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1500円のご支援でマラリアにかかった子ども10人分を治療する薬が買えます。

【お知らせ】
テレビ東京世界ナゼそこに?日本人〜知られざる波瀾万丈伝〜」に 代表名知の現地の活動紹介されました
放送局:テレビ東京
番組名:「世界ナゼそこに?日本人〜知られざる波瀾万丈伝〜」
日時: 2015年6月15日(月)
詳しくは こちらです
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ミャウンミャ現地での活動をお伝えします(その1) [2020年05月15日(Fri)]

 ミンガラバー。いつもご支援いただきありがとうございます。運営パートナーの金崎と申します。
 MFCGでも新型コロナウイルスの影響を受けて、3月に開催予定の活動報告会が延期となり、現地での活動をお伝えする機会が少なくなっています。また、ミャンマーでも新型コロナウイルスによる外出が規制され、代表の名知が活動地に向かうことが困難な状況です。
一方で、現地では今も事業が進んでおり、このブログで最新の状況を皆さんにお知らせできないかと考えました。

 第一回目は、改めてMFCGの活動地の一つであるトーイ村をご紹介します。トーイ村があるミャウンミャはミャンマー南西部の湿地帯に位置します。海に近いため、塩害で作物が育ちにくく、雨期には川の増水で道や村が水没する!という環境で村の人は生活しています。
 トーイ村では巡回診療に加えて、井戸と家庭菜園を中心としたコミュニティの作成に特化した事業を進めています。家庭菜園(コミュニティガーデン)活動では、病気の予防には栄養のある食事が必要不可欠なことから、菜園事業を始めました。しかし、活動地は作物が育ちにくい地でもあるため、希望者には有機野菜の栽培方法を支援しています。MFCGでは無農薬の有機栽培を進めているので、受講希望者が農薬を使っていないことを確認し、地球市民の会(TRA)さんと連携して農薬を使用しない栽培方法(ビール、砂糖、ニンニク、ショウガで駆虫剤を作るなど)を指導しています。そして、この3月にはダイコンやインゲンなどがたくさん育ちました。この野菜を売ることで安定収入や将来に備えた貯金を作ることができます。
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 しかし、順調に見えるトーイ村の活動ですが、課題もあります。それは、MFCGの目標である自分たちの手で生活環境の課題を解決し、持続可能なコミュニティを作っていくことです。この村の課題である、作物が育たない雨期をどう乗り越えていくか。更には、毎年必要な菜園の種の費用をどうするか、お金を出し合い運用する仕組みが必要です。MFCGが活動する前は、村の人たちは目の前の生活で精いっぱいだったので、貯蓄や備えなどの意識を変える(考えてもらう)ことから始めなければいけません。今は新型コロナウイルスの関係で現地に入れないですが、村の中で一つ一つの課題をみんなで話し合う大切な時期なのかもしれません。
(トーイ村の井戸事業については次回報告します。)

(おまけ名知さんもヤンゴンで自粛中です!)
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Posted by 鈴木 at 18:00
ヤンゴンの僧院クリニック [2020年02月24日(Mon)]

ネーカウンラー?(おげんきですか?)MFCGボランティア・パートナーの鈴木一登です。普段は東京の訪問看護ステーションで作業療法士として働いています。趣味は貧乏旅行です。

1月にヤンゴンへ行った時に、僧院が運営しているクリニックを訪問する機会がありました。今回は、ミャンマーの「僧院クリニック」について報告します。

ヤンゴン・ダウンタウンの東、バズンダウン川を渡ったところに、タケターと呼ばれる地区があります。縁があって、タケター地区にあるお坊さんが運営している「僧院クリニック」を訪問させていただきました。

縁をつくってくれたのは、アウンさんです。
アウンさんは「オール・アクセス・ミャンマー」という技能実習生送り出し機関の代表をされています。
タケターの僧院クリニックは、アウンさんのお兄さんが運営しています。
開院してから今年で11年目とのことです。

僧院クリニックが開くのは、毎週火曜日と木曜日の午前中。
診療時間になると、近隣に住む100人から150人くらいの人々が歩いて訪れます。

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3階建ての1階部分を診療所として利用しており、床も壁もタイル張りで清潔感がありました。
問診室、診察室、歯科治療室、薬部屋などがあり、訪問時は開院時間だったため、診療を待つたくさんの人が廊下の長イスに座っていました。

クリニックを利用する人々は糖尿病や心臓病の持病がある方が多いということです。
診療費というわけではないが、患者さんからは200チャット(日本円で20円くらい)もらっているそうです。
これは「病気になるとお金がかかるから、病気にならないように気をつけてください」という意識付けとのことです。

働いている医療スタッフはすべてボランティアです。
医師・歯科医師・看護師・理学療法士などが、ボランティアとして参加しています。
クリニックの運営費は、寄付によってまかなわれています。

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診療を終えた人は、薬をもらって家に帰ります。
薬の代金は無料です。

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日本では、糖尿病に対する薬物療法と平行して、運動療法を行うのが一般的と思います。
ミャンマーでは薬物療法が主流であり、糖尿病の専門病院以外では、運動療法はまだあまり行われていないそうです。
お防さんは、運動療法の必要性を感じられており、目下、運動用マシーンの導入を検討している、と言っていました。

また、この僧院は、学校も運営しています。
様々な理由により公立の学校へ通えない子どもたちに対して、教育を行っています。
ミャンマーの一般の学校と同じように車での送迎も行っており、子どもたちはピックアップトラックで通学しています。

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この僧院では、現在新しい学校の校舎を建設しています。いまは木造の古い僧院の一階部分を学校として利用していますが、新校舎が完成すれば、今より多くの子ども達がここで勉強することができようになるでしょう。

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「寄付」とボランティアで運営されている僧院クリニックという、日本には存在しない、特殊な医療機関を見学させていただき、あらためて感じたことがあります。
ミャンマーという国と人々のことをよく理解するためには、ミャンマーの仏教についても、もっと理解を深めなければならないな、ということです。

あたたかく迎えてくださったアウンさんのお兄さん、丁寧に説明をしてくださったクリニックのスタッフに、そして間を取りもってくださったアウンさんに、この場を借りてあらためてお礼を申し上げます。

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Posted by 鈴木 at 23:43
MFCG 2020年の抱負 [2020年01月19日(Sun)]

2020年の幕があけて既に3週間過ぎようとしています。

皆さま、如何お過ごしでしょうか?

MFCGは、2008年任意団体として始まり、2012年に法人化、2015年からミャンマーの現地、ミャウンミャで12村の巡回診療から活動を開始しました。

“命を育み、夢を繋ぐ” そして “自分の健康は自分で守る” をいつも考えながら活動を進めています。

これまでに、嬉しいことも、大変なことも(概ね、大変なことの方が多いのですが・・・笑)ありましたが、ここまでこれたのも 御支援をしてくださいます皆さまのおかげです!
ほんとにありがとうございます。

2019年からMFCGはトーイ村をモデル村とし、OASISさまのお力添えを頂き安全な水の確保のための井戸掘り、そしてそこからモーターによる電気の発生を起こし、夜、子たちの勉強に貢献できるようになりました。また、有機野菜の栽培は家庭菜園レベルだけでなくコミュニティガーデンの作成を2020年3月までに予定しています。
さらに、タンデイ―村でお産のための安全な水の確保のために井戸堀を行い、村の簡易診療所で出産ができるようにしたいと考えています。

まだまだ多くのことを村の住人たちと一緒に行っていく計画です。

2020年がどんな1年になるかは 皆さまと同様、村の住民と我々、MFCGとの協働作業です。

前に前に前進しながら、明るい世界を創っていきたいと想います。

引き続き応援のほどよろしくお願い致します。

 ミャンマー ファミリー・クリニックと菜園の会(MFCG)
  代表理事・医師 名知 仁子 拝

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Posted by 鈴木 at 20:36
講演会での気付き [2019年11月12日(Tue)]


こんにちは。
ボランティアパートナーの仲野です。

前回、ブログに掲載させて頂いた、8月のミャンマー・ヤンゴンで開催されたイベントで、ご縁に恵まれた世界平和女性連合(Women’s Federation for World Peace: 以下WFWP)のシンポジウムが先日東京で開催されました。今回も、名知に講演の依頼があったので、私も参加させて頂きました。


前回のブログでは、イベントの内容に文字数を多く割いてしまったため、今回は先に同NGOを紹介させて頂きたいと思います。

WFWPは、「地球は一つの家族」をモットーに国内外で活動しているNGOです。海外の開発途上国では、1:女性の自立支援・地位向上、2:子供の教育(学校建設・里親)、3:医療・保健指導、4:エイズ予防教育のプロジェクトを展開しています。1992年に創設され、1997年に国連NGOとして認定されました。(参考:http://wfwp.jp/

そのWFWPが、「子どもたちの未来のために今、私にできること」というタイトルで国際協力シンポジウムを開催していました。名知が終始話されている、ミャンマーの成長はミャンマー人次第であること、そのための活動であることが、よく伝わっていたようです。

S__33095684.jpg(撮影:WFWP)

ここで、参加者の声も紹介します。
・活動の在り方が、ミャンマーの人たちが自分の力で自分の国を守る方法を教えておられることが素晴らしいと思います。
・やっぱり、ミャンマー人として支援してくださるいろいろな方に感謝します。ただ、永遠に受身で期待するのではなく、自分たちで自立したいという意識を持たなければならないと思いました。(ミャンマーの参加者)

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(撮影:WFWP)
新しい気付きや、新たな発見があるのが講演の良さなのでしょう。



私個人の話になりますが、前述した8月のイベントの際に歯磨き指導の重要性を伺い、ヤンゴンの学生の歯磨きの実態が気になりました。そして、名知にインタビュー項目を確認して頂き、ヤンゴン大学の学生を中心にインタビューをしました。出身地によって、学校での歯磨き指導が異なっていたことがわかってきました。やはり、都市部の方が、徹底されているようで、病院の先生による1年に1回の歯磨き指導があったと教えてくれた人が多かったです。少し都市から離れると、病院の先生ではなく、保健を担当する人達が、指導を行っていたようです。
また、指導があった地域の話になりますが、指導内容は、歯磨きの回数や、磨き方、交換時期の目安等でした。歯のことについて考えてから、今回再び講演を聞く機会があり、また新しく確認したいと思う事が出てきました。


普段、大学院でミャンマーの公衆衛生について考えているので、また新たな視点から考えていきたいと思います。







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Posted by 仲野 at 22:34
WFWPの集いに参加して [2019年10月21日(Mon)]
初めまして。
ボランティアパートナーとして、参加させて頂くことになりました、仲野です。

学部でビルマ語を専攻して、2018年12月から約10カ月ヤンゴン大学に留学していました。留学中に、ミャンマーの人々の健康について考えるようになりました。毎日少し、健康的な暮らしをすることで、救われる命が、既に健康に気を遣っている先進国に比べて、はるかに多いと感じました。旅行中も、留学中もたくさん助けてくれたミャンマーの人々に対して、恩返しできるように、人々の健康に関わるものを全て扱う公衆衛生という学問を現在大学院で学んでおります。



今まで、ただただミャンマーが好きなだけでしたが、ミャンマー×公衆衛生という観点を持ったことで、名知先生、MFCGについて興味を持ちました。増上寺のミャンマー祭りでお話を伺ったことをきっかけに、今年の夏、ミャンマー訪問の際のイベントに参加させて頂きました。


今回は、そのイベントについて報告します。

8月18日、ミャンマー・ヤンゴンにおいて、国連NGO 世界平和女性連合(WFWP)が主催して、姉妹結縁式・教育費授与式が開催されました。

WFWPミャンマーの会長の挨拶から始まり、まず、姉妹結縁式が行われました。日本人女子学生とミャンマー人奨学生の1対1で、姉妹のように交流できるようなきっかけを醸成していました。
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(撮影:名知先生)
多くの団体が行っている里親制度の手紙交換もそうですが、顔の見える交流はお互いに応援し、頑張りあえるので、素敵な取り組みだと思いました。

慣れないミャンマーの環境で、体調を崩してしまった日本人学生の代わりに、急遽、お話やプレゼント交換に参加したのですが、ミャンマー人からのプレゼントは、やはりロンジー生地でした。(ちゃんと、復活して戻ってきた日本人学生にプレゼント渡したので、見せてもらっただけですが...)

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(撮影:名知先生)

4年以上になるミャンマー人との交流の経験から、大切な人だと伝えたい時、感謝を示したい時などにロンジーが贈られることが多いと感じていたので、本当にこのWFWPの奨学金や交流に感謝しているのだろうと思いました。

その後の奨学金授与式に続いて、名知先生の講話がありました。

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(撮影:名知先生)

参加していた学生の専門は、英語、経済の他に、医療系も多くいたので、講話のあとの質疑応答も盛り上がっていました。講話の内容は、ブログを読んでいる皆さんはよくご存じであろうと思うので、また、11月10日にも、講演があるので、こちらでは省かせて頂きます。

1つだけ。
質疑応答で、地域医療についての質問が出ていました。名知先生の活動を通して、如何に地域で自分たちの暮らしを守っていくのか、その術、志がミャンマーの学生たちにも伝播していくことを願っています。


先程も少し触れましたが、
11月10日に講演があります。是非、お越しください。





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Posted by 仲野 at 10:02
ミャンマーの障害者団体 MILI に行ってきました [2019年09月22日(Sun)]

 ネーカウンラー?(お元気ですか?) MFCGボランティアサポーターの鈴木一登と申します。東京都の訪問看護ステーションで作業療法士として働いています。趣味は貧乏旅行です。
 今日は、2019年8月に1週間ほどミャンマー・ヤンゴンに滞在し、現地の障害者団体を訪問してきましたので、その報告をさせていただきたいと思います。

 私がヤンゴンで訪問したのは「MILI(ミリ Myanmar Independent Living Initiativeの略)」(http://mili.org.mm)という団体です。
 MILIとはどんな団体か。
 ミャンマーで障害を持った人たちが障害を持っていない人たちと同じように、自立した生活と社会参加を獲得していけるように、さまざまな活動を行っているNGO団体です。

 MILIはミャンマーが民主化する前の2011年に設立されました。2019年現在、ミャンマー全国に28の支部があり、4752人の会員がいます。 その活動は多岐に渡り、障害者の雇用に関する活動から、教育、保健、政治への働きかけ、バリアフリープロジェクトなどなど。自分たちでラジオ番組を作って放送もしており、年に1度、障害を持つ人たちの芸術やダンスを披露するお祭りもやっています。

 ヤンゴンのタマインにあるMILIのオフィスには、現在47人のスタッフがいます。いろいろなプロジェクトごとに分かれて活動し、全スタッフ・ミーティングを頻繁に行なっています。
 MILIは障害を持っている人たち自身が運営しているのが特徴で、スタッフの中には、先天性の身体障害を持っている人、四肢の切断をしている人、視覚障害がある人、聴覚障害がある人などがいます。
 資金面での日本の協力は大きく、現在日本財団から助成金を受けて活動をしています。  

 MILIの設立者ネイリンソーさんとユヤトゥさんは、もともとAAR(難民を助ける会)という日本のNGOのスタッフでした。だから彼らは日本語がとても上手です。MILIのスタッフの中でも以前AARにいた人はたくさんいます。

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右側の女性がユヤトゥさん。中央の男性がネイリンソーさん。両脇にいるのが作業療法士の大塚進さんと筆者。左側の女性はヤンゴン中央病院の作業療法士トートールウィンさん。

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MILIのスタッフたち。みんなとても明るいです。

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MILIで働くには、コンピュータの能力はかなり重要です。

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 ところで、今回なぜMILIに行くことになったのか、という話を聞いてください。

 私は今から10年前、リハビリテーションの学校に通っていました。学校は春休みが1ヶ月くらいあったので、長い休みを利用して、1年生から2年生になる春休みにはバングラデシュに行きました。そして2年生から3年生になる春休みにはミャンマーへ行くことにしました。
 そして、せっかくリハビリテーションの勉強をしているのだから、ミャンマーでリハビリテーションに関係がある場所を見てみようと思い、調べました。

 当時、ミャンマーはまだ民主化していなかったため、日本の企業もNPO/NGOもまだあまりなかったのですが、AARはヤンゴンで身体障害者のための職業訓練校を運営していました。そこでAARにお願いをして、見学をさせてもらうことになりました。

 旅行中にヤンゴンのAARを訪問し、職業訓練校と子どものリハビリ施設を見学させてもらいました。その時に、私のために日本語で詳しい説明をしてくれたのが、後にMILIを設立することになるユヤトゥさんでした。
 その時、ユヤトゥさんは家に招待してくれてごはんをごちそうしてくれたり、日本語を一緒に勉強している仲間を紹介してくれたりしました。

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10年前のAAR。左側の男性は後にユヤトゥさんと結婚したサウルーさん。

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10年前の私も写っています。中央の男性が日本語を教えていた先生です。

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 10年前のミャンマーは鎖国状態で、海外とインターネットでつながることも難しい状況だったので、私が帰国してから、ユヤトゥさんが何をしているのかを知ることが出来ませんでした。
 たまに、「ヤンゴンのAARに行ってきたよ」という人と会った時に、ユヤトゥさんがいたかどうかをたずねましたが、「そんな人は会わなかったなあ」という答えばかりで、彼女はいったいどこへ行ったのだろうと思いながら、10年が経ちました。
 
 今年の6月に転機が訪れました。きっかけを作ったのは、なんとMFCG代表の名知でした。
 「鈴木さん! ミャンマーから日本に、障害者の権利について勉強しにきている青年がいるから、紹介しますよ〜。みんなでごはん食べましょ〜」
 名知が引き合わせてくれたのが、ミョーミンテッさんという車イスを利用しているミャンマー人の青年でした。

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高田馬場のミャンマー料理屋ヤマニャで会いました。

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 それから1ヶ月後、ヤンゴンに帰ったミョーミンテッさんとfacebookのメッセンジャーのチャットをしている時に、10年前にAARで撮ったユヤトゥさんの写真を見せました。同じ障害者である彼なら、彼女が今どこにいるかを、知っているかもしれないと思いました。
 「その人なら知っていますよ。私は今彼女がいるMILIという団体で研修をしていますよ」
 そこで初めて、MILIという団体のことを知りました。facebookでも彼女を見つけることができ、連絡をしました(ミャンマーでは、日本よりもfacebookをやっている人が多い。ほとんどの人がやっていると言ってもいいくらい)。
 そして8月にミャンマーに行く時に、MILIを訪ねることにした。というわけです。

 話が長くなりましたが、そのようなわけで、10年ぶりに再びユヤトゥさんに会うことができたわけです。

 MILIへ行った時、これからのプロジェクトについて、ネイリンソーさんとユヤトゥさんに教えてもらいました。
 「障害者のためのIDカードを作ろうとしています。ミャンマーでは、障害者は国からどんな補助も受けることはできない。受けられるようになるかもわからない。でも、まずは、どこにどんな障害者が住んでいて、どれくらいの数の人がいるのか、データを集めることから初めなければならないのです」

 日本の障害者手帳にあたるものが、ミャンマーにはまだ無いそうです。国も、障害を持った人たちのデータを、ほとんど持っていないようです。
 彼らの道のりは、まだはじまったばかりです。

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私が帰国する日、お昼ごはんをみんなで食べることができました。

MILI(Myanmar Independent Living Initiative)
No.(17/19),Tharyaraye Street, Quarter – 3, ThaMine, Mayangone Township, Yangon, Myanmar.
 http://www.mili.org.mm




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Posted by 鈴木 at 22:16
七夕に成恵会チャリティー演奏会でボランティア! [2019年08月25日(Sun)]

はじめまして。6月からボランティアと運営メンバーとして協力している運営パートナーの金崎と申します。

さて、今回は成恵会チャリティー演奏会のボランティアとして参加した体験を紹介したいと思います。

成恵会チャリティー演奏会では、長谷川院長のご好意の下、MFCG代表の名知の講演とブースを出展して、MFCGの活動を紹介しています。

チャリティー演奏会の本番一週間ぐらい前に打合せを行いました。例年支援者がどのような事を期待なさってお越しくださっているのかの情報共有を行いました。打合せの中で、今回のコンサートでは毎年来られる支援者も多い事から、今年は現状の報告を中心にお伝えしようと決めました。

この様な打合せを通じて、支援者がどの様な思いで来てくださっているのかを知ることも、とても大切な事だと思いました。

当日は、午前中に会場とブースの設営を行いました。MFCGのブースでは今回のテーマである、「MFCGの活動により起きた変化」を伝えるように写真やレイアウトを配置しました。

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特に個人的にはMFCGの活動によって、現地の人が自立的にゴミ箱を設置したり、現地の人の意識が変化していくことが印象的だったため、そのような活動を説明しようと心がけました。(どこまで上手く伝えられたか分かりませんが、、)

最後に個人的な感想ですが、MFCGにはとても多くの支援者がいること、多くの方々の協力によって運営が成り立っている事を実感しました。私自身、元々は一人の参加者として活動報告会などに出席していたこともあり、参加者としての視点を大切にしたいと思っています。

これからもMFCGの活動をどうぞよろしくお願い致します花見(さくら)

またボランテイアパートナーさんも大募集中です!

運営パートナー 金崎

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Posted by 鈴木 at 20:25
早稲田奉仕園での無料健康相談会に参加しました [2019年08月04日(Sun)]
ミンがラーバー
こんにちはMFCGボランティアパートナーの塚本です。6月9日(日)に行われた、早稲田奉仕園での無料健康相談会に参加した時の様子を、歯科衛生士の視点からお伝えしたいと思います。

普段、私は歯科衛生士として、歯科医院に勤務しています。好きな分野は予防歯科です。
日本で暮らすミャンマーの方々を対象とした無料の健康相談会の中で予防歯科のブースがあるのですが、回を重ねるごとに希望して下さる方の割合が増えたように感じます。

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私は今回で3回目の参加ですが、初回は歯科検診の結果、歯科医師からハミガキや食事のとり方の指導が必要とされた方だけに情報を伝えていました。しかし、今回は自主的に希望される方が増えたのが印象的でした。自分の口の中に関心を持ってもらえる事。これは歯科衛生士として嬉しいことの1つです!

そしてもう一つ嬉しい気づきがありました。以前はコーラや甘いジュースを良く飲むという方も結構おられましたが、今回は甘いものはあまり食べない、お茶を良く飲むという方が多くいらっしゃいました。

甘いものをダラダラ食べてしまうのが実は1番虫歯になりやすく、ある程度決まった時間に飲食するほうがずっと虫歯になるリスクは下がります。食生活が変化して、虫歯は減少しているのかな?と思っても、まだまだ奥歯に虫歯があったり、歯石が溜まったままになっている方も多く、日本で歯科医院にかかるのは、ハードルが高いのだなと感じました。今後数年でミャンマーも含めアジア圏から多くの労働者や、そのご家族が日本で暮らすことになるでしょう。異国で少しでも快適に過ごせるよう、このような無料の健康相談会のニーズが高まるのではないかと考えます。

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私は予防歯科の観点から、彼らの健口(けんこう)のサポートが出来たら良いなと思っています。MFCGの活動に細く長く参加出来ているのは、毎回色んな出会いがあって、吸収する事が多く、楽しいからだと思います。セッティングや片付けも毎回バタバタしながらも何とか無事終わる。そんなところも、らしくて好きですにこにこ


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Posted by 伊藤 at 16:07
ミャンマー祭り2019は熱かった! [2019年06月28日(Fri)]
2019年6月5日 愛知県一宮市 和澤功


恒例のミャンマー祭り2019が5月26日(土)・26日(日)、芝 増上寺境内にて開催されました。

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MFCGも出展しましたので、応援に(ボランティアとして)私も26日の午後現地に入りました。

当日は快晴で、真夏日のように38度を超す暑い日でしたが、多くの方が来場していました。MFCGのブースでは、「ヤンゴンの広さ、上水道の普及率、歯磨きに使っているものは、…」などのミャンマークイズに答えてもらう形式で、ミャンマーの実態を知ってもらい、MFCGの活動を理解し応援していただけるようにするものです。

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私がブースについた時には、既に先輩ボランティアの方々が、次々に訪れる方々に、巧みな話術やすてきな笑顔で応対されていました。

幸い、MFCGのブースは狭いものの、隣に大きな木がありその木陰が皆さんに多少の涼しさを作ってくれていました。

ボランティアには、可愛い小学生も参加してくれ、訪れてくれた方も、ボランティの方も熱く燃えていました。

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ブースは、メイン通りから外れた所の一番端っこにありましたが、MFCGや名知代表を訪ねてきてくれる方の多さにびっくりです。既にMFCGの応援団になってくださっている方々が、このミャンマー祭りに出展していることを知って、わざわざ訪ねてきてくれたのです。思わず、私の胸も熱くなりました。

私自身は、お菓子の差し入れと写真を写すことくらいしかできませんでしたが、ボランティアの方、来場してくださった方の熱い気持ちがいっぱいの、ミャンマー祭りに感動しました。

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また、終了後の食事会での冷えたビールは最高でした。


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Posted by 伊藤 at 00:00
在日ミャンマー人のための無料健康相談会 開催! [2019年06月13日(Thu)]

ミンガラバー こんにちは。MFCGボランティア会員の鈴木一登と申します。ふだんは東京都の訪問看護ステーションで、訪問リハビリの仕事をしている作業療法士です。

今日は、先日東京の早稲田奉仕園で開催された「在日ミャンマー人のための無料健康相談会」の報告をします。

「在日ミャンマー人のための無料健康相談会」は、日本に居住するミャンマー人を対象に、おおよそ1年に1回、MFCGにより行われています。
開催場所は、地下鉄東西線早稲田駅から徒歩5分程にある早稲田奉仕園というキリスト教の教会です。
ここでは、毎週日曜日にミャンマーの少数民族であるカチン族とカレン族が日曜礼拝を行っています。

最近はMYSA(マイサ Myanmar Youth & Students Association)という在日ミャンマー人のグループがボランティアで手伝ってくれています。
今回ボランティア参加してくれたミャンマー人医師のユパさんとイさんも、日本の医科大学に留学しているMYSAのメンバーです。

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開始前のミーティング

では、健康相談会ではいったいどんなことをしているのかというと……。

1.身長測定・体重測定。
2.血圧測定。
3.尿検査(測定結果は後日郵便で送付)
4.ミャンマー人歯科医による歯の診療。
5.歯科衛生士による歯のケアに関するミニ講習。
6.ミャンマー人医師と名知代表による診療(健康相談)。

この相談会の利点は、母国語で身体の悩みを相談できることです。それと、無料であることです。

身体の細かな症状を外国語で伝えるのは、とてもむずかしいことです。私たち日本人だって、外国で身体の具合が悪くなった時、現地に日本人の医師がいてくれたら、どんなにか心強いことでしょう。

無料というのも大きいと思います。もし医療保険証を所持せずに医者にかかると、全額自己負担になってしまいますから。

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私もMFCGが設立された当初から、ボランティアとして健康相談会に参加しています。
それは、健康相談会がミャンマー語を話すまたとない機会であり、ミャンマー語の勉強になるからと思ったからです。
今年は、受付のボランティアで一緒になったシャン族の青年たちから、私が大好きなシャン料理「ウェッターチン」(豚肉を発酵させたシャン族の酸っぱいソーセージ)の作り方を教えてもらいました。

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今回の受付メンバー。毎回手伝ってくれるミャンマー人もいます。

今年は、大人と子どもを含めて30人弱の相談者がありました。
印象的だったのは、小さなお子さんがいる家族連れが多かったこと。若い人が多かったこと。それと、歯科への相談希望者が多かったことです。
そして感じたのは、以前に比べて相談者が減っていることでした。

数年前、健康相談会に訪れるミャンマー人は60人くらい、多い時で80人くらいいた時もありました。
しかし、最近は健康相談会に訪れる在日ミャンマー人は減ってきています。

原因はなんでしょうか。

日本に住むミャンマー人は、留学生または技能実習生制度などの制度下で来日する割合が以前よりも多くなり、そういう人たちは健康保険証を持っているため、公的な医療サービスを受けやすくなっています。だから無料健康相談会を利用する必要はあまり無いかもしれません。
それと、昔のようにオーバーステイをしているので公的サービスを利用できない、という人が減ってきている可能性があります。

しかし、 無料健康相談会を利用する人が減ったとしても、健康の悩みを抱えている人が減っているわけではないと思います。

日本に在日ミャンマー人が増えたのは1990年代初頭からでしょうか。
ミャンマー民主化運動に関わり亡命するかたちで日本にやってきたミャンマー人たちも、政治亡命ではなく出稼ぎとして来日したミャンマー人も、当時は健康な若者が多かったかもしれませんが、30年近い時を経て、みなそれぞれに歳をとっています。私が知っている限りでも、50代・60代の在日ミャンマー人は少なからずいます。

日本人の中高年と同じように、生活習慣病やロコモティブ・シンドローム(いろいろな病気により足腰の痛みが発生し、移動が制限される状態)に悩む人は、これから増えてくる可能性があると思います。

在日ミャンマー人の高齢化問題に対応していく、というのも、これからのMFCG無料健康相談会の課題なのかもしれません。

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歯科衛生士チーム

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受付で記念撮影

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最後にボランティアみんなで記念撮影




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Posted by 鈴木 at 23:38
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