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ディスカバリー・シリーズ9月公演のお知らせ[2019年08月26日(Mon)]
今年度のシリーズ第2回目となるこちらの公演は「愛」にまつわる曲を取り上げます。ブラームスの恩師の妻へ贈る音楽、シェーンベルクが音楽で描く男女の愛。2人の作曲家が紡いだ「愛」の音楽はどちらも必聴です。
今回も新進気鋭の演奏家たちがMusic Dialogue芸術監督・大山平一郎と共に名曲を作り上げます。

また、公演に先立ち、リハーサルを字幕実況解説付きでご覧いただける機会も設けます。「愛」というテーマをどのように掘り下げていくのか、ぜひ音楽づくりの瞬間を間近でお楽しみください。

お申し込みはこちらから↓
https://pro.form-mailer.jp/lp/d8dcf3da45981


=====

【日時】
2019年9月20日(金)19:00開演(18:30開場)

【料金】
一般:4,000円 学生:2,000円

※全席自由席です。
※お支払は当日受付にてお願いいたします。
※リハーサル、本公演両方ご参加いただく場合は本公演チケット代から500円引きいたします。

【出演】
石上真由子(ヴァイオリン)、伊東真奈(ヴァイオリン)、中惠菜(ヴィオラ)、大山平一郎(ヴィオラ)、辻本玲(チェロ)、金子鈴太郎(チェロ)

【曲目】
ブラームス:弦楽六重奏曲 第1番 変ロ長調 作品18
シェーンベルグ:「浄夜」 作品 4


【会場】
築地本願寺 本堂2階 講堂
日比谷線築地駅出口1より徒歩1分
https://tsukijihongwanji.jp/access
(本堂左側の入口からお入りください)


[主催]  一般社団法人 Music Dialogue
[協力]  日本音楽財団(日本財団助成事業)
[認定]  公益社団法人 企業メセナ協議会
Posted by 伊藤 at 07:35 | イベント情報 | この記事のURL | コメント(0)
ヴァイオリニスト戸原直さんからのメッセージ[2019年06月25日(Tue)]
ヴァイオリニストの戸原直さんから7/9の公演に向けて、メッセージをいただきました。戸原さんにとっての「室内楽」とは?プロフィールとともに、戸原さんの肉厚なメッセージをぜひご一読ください!

=====

こんにちは!ヴァイオリンの戸原直です!
Music Dialogueに参加するのは初めてですが、多くの知人友人が既に参加していて、その様子を見ていました。誤解を恐れず言うならば、僕はMusic Dialogueのことを「なんだか変わってる、でも面白そうな企画とその人達」と思っていました(笑)。そんな興味を惹かれていた企画に参加することが出来るのは、大きな喜びです。

僕が普段どんなことを考えて暮らしているのか、というお題を頂きましたので、今回は「室内楽」が僕にとって特別なものになった、そのきっかけのお話をさせて下さい。
僕が大学二年生になった時に、初めて自分達で声を掛け合って弦楽四重奏のグループを組みました。合わせをしてはレッスンを受けてを繰り返して、未熟で壁にぶつかりながらも充実した1年間を共に過ごしました。そして、年度末の学内での演奏会に出られることになったのですが、三年生からはそれぞれ別のメンバーと新しいグループを組むことになっていたので、その4人としては最後の演奏の機会となりました。演奏した作品は、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第1番。僕は1st Vnを弾きました。

その日も本番前に楽屋でいつものように準備をして、舞台に上がり拍手を頂きながらお辞儀をする、そして椅子に座る。そんないつも通りの流れに乗って、皆で演奏を始めました。
しかし、その日の演奏はいつもと違いました。他の3人の音がよく聴こえて、僕は身体的にも精神的にもリラックスして解き放たれていて…皆で生み出した音が僕の身体の中深くの「何か」に触れて、そこからまた活力が湧き上がり身体を通して音が生まれる…音の広がりが会場を満たして、聴いて下さっている方々との一体感を感じる…僕の拙い言葉では表現しきれないのですが、それは今でも決して忘れることのない不思議で幸福な体験でした。
共に演奏した3人や聴いて下さったお客様が、その演奏に対してどんなことを感じたのか、実際のところ僕には分かりません。ですが、あの感覚はきっとその場にいた全ての人達が共有出来ていて、それが出来たのはその場にいた一人一人のおかげである…そんな確信に近い思いを僕は未だに抱いています。まさに「一期一会」の出来事だったというわけです。

ちょっと長くなってしまいましたが、これが僕にとっての音楽の「原体験」の一つで、室内楽への愛情の源なのです。
もちろん、室内楽にしか気持ちが向いていないわけではなく、僕はオーケストラやソロにもそれぞれ魅力を感じています。実際に、オーケストラやソロの演奏でもそれぞれ忘れられない大切な体験があります。
しかし、やはり初体験というのは特別なもので、それを与えてくれた室内楽は僕にとって思い入れが深いのです。そして、あの時とまた同じ体験をしたい…いや、あれを上回る何かを体験したい!という思いが、今も僕を突き動かしているのです。
今回の演奏会でも、素晴らしい共演者と聴きに来て下さるお客様と共に、「一期一会」な音楽体験が出来ることを願い、その日を心待ちにしております。。。

戸原直(ヴァイオリニスト):1993年2月9日に東京都八王子市に生まれ、大学4年生の途中まで八王子市の南大沢で過ごす。母はピアノとソルフェージュを学び、近所の子供達の先生をしていた。父は大学生の当時食費をレコード代に注ぎ込んだ音楽愛好家で、職業は大学教師。アマチュアだが何故か父の方が色々詳しい。幼稚園の頃にピアノを始めるが熱意と才能は無かった。

小学校に進学するとともに、「一番下の子供にヴァイオリンを習わせる」という両親の方針により、自らの意志無くいつのまにかヴァイオリンを習い始める。
ヴァイオリンを弾くことはどちらかと言えば好きだったが、練習は出来るだけしたくなかったため、あの手この手を使って練習時間を短くすることに工夫を凝らす毎日を過ごす。
小学生のいつぞやの頃に卓球が好きになり、二分の一成人式という10歳になる学年の時の催しで将来の夢について作文を書く。内容は「卓球選手になること」。ちなみにこの頃に近所のユースオーケストラに入団し、オーケストラに親しみを持つようになる。
中学校に入り卓球部に入部。水曜日の休み以外は土日も含めてひたすら部活という卓球漬けの日々を過ごす。この頃は間違いなく楽器と弓ではなくラケットとピンポン球に触れる時間が長かった。最高成績は個人で八王子市ベスト16(もしくはベスト8?)、学校の団体メンバーとしては関東選抜に出場。

ヴァイオリンに対してそこまでやる気がなかった本人とは裏腹に、音楽家の道に進めようとしていた両親が本人に本腰を入れさせるために、中学2年生の秋に知り合いのつてで齋藤真知亜先生のレッスンを受けさせる。そこで初めて人に対して「音楽家としてカッコいい」という感情が芽生え、少しやる気が出る。それ以降僕にとっての音楽の父が真知亜先生となる。「部活を辞めないでいい」と両親に言って下さったことも、一生の恩だと思っている。
とはいえ「音楽家になる」という気持ちは無く、なんとなくそうせざるを得ない雰囲気を感じ取って東京芸大附属高校を受験し運良く合格する。そして高校で、自分より遥かに実力と知識とやる気を持った同級生・先輩後輩から刺激を受けて、少しずつ音楽家になるという意志を持ち始める。その反面、完全に勉学を疎かにするようになる。
また、ここから大学を卒業するまでの7年間に渡り、漆原朝子先生という僕にとっての音楽の母から多くを学ぶ。高校2年生の冬に出会った漆原啓子先生からも多大なる影響を受ける。
大学に入り、さらに多くの刺激を受けるようになる。この頃から、室内楽とオーケストラが好き、という気持ちが強くなる。特に室内楽に関しては、小淵沢での弦楽四重奏のセミナーに何度も参加して、その魅力に取り憑かれ始める。また、ヴィオラを弾く楽しみを知る。
大学4年生の秋に聴いた玉井菜採先生の演奏に衝撃を受け、芸大大学院から門下生となりその背中を追うようになる。この頃から少しずつ留学願望を抱くようになる。
大学院生の時にオーディションを受け、芸大フィルハーモニア管弦楽団のコンサートマスターに就任する。

現在社会人3年目。室内楽とオーケストラが相変わらず好きだが、自分には向いてないという気がしつつソロも弾けるようになりたいと思っている。
好きな作曲家を数人挙げるならば、ベートーヴェン・ブラームス・シューマン・R.シュトラウス・プロコフィエフ・バルトークなど。
夢は、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲全曲を、チェロ以外の全パートで完奏すること。卓球部屋と和室がある家を持つこと。
音楽以外で好きなものは、卓球・お酒・漫画・対談番組。


=====

【日時】
2019年7月9日(火)19:00開演(18:30開場)

【料金】
一般:4,000円 学生:2,000円
※全席自由席です。

【出演】
上田晴子(ピアノ)パリ国立高等音楽院室内楽科教授、ピアノ科准教授)
水谷晃(ヴァイオリン)東京交響楽団 コンサートマスター
戸原 直(ヴァイオリン)東京芸術大学フィルハーモニア
 管弦楽団 コンサートマスター
加藤 大輔(ヴィオラ)東京フィルハーモニー交響楽団
 副首席ヴィオラ奏者
大山平一郎(ヴィオラ)元ロサンゼルス交響楽団 首席
 ヴィオラ奏者,Music Dialogue 芸術監督
笹沼樹(チェロ)NHK交響楽団 アカデミーチェロ奏者

【曲目】
モーツァルト:弦楽五重奏曲 第2番 ハ短調 K.406
ブラームス:ピアノ五重奏曲 ヘ短調 Op.34
出演者との対話

【会場】
めぐろパーシモンホール 小ホール
東京都目黒区八雲1-1-1
https://www.persimmon.or.jp/access.html

【詳細・お申込み】
http://u0u0.net/UjHd 
(めぐろパーシモンホールチケットセンター)

【振込によるお申込み】
http://u0u0.net/Rof8
※フォームからお申し込みいただいた後に、チケット代金をお振込みいただきます。チケットは当日、会場にてお引き渡しいたします。

【お問い合わせ】
info@music-dialogue.org
03-5791-3070


主催:一般社団法人Music Dialogue
共催:公益財団法人目黒区芸術文化振興財団
Posted by 伊藤 at 19:55 | イベント情報 | この記事のURL | コメント(0)
ピアニスト上田晴子さんからのメッセージ[2019年06月14日(Fri)]
7/9の公演に向けて、ピアニストの上田晴子さんからメッセージをいただきました。上田さんは演奏家として活躍するだけでなく、パリ国立高等音楽院(パリ・コンセルヴァトワール)で教鞭も取り、後進の育成にも力を注いでいらっしゃる方です。
今回はMusic Dialogueならではの対話の形式でメッセージをご紹介致します。
プロフィールはなんと今回のための書き下ろし。上田さんがどのように今までの道を歩まれてきたかを書いてくださいました。

=====

― 普段、どのようなことに心がけて過ごしていらっしゃるのでしょうか?

今、毎日心がけていることは、演奏会まで1ヶ月。大体のことはできているので、初めての方々と弾くのに、皆さんの演奏にすぐ反応できるように自由自在になれるようにしておくこと、かなり体力的にきついので、走り込み(弾き込み)をしておく事、ブラームスの分厚い暖かい音探しでしょうか。秋の演奏会分までの準備を同時にしています。

― 様々な準備をされているご様子ですが、なんと秋の演奏会までの範囲とは驚きました。
今回の演奏会について、どのように表現されたり、考えていたりするのかお聞かせいただけますか?

演奏は、オーケストラ的に表現できたら、嬉しいですね。作曲家の頭の中で起こったであろう事を想像するのが好きです。


上田晴子(ピアニスト):元々、子供の頃から、即興したり、作曲したりするのが好きで、中学の頃は、ピアノ科に入るのか、作曲科なのか(矢代先生、芥川先生、湯山先生には作曲を勧められました)、困っていました。大学時代は仏物のレパートリーが多い、管楽器の伴奏が楽しく芸大の4階に入り浸り、大学院の時にはパリ・コンセルヴァトワールにいらしたピュイグ=ロジェ先生に出会って、パリに行くよう、強く勧められました。パリへ来てからは、室内楽の巨匠であるC・イヴァルディーのようなピアニストになりたい!と思い、弦楽器の入った室内楽を体現できるようになるまでやってみたかったのです(甘くて、あと数年で、と思っていましたが、とても無理、結局30年以上パリに居ます)。ラッキーにもコンセルヴァトワールで働くことになって、好きな先生方のレッスンは聴講、そのうち、学長に室内楽を教えるように言われ、更にピアノ科もそうなりました。

=====

【日時】
2019年7月9日(火)19:00開演(18:30開場)

【料金】
一般:4,000円 学生:2,000円
※全席自由席です。

【出演】
上田晴子(ピアノ)パリ国立高等音楽院室内楽科教授、ピアノ科准教授)
水谷晃(ヴァイオリン)東京交響楽団 コンサートマスター
戸原 直(ヴァイオリン)東京芸術大学フィルハーモニア
 管弦楽団 コンサートマスター
加藤 大輔(ヴィオラ)東京フィルハーモニー交響楽団
 副首席ヴィオラ奏者
大山平一郎(ヴィオラ)元ロサンゼルス交響楽団 首席
 ヴィオラ奏者,Music Dialogue 芸術監督
笹沼樹(チェロ)NHK交響楽団 アカデミーチェロ奏者

【曲目】
モーツァルト:弦楽五重奏曲 第2番 ハ短調 K.406
ブラームス:ピアノ五重奏曲 ヘ短調 Op.34
出演者との対話

【会場】
めぐろパーシモンホール 小ホール
東京都目黒区八雲1-1-1
https://www.persimmon.or.jp/access.html

【詳細・お申込み】
http://u0u0.net/UjHd 
(めぐろパーシモンホールチケットセンター)

【振込によるお申込み】
http://u0u0.net/Rof8
※フォームからお申し込みいただいた後に、チケット代金をお振込みいただきます。チケットは当日、会場にてお引き渡しいたします。

【お問い合わせ】
info@music-dialogue.org
03-5791-3070


主催:一般社団法人Music Dialogue
共催:公益財団法人目黒区芸術文化振興財団
Posted by 伊藤 at 19:08 | イベント情報 | この記事のURL | コメント(0)
ディスカバリー・シリーズ5月公演のお知らせ[2019年05月19日(Sun)]
5月も半ばにして暑い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

ディスカバリー・シリーズ2019-20、5月公演についてのお知らせです。
5月24日(金)の本公演ですが、皆様からたくさんのお申し込みをいただき、定員に達したため、お申し込みを締め切りさせていただきました。
誠にありがとうございます。

本公演に先立って行っている字幕実況付き公開リハーサルはまだお席に余裕がございます。
5月21日(火)渋谷ホールにて、音楽づくりの現場を一緒に体験しませんか?
皆様のご来場をお待ちしております!

=====

公開リハーサルのお申し込みはこちらから
https://pro.form-mailer.jp/lp/d8dcf3da45981

○字幕実況付き公開リハーサル
【日時】
5月21日(火) 18:30〜20:00

【料金】
一般:2,000円 学生:500円
※全席自由席です。
※お支払は当日受付にてお願いいたします。

【会場】
渋谷ホール
JR渋谷駅 南改札西口より徒歩3分
https://www.shibuyahall.com/

【出演】
江崎萌子(ピアノ)、伊東真奈(ヴァイオリン)、大山平一郎(ヴィオラ)、加藤文枝(チェロ)

[主催]  一般社団法人 Music Dialogue
[協力]  日本音楽財団(日本財団助成事業)
[認定]  公益社団法人 企業メセナ協議会
ヴァイオリニスト伊東真奈さんからのメッセージ[2019年05月19日(Sun)]
平成という1つの時代の終わりももうすぐ。皆様にとってはどんな時代だったでしょうか?今回はヴァイオリニストの伊東真奈さんからのメッセージをご紹介いたします。

=====

平成が終わり令和になる日が近づいてきました。平成元年生まれの自分にとってはこの30年が終わる、というのはとかく特別な感慨深いものがあります。
昨年は何につけても"平成最後の"という文句が付けられて、それは夏の夜空に咲く花火も、年の暮れにも、今年長く楽しませてくれた桜も、全部特別なものに感じさせられた様に思います。

平成の名優、大女優がこの世を去り、イチローは引退し、あぁひと時代が終わるんだなぁとしみじみしているうちに平成も残すところあと10日ばかりとなった今、私が平成の終わりに強く考えたことは"生と死"についてでした。

大切な人の死。それがどういうものなのか、それが想像の世界の中から現実になる。人が生きていれば絶対に向き合わなくてはいけないことで、誰しもその痛みを抱えながらそれでも生きて行かなくてはいけない。人生ってなんて辛いんだろう、出会いに溢れた30年を思うとこれからの日々に訪れるであろう別れに耐えてゆけるのか。色んな事をぐるぐると考えていたそんな時でした。ある80を越えたピアニストの演奏にどうしようもなく心が持っていかれました。そんな事もこんな事もあったねと、とつとつとそれまでの人生を語る様に響く音を聴いていると、そうか、それが、それこそが"人生"なのかなぁ、と漠然と感じ涙が溢れそうになりました。
もう会えない誰かに想いを馳せて涙する、新しい出会いに心を動かされる。誰かを愛し、愛される。焦り、深い悲しみ、止まらない情熱。
それらは古今東西変わらないもので、だからこそ300年前の作曲家と、または共演者と、或いは今聴いて下さるお客様と、繋がれる唯一の手段である様に感じます。
と言ってもその感情1つを取ってみてもそれは十人十色。それをアプローチする、受け取る、会話する。寄せていく、或いは別の道を並んで歩く。そんな所に室内楽の醍醐味がある様に思う今日この頃です。
初日にそれぞれの思いを持って集まり、コンサートまでにどの様に1つに繋がれるか。今回もまた素晴らしいメンバーの方とどの様な時間を過ごせるのか楽しみな気持ちでいっぱいです。

伊東真奈(ヴァイオリニスト):両親の故郷、名古屋で生まれて高校卒業まで奈良で育つ。中学高校は奈良公園、奈良町を通り抜けて通う。中高の行き道(時々校庭)には鹿、体育の授業は飛火野、若草山。
中学生の時に初めて聴いた室内楽がいずみホールにてハーゲンカルテット。あまりの美しさに衝撃を受ける。
大学進学と共に上京。初めての環境、一人暮らしに戸惑いつつも大学4年間カルテットに魅力される。院進学のちパリに留学。パリでは沢山コンサートを聴きに行ったり美術館に通ったり。1番好きなのはオルセー美術館。
帰国後大学院を卒業。大山先生との八女での出会いからまた新たに、益々室内楽の魅力にはまる。

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お申し込みはこちらから
https://pro.form-mailer.jp/lp/d8dcf3da45981


○本公演
定員に達したため、お申し込みを締め切りました。
【日時】
2019年5月24日(金)19:00開演(18:30開場)

【料金】
一般:4,000円 学生:2,000円

※全席自由席です。
※お支払は当日受付にてお願いいたします。
※リハーサル、本公演両方ご参加いただく場合は本公演チケット代から500円引きいたします。

【出演】
江崎萌子(ピアノ)、伊東真奈(ヴァイオリン)、大山平一郎(ヴィオラ)、加藤文枝(チェロ)

【曲目】
ベートーヴェン ピアノ四重奏曲 変ホ長調 作品16
ブラームス ピアノ四重奏曲 第1番 ト短調 作品25

【会場】
築地本願寺 本堂2階 講堂
日比谷線築地駅出口1より徒歩1分
https://tsukijihongwanji.jp/access
(本堂左側の入口からお入りください)

○字幕実況付き公開リハーサル
【日時】
5月21日(火) 18:30〜20:00

【料金】
一般:2,000円 学生:500円
※全席自由席です。
※お支払は当日受付にてお願いいたします。

【会場】
渋谷ホール
JR渋谷駅 南改札西口より徒歩3分
https://www.shibuyahall.com/

[主催]  一般社団法人 Music Dialogue
[協力]  日本音楽財団(日本財団助成事業)
[認定]  公益社団法人 企業メセナ協議会
ピアニスト江崎萌子さんからのメッセージ[2019年05月16日(Thu)]
ピアニストの江崎萌子さんから5月24日のディスカバリー・シリーズに向けてメッセージをいただきました。国内外で活躍する江崎さんのドイツから届いた熱々のメッセージをぜひご一読ください!

=====

「パリからドイツに移って、毎日イモとビールばっかり食べてるんじゃない?」と方々でからかわれます。ところがどっこい、最近料理にはまっているのです(私のことを知る人には絶対嘘でしょうと突っ込まれそうですが)。昔から食べることが好きで美味しいものには目がありませんが、その制作過程というものをひとつ真剣に体験してみようと、ようやく思い立ちました。始めてみると、今まで味わってきたものがこんな風に作られていたのかとか、ひとつのお皿を作るのに素材選びからこれほど沢山の下ごしらえをするんだ、など発見続きで、ほんの少し齧っただけながら料理の奥深さと忍耐の必要性を知りました。同時に、自分で作るようになったことで、誰かによって作られたものを食べるときも以前より感動をもって味わうようになった気がします。
 ちょっと塩が足りなかったかな?アクセントにクミンなんて入れたらどうだろう?弱火にするタイミングが遅かったか。・・・お料理をする人なら誰でも発するこのような言葉は、音楽家が室内楽で対話していくときに口にする言葉とどことなく相似しています。芸術は完成されたもの、完璧なものを鑑賞するべきであるとの考え方がある一方で、その創作過程こそに最も意味があるという考え方にも私は共感します。今回はベートーヴェンとブラームスのピアノ四重奏曲という一見とてもクラシックなレシピですが、それらを公開リハーサルから本番までの過程で大山総料理長率いる私たちがどのような味にしていくのか、一緒に見届けていただければ幸いです。
 ミュージックダイアログへの出演は今回で三回目となります。聴きにいらしてくださる皆さまや温かなサポーターの皆さまと過ごす年に一度の濃密な数日間が年々待ち遠しく、毎回多くを学び、自身の変化を実感する大切な機会となっています。そして2019年ディスカバリー・シリーズの初回として新しく会場となった築地本願寺という特別な場所から、どんなパワーを得て演奏できるのだろうと期待しています。

江崎萌子(ピアニスト):出生直後からヨルダンに住み、4歳で帰国と同時にピアノを始める。最初はお稽古ごとのひとつであったピアノがいつしか時間をかけるものとなり、中高一貫校を抜けて桐朋女子高等学校音楽科に入学。音楽を志す仲間ばかりに囲まれて環境が一転し、音楽漬け・発見続きの毎日を送る。しかしもっと厳しく広い場所に放り出されて悩んだ方がいいのではないかと19歳でパリ留学を始める。スコラ・カントルム音楽院、パリ国立高等音楽院にてテオドール・パラスキヴェスコ、フランク・ブラレイ、上田晴子の各氏に師事。2019年よりドイツ人の先生の下ドイツ音楽を学び直すこと、またパリで得た芸術的刺激と人生経験を確実に演奏につなげる技術の習得を目標としてドイツに移り、ライプツィヒ・メンデルスゾーン音楽大学演奏家課程にてゲラルド・ファウト氏に師事する。CHANEL Pygmalion Days 2018アーティストとして2018年東京にて全六回のソロリサイタルを行うと同時に、ホームページ上に三回にわたりコラムを掲載。


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お申し込みはこちらから
https://pro.form-mailer.jp/lp/d8dcf3da45981


○本公演
【日時】
2019年5月24日(金)19:00開演(18:30開場)

【料金】
一般:4,000円 学生:2,000円

※全席自由席です。
※お支払は当日受付にてお願いいたします。
※リハーサル、本公演両方ご参加いただく場合は本公演チケット代から500円引きいたします。

【出演】
江崎萌子(ピアノ)、伊東真奈(ヴァイオリン)、大山平一郎(ヴィオラ)、加藤文枝(チェロ)

【曲目】
ベートーヴェン ピアノ四重奏曲 変ホ長調 作品16
ブラームス ピアノ四重奏曲 第1番 ト短調 作品25

【会場】
築地本願寺 本堂2階 講堂
日比谷線築地駅出口1より徒歩1分
https://tsukijihongwanji.jp/access
(本堂左側の入口からお入りください)

○字幕実況付き公開リハーサル
【日時】
5月21日(火) 18:30〜20:00

【料金】
一般:2,000円 学生:500円
※全席自由席です。
※お支払は当日受付にてお願いいたします。

【会場】
渋谷ホール
JR渋谷駅 南改札西口より徒歩3分
https://www.shibuyahall.com/

[主催]  一般社団法人 Music Dialogue
[協力]  日本音楽財団(日本財団助成事業)
[認定]  公益社団法人 企業メセナ協議会
Music Dialogue@めぐろパーシモンホール ―室内楽を通じて音楽家と対話する[2019年05月13日(Mon)]
今回はMusic Dialogueでは久しぶりとなるホールでの公演です。普段は「至近距離の室内楽」をお楽しみいただくために、ホールではないところでの企画が多いMusic Dialogue。今回はめぐろパーシモンホールで、Music Dialogueならではの出演者との対話もできる演奏会をお届けします。
国内外で活躍し、現在の音楽界を牽引する熟練の演奏家たちを中心としたメンバーによる音楽の対話をお楽しみください。
演奏の後は出演者との対話の時間です。演奏にまつわることや練習中のエピソードなど、出演者に気軽に質問していただけるお時間となっています。音楽による対話を楽しむだけでなく、実際に出演者との対話を楽しめるのはMusic Dialogueならでは。ぜひお運びくださいませ。

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【日時】
2019年7月9日(火)19:00開演(18:30開場)

【料金】
一般:4,000円 学生:2,000円
※全席自由席です。

【出演】
上田晴子(ピアノ)パリ国立高等音楽院室内楽科教授、ピアノ科准教授
水谷晃(ヴァイオリン)東京交響楽団 コンサートマスター
戸原 直(ヴァイオリン)東京芸術大学フィルハーモニア管弦楽団 コンサートマスター
加藤 大輔(ヴィオラ)東京フィルハーモニー交響楽団
 副首席ヴィオラ奏者
大山平一郎(ヴィオラ)元ロサンゼルス交響楽団 首席
 ヴィオラ奏者,Music Dialogue 芸術監督
笹沼樹(チェロ)NHK交響楽団 アカデミーチェロ奏者

【曲目】
モーツァルト:弦楽五重奏曲 第2番 ハ短調 K.406
ブラームス:ピアノ五重奏曲 ヘ短調 Op.34
出演者との対話

【会場】
めぐろパーシモンホール 小ホール
東京都目黒区八雲1-1-1
https://www.persimmon.or.jp/access.html

【詳細・お申込み】
http://u0u0.net/UjHd 
(めぐろパーシモンホールチケットセンター)

【振込によるお申込み】
http://u0u0.net/Rof8
※フォームからお申し込みいただいた後に、チケット代金をお振込みいただきます。チケットは当日、会場にてお引き渡しいたします。

【お問い合わせ】
info@music-dialogue.org
03-5791-3070

主催:一般社団法人Music Dialogue
共催:公益財団法人目黒区芸術文化振興財団
ディスカバリー・シリーズ2019-20へのお誘い[2019年05月13日(Mon)]
毎年ご好評をいただいているディスカバリー・シリーズ。
今年も、芸術監督・大山平一郎のもと、若き演奏家による珠玉のアンサンブルをお届けします。
今回のシリーズでは、ブラームスをテーマに、様々な名曲が揃いました。

第1回目は、ベートヴェンとブラームスのピアノ四重奏曲を取り上げます。モーツァルトを意識して書かれた軽やかなベートヴェンの作品と、彼のジプシー音楽への熱狂が体感できるブラームスの作品。味わい深いそれぞれのピアノ四重奏曲を、どうぞお聴き逃しなく!

※ご本人のやむを得ない事情により、ヴァイオリンが土岐祐奈さんから伊東真奈さんに変更になりました。

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お申し込みはこちらから↓
https://pro.form-mailer.jp/lp/d8dcf3da45981


【日時】
2019年5月24日(金)19:00開演(18:30開場)

【料金】
一般:4,000円 学生:2,000円

※全席自由席です。
※お支払は当日受付にてお願いいたします。
※リハーサル、本公演両方ご参加いただく場合は本公演チケット代から500円引きいたします。

【出演】
江崎萌子(ピアノ)、伊東真奈(ヴァイオリン)、大山平一郎(ヴィオラ)、加藤文枝(チェロ)

【曲目】
ベートーヴェン ピアノ四重奏曲 変ホ長調 作品16
ブラームス ピアノ四重奏曲 第1番 ト短調 作品25

【会場】
築地本願寺 本堂2階 講堂
日比谷線築地駅出口1より徒歩1分 http://tsukijihongwanji.jp/access
(本堂左側の入口からお入りください)

[主催]  一般社団法人 Music Dialogue
[協力]  日本音楽財団(日本財団助成事業)
[認定]  公益社団法人 企業メセナ協議会
◆Music Dialogue ディスカバリー・シリーズ 2018-2019 vol.2◆ 伊東真奈[2018年08月20日(Mon)]
\ふるさとのようなドヴォルザーク/
9/14ディスカバリー・シリーズにご出演のヴァイオリン奏者 伊東真奈さんからメッセージをいただきました!

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大山先生と初めてお会いしてから2年の月日が流れました。まだ2年、という事に驚きを覚えつつ、しかしこの2年は私にとってミュージックダイアログと共にあったと言っても過言でない、かけがえの無い2年でした。大山先生との出会いはまさに衝撃的で、全て語り尽くすその音楽からいくつ大切な事を学んだか知れません。

ミュージックダイアログではリハーサルを体験し、そこから繋がる本番を聴く、と言う中々巡り合えない機会です。是非皆さまに、どの様に音楽が創られてゆくのか、ご覧頂ければと思います。

ドヴォルザークは私の中で、ふるさとの様な曲です。ぐっと心を掴まれ一瞬にして懐かしい気持ちにさせられる。懐郷の音楽からふっと思い浮かぶのは皆さまにとってどんな景色でしょうか。

素晴らしいメンバーの方々とどんな素敵な物語を紡げるのか、今から本当に楽しみです!
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【お申込はこちらから】
https://pro.form-mailer.jp/lp/1219b4be134620
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伊東真奈[ヴァイオリン]

奈良県出身。東京藝術大学音楽学部を経て、同大学院修士課程修了。院在学中にパリのスコラカントルム音楽院に2年留学、ディプロム取得。京都芸術祭毎日新聞社賞受賞。松方ホール音楽奨励賞受賞。大学卒業時に同声会賞受賞。リゾナーレ室内楽セミナーにて「緑の風賞」受賞。JTが育てるアンサンブルシリーズ、六花亭コンサート、ムジークフェストなら、Music Dialogue等に出演。これまでに、高木和弘、小栗まち絵、澤和樹、森悠子、G・プーレ、J・P・ヴァレーズ、安紀ソリエール、玉井菜採の各氏に師事。

◆Music Dialogue ディスカバリー・シリーズ 2018-2019 vol.2◆

@字幕解説付きリハーサル
2018年9月11日(火)18:00-19:30(17:45開場)
【会場】南麻布セントレホール 日比谷線広尾駅より徒歩6分

Aコンサート(本番)
2018年9月14日(金)19:00開演
【会場】南麻布セントレホール 日比谷線広尾駅より徒歩6分

【出演】
江崎萌子(ピアノ)
伊東真奈(ヴァイオリン)
土岐祐奈(ヴァイオリン)
大山平一郎(ヴィオラ)
夏秋裕一(チェロ)

【曲目】
マーラー:ピアノ四重奏曲 イ短調
ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲 イ長調 Op.81

http://music-dialogue.org/event/actual/index.html

【料金】
[本公演] 一般4,000円 学生2,000円 当日精算
[リハーサル] 一般1,000円 学生500円 当日精算
※リハーサル・本公演両方ご参加の場合、本公演チケット代から500円引き
【共催】 一般社団法人 Music Dialogue、サポート ミュージック ソサィエティ
【助成】 公益財団法人 日本室内楽振興財団、芸術文化振興基金助成事業
【認定】 公益社団法人 企業メセナ協議会
【お問い合わせ】 info@music-dialogue.org 03-5791-3070

Moeko Ezaki
Mana Itou
Yuna Toki
夏秋 裕一

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◆Music Dialogue ディスカバリー・シリーズ 2018-2019 vol.2◆ 江崎萌子[2018年08月15日(Wed)]
\”覗き見”られている… 静かな興奮/
9/14ディスカバリー・シリーズにご出演のピアノ奏者 江崎萌子さんからメッセージをいただきました。

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昨秋に続き二度目の参加になります。演奏会中にプレイヤー同士がする音楽の対話や、お客様とプレイヤーの間に起こる無言の対話だけでなく、その前段階であるリハーサル時のより親密で緊張感のあるダイアログの現場も皆さまに”覗き見”られている… そんな静かな興奮が蘇えってきます。

マーラーとドヴォルザークはどちらも私にとって今回初挑戦のプログラムです。両曲共に現在留学中のフランスで聴きに行ったコンサートで忘れがたい演奏に立ち会ったことがあり、以来録音を聴いてはいつか弾きたいと待ち焦がれていました。

リハーサルから本番、そして演奏後の歓談まで、その全過程を是非楽しんで見守っていただければと思います。暑さも穏やかになる9月に皆さまと会場でお会いできますのを楽しみにしています!

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【お申込はこちらから】
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江崎萌子[ピアノ]

桐朋女子高等学校音楽科首席卒業後、渡仏。パリ スコラ・カントルム音楽院、パリ国立高等音楽院にてテオドール・パラスキヴェスコ、フランク・ブラレイ、上田晴子の各氏に師事する。CHANEL Pygmalion Days 2018アーティスト。
第2回桐朋ピアノ・コンペティション第一位、第80回日本音楽コンクールピアノ部門入選、2017年第26回エピナル国際ピアノコンクール(仏)第四位、併せてオーケストラ賞、現代曲賞を受賞。これまでに日本、フランス、ベルギー、ドイツ、オーストリア、イタリア、パキスタンにて演奏、東京交響楽団、Orchestre symphonique et lyrique de Nancy等と共演する。

◆Music Dialogue ディスカバリー・シリーズ 2018-2019 vol.2◆

@字幕解説付きリハーサル
2018年9月11日(火)18:00-19:30(17:45開場)
【会場】南麻布セントレホール 日比谷線広尾駅より徒歩6分

Aコンサート(本番)
2018年9月14日(金)19:00開演
【会場】南麻布セントレホール 日比谷線広尾駅より徒歩6分

【出演】
江崎萌子(ピアノ)
伊東真奈(ヴァイオリン)
土岐祐奈(ヴァイオリン)
大山平一郎(ヴィオラ)
夏秋裕一(チェロ)

【曲目】
マーラー:ピアノ四重奏曲 イ短調
ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲 イ長調 Op.81

http://music-dialogue.org/event/actual/index.html

【料金】
[本公演] 一般4,000円 学生2,000円 当日精算
[リハーサル] 一般1,000円 学生500円 当日精算
※リハーサル・本公演両方ご参加の場合、本公演チケット代から500円引き
【共催】 一般社団法人 Music Dialogue、サポート ミュージック ソサィエティ
【助成】 公益財団法人 日本室内楽振興財団、芸術文化振興基金助成事業
【認定】 公益社団法人 企業メセナ協議会
【お問い合わせ】 info@music-dialogue.org 03-5791-3070

Moeko Ezaki
mana ito
Yuna Toki
夏秋裕一

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