
ピアニスト上田晴子さんからのメッセージ[2019年06月14日(Fri)]
7/9の公演に向けて、ピアニストの上田晴子さんからメッセージをいただきました。上田さんは演奏家として活躍するだけでなく、パリ国立高等音楽院(パリ・コンセルヴァトワール)で教鞭も取り、後進の育成にも力を注いでいらっしゃる方です。
今回はMusic Dialogueならではの対話の形式でメッセージをご紹介致します。
プロフィールはなんと今回のための書き下ろし。上田さんがどのように今までの道を歩まれてきたかを書いてくださいました。
=====
― 普段、どのようなことに心がけて過ごしていらっしゃるのでしょうか?
今、毎日心がけていることは、演奏会まで1ヶ月。大体のことはできているので、初めての方々と弾くのに、皆さんの演奏にすぐ反応できるように自由自在になれるようにしておくこと、かなり体力的にきついので、走り込み(弾き込み)をしておく事、ブラームスの分厚い暖かい音探しでしょうか。秋の演奏会分までの準備を同時にしています。
― 様々な準備をされているご様子ですが、なんと秋の演奏会までの範囲とは驚きました。
今回の演奏会について、どのように表現されたり、考えていたりするのかお聞かせいただけますか?
演奏は、オーケストラ的に表現できたら、嬉しいですね。作曲家の頭の中で起こったであろう事を想像するのが好きです。
上田晴子(ピアニスト):元々、子供の頃から、即興したり、作曲したりするのが好きで、中学の頃は、ピアノ科に入るのか、作曲科なのか(矢代先生、芥川先生、湯山先生には作曲を勧められました)、困っていました。大学時代は仏物のレパートリーが多い、管楽器の伴奏が楽しく芸大の4階に入り浸り、大学院の時にはパリ・コンセルヴァトワールにいらしたピュイグ=ロジェ先生に出会って、パリに行くよう、強く勧められました。パリへ来てからは、室内楽の巨匠であるC・イヴァルディーのようなピアニストになりたい!と思い、弦楽器の入った室内楽を体現できるようになるまでやってみたかったのです(甘くて、あと数年で、と思っていましたが、とても無理、結局30年以上パリに居ます)。ラッキーにもコンセルヴァトワールで働くことになって、好きな先生方のレッスンは聴講、そのうち、学長に室内楽を教えるように言われ、更にピアノ科もそうなりました。
=====
【日時】
2019年7月9日(火)19:00開演(18:30開場)
【料金】
一般:4,000円 学生:2,000円
※全席自由席です。
【出演】
上田晴子(ピアノ)パリ国立高等音楽院室内楽科教授、ピアノ科准教授)
水谷晃(ヴァイオリン)東京交響楽団 コンサートマスター
戸原 直(ヴァイオリン)東京芸術大学フィルハーモニア
管弦楽団 コンサートマスター
加藤 大輔(ヴィオラ)東京フィルハーモニー交響楽団
副首席ヴィオラ奏者
大山平一郎(ヴィオラ)元ロサンゼルス交響楽団 首席
ヴィオラ奏者,Music Dialogue 芸術監督
笹沼樹(チェロ)NHK交響楽団 アカデミーチェロ奏者
【曲目】
モーツァルト:弦楽五重奏曲 第2番 ハ短調 K.406
ブラームス:ピアノ五重奏曲 ヘ短調 Op.34
出演者との対話
【会場】
めぐろパーシモンホール 小ホール
東京都目黒区八雲1-1-1
https://www.persimmon.or.jp/access.html
【詳細・お申込み】
http://u0u0.net/UjHd
(めぐろパーシモンホールチケットセンター)
【振込によるお申込み】
http://u0u0.net/Rof8
※フォームからお申し込みいただいた後に、チケット代金をお振込みいただきます。チケットは当日、会場にてお引き渡しいたします。
【お問い合わせ】
info@music-dialogue.org
03-5791-3070
主催:一般社団法人Music Dialogue
共催:公益財団法人目黒区芸術文化振興財団
今回はMusic Dialogueならではの対話の形式でメッセージをご紹介致します。
プロフィールはなんと今回のための書き下ろし。上田さんがどのように今までの道を歩まれてきたかを書いてくださいました。
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― 普段、どのようなことに心がけて過ごしていらっしゃるのでしょうか?
今、毎日心がけていることは、演奏会まで1ヶ月。大体のことはできているので、初めての方々と弾くのに、皆さんの演奏にすぐ反応できるように自由自在になれるようにしておくこと、かなり体力的にきついので、走り込み(弾き込み)をしておく事、ブラームスの分厚い暖かい音探しでしょうか。秋の演奏会分までの準備を同時にしています。
― 様々な準備をされているご様子ですが、なんと秋の演奏会までの範囲とは驚きました。
今回の演奏会について、どのように表現されたり、考えていたりするのかお聞かせいただけますか?
演奏は、オーケストラ的に表現できたら、嬉しいですね。作曲家の頭の中で起こったであろう事を想像するのが好きです。
上田晴子(ピアニスト):元々、子供の頃から、即興したり、作曲したりするのが好きで、中学の頃は、ピアノ科に入るのか、作曲科なのか(矢代先生、芥川先生、湯山先生には作曲を勧められました)、困っていました。大学時代は仏物のレパートリーが多い、管楽器の伴奏が楽しく芸大の4階に入り浸り、大学院の時にはパリ・コンセルヴァトワールにいらしたピュイグ=ロジェ先生に出会って、パリに行くよう、強く勧められました。パリへ来てからは、室内楽の巨匠であるC・イヴァルディーのようなピアニストになりたい!と思い、弦楽器の入った室内楽を体現できるようになるまでやってみたかったのです(甘くて、あと数年で、と思っていましたが、とても無理、結局30年以上パリに居ます)。ラッキーにもコンセルヴァトワールで働くことになって、好きな先生方のレッスンは聴講、そのうち、学長に室内楽を教えるように言われ、更にピアノ科もそうなりました。
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【日時】
2019年7月9日(火)19:00開演(18:30開場)
【料金】
一般:4,000円 学生:2,000円
※全席自由席です。
【出演】
上田晴子(ピアノ)パリ国立高等音楽院室内楽科教授、ピアノ科准教授)
水谷晃(ヴァイオリン)東京交響楽団 コンサートマスター
戸原 直(ヴァイオリン)東京芸術大学フィルハーモニア
管弦楽団 コンサートマスター
加藤 大輔(ヴィオラ)東京フィルハーモニー交響楽団
副首席ヴィオラ奏者
大山平一郎(ヴィオラ)元ロサンゼルス交響楽団 首席
ヴィオラ奏者,Music Dialogue 芸術監督
笹沼樹(チェロ)NHK交響楽団 アカデミーチェロ奏者
【曲目】
モーツァルト:弦楽五重奏曲 第2番 ハ短調 K.406
ブラームス:ピアノ五重奏曲 ヘ短調 Op.34
出演者との対話
【会場】
めぐろパーシモンホール 小ホール
東京都目黒区八雲1-1-1
https://www.persimmon.or.jp/access.html
【詳細・お申込み】
http://u0u0.net/UjHd
(めぐろパーシモンホールチケットセンター)
【振込によるお申込み】
http://u0u0.net/Rof8
※フォームからお申し込みいただいた後に、チケット代金をお振込みいただきます。チケットは当日、会場にてお引き渡しいたします。
【お問い合わせ】
info@music-dialogue.org
03-5791-3070
主催:一般社団法人Music Dialogue
共催:公益財団法人目黒区芸術文化振興財団