交易の新たなカタチ[2012年07月05日(Thu)]

ヤフーオークションには、様々な物品が出品されています。
たとえばオープンリール
音好きなマニアの間では、宝もの でした。
昔10万近い値段で購入した品を 出品している人
音は出ない
通電は確認
リールは、本体と接触し、回転しない……
びっくりするものも あります。

最近、2台の船外機を競り落としました。
依頼者は、B・B・モフランさんです。
大河コンゴ川を擁するコンゴ民主共和国では、川はハイウェイの役目。
自分の船を持つことで、運搬の効率が一挙にup
そのために、船外機を手に入れることが
モフランさんの長年の懸案でした。
ちょうど、ころあいの品が ありました。
交渉は、我がNPOの若いディレクターが、対応しています。
出品者から、以下のメールがディレクターに届きました。

大変ご丁寧なメッセージをいただきました。
ありがとうございました。
今回提供させていただいた商品がアフリカ・コンゴで活用されるなんて、小生として本望です。「船外機の復活」というブログを立ち上げ、ちょっと手を加えれば使えるようになる船外機の再生に取り組んでおります。
スクラップにするのも資源の有効活用かもしれませんが、そのまま使い続けるほうがもっと資源の有効活用になることを信じて取り組んでいるものです。アフリカのどなたかが提唱している「MOTTAINAI」(モッタイナイ)を実践しているつもりです。
長期間納屋に保管してあったもので、内部は年式ほど傷んでいないはずです。もちろんオイル漏れもありませんでした。現状では大きな不具合は見つかっておりません。
BBモフラン様によろしくお伝えくださいませ。
日本のなかでも、こうした交易は、拡がっていかねばならないと考えます。
those sengaiki can help for the transport and business
I told him about you and Murata he is really very happy about you two
he とは、スイス在住のモフランさんの弟さんです。
コンゴでのビジネス経験もあり、現在はスイスで活躍する彼から、
モフランさんに、様々な依頼、パソコンetc
ここは、仏語で。
それが私に英語で伝えられ
こちらサイドで日本語でビジネス。
たとえば名取市の濱に、車が5段重ねで 積み上げられていました。
おそらく津波被害にあった車。
そのまま放置され、どうなるのでしょう?
それを見たモフランさん
”あれをアフリカに送れば、みんな修理して使うのに……”と。
私が子どもの頃、東京のど真ん中でも
1本の傘も 靴やのおじさんに修理してもらい
長くつかったものでした。
今、この文化は もうありません。
アレックス・カーが言うように
プラスチックだらけの日本
人の心の荒廃と このことは深いつながりが あるのです。
Posted by たたら康恵 at 15:43 | 国際交流・国際教育 | この記事のURL | コメント(1) | トラックバック(0)
お世話になっております。gyoshinです。
22日中に上京し24日か25日に帰郷する予定になりました。
BBモフランさんとのお話は23日ランチでどうでしょうか?
お忙しいところ誠に恐縮ですが是非お目にかかりたいと思っております。
アフリカの状況もお聞きしたいと思っております。