の子は、あどけない普通の子供でした。シャン州などの紛争地域の出身で、そこにいては危険ということで、人づてに知ったこのお寺に預けられていたということでした。
尼僧の格好をみんなしているものの、あたたかい人々に守られ、女の子たちは安定した暮らしができているように思われました。
そして、そんな尼僧院は地元やヤンゴンの人たちからの寄付で運営されていました。これほど大きな活動が、市民の寄進で成し遂げられているのは私には驚きで、純粋に感動しました
敬虔な仏教徒が多く、聖職者に寄進することが良い来世をもたらすと信じているミャンマーの人々は、積極的にお寺に寄付をすると言いますが、想像以上でした。
政府が機能しない期間が長かったからこそ、市民は自分たちの力で立ち上がり、弱き人々を守る活動をしていたのです。
私はもっとミャンマーのことを知りたいと思うようになりました。仕事を探していた当時ですが、その直後にはベトナムで半年ほど働き、その後ミャンマーでの仕事を見つけ、1年余りヤンゴンで働きました。
その間はお世話になった友人が寄付を募って田舎に学校を建てるというので、私もまとまった金額を寄付し、私の名前もそこに刻まれました。
早くミャンマーに平和と安定が取り戻されることを強く願っています。

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Posted by 鈴木 at 15:00
リレー投稿「ミャンマーから教わったこと」編★vol.3 [2021年12月09日(Thu)]

「仕事やお金がすべてじゃない」
こんにちは。MFCGブログチームの桂川です。
ミャンマーの人材紹介会社で働いていた時のお話です。
事業拡大のため、新たに採用したスタッフのPhyuさん。彼女にとっては初めての就職だったのですが、入社直後から要領よくてきぱきと仕事をこなし、笑顔で明るく、将来の幹部候補になるかも、と期待しながら一緒に働きはじめました。
入社から半年ほど経過したある日の事。
「相談があります」とのことで話を聞いたところ「父親が急死した。2人姉妹で姉は働いている。母1人では寂しいだろうし心配だから仕事を辞めて母のそばにいようと考えている。」そんな内容でした。
彼女は実家から会社に通っており、母親の介護が必要なわけでもない様子。ミャンマーの人が家族を大切にしている事を頭では理解しつつも、日本で長く働いていた私の感覚では ”仕事を辞める理由”としては理解しづらいものでした。文化の違い(?)のようなものに思考は追いつかず、モヤモヤしつつも黙って彼女の言葉に耳を傾け続けました。不幸の直後でもあり、辞めることを決めたわけでもなかったので、その場ではただただ彼女の気持ちを受け止めるにとどめました。
その週末、ヤンゴン市内にある彼女の家までお葬式に行きました。決して大きな家ではないものの、掃除が行き届いた玄関を入ってすぐの6畳間ほどの部屋へ。そこには、近所の人3−4人と、Phyuさん、そして彼女の母と姉がいました。
とても辛いだろう中、一目で外国人とわかる私に気を遣って話しかけてくれる彼女の母。その脇に、ピタッと張り付くように寄り添う彼女の姿。
その姿を見て、急に「仕事が最優先ってのは思い込みだったのかも」との想いが腹落ちしました。その時の光景は、今も脳裏に焼き付いています。
もちろん生活のためにお金は必要で、お金を稼ぐためには働く必要があります。しかし、仕事を最優先にして本当に大切にしたい何かを犠牲にしてしまうのはどうも違うのではないか?今は家族のそばにいたい、その本人の想いの方が彼女の人生にとって大切なのではないか?と、そんな事を感じたのです。
もし彼女が仕事を辞める道を選んだら、その想いを尊重し、少し落ち着いて彼女が「また働きたい」と言ってくれたら、その時に喜んで受け入れてあげよう、とそんな事を考えていました。
結果として、彼女は仕事を辞めることなく働き続け(結果的に、私の方が先に辞めてしまいました…)、その後 社内でもリーダークラスに成長、日本出張の機会を与えられるなど、社内評価も高く活躍しているようです。
資本主義社会の中で生きる上で、現実的に頭で考えれば、仕事やお金のことを優先するのは当たり前かもしれません。しかし、それよりも自分自身の心の中にある、本当に大切にしたいことをきちんと大切にする。その方が人間らしくて豊かな人生である。そんな事をミャンマーに教えてもらいましたし、その教えを忘れないよう心がけています。

写真)道の途中で止まったバスを、乗客が降りて押している、ミャンマーらしくて好きな光景。
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Posted by 鈴木 at 14:11
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