第1回地域日本語教育コーディネーター会議を開催しました。 [2015年07月01日(Wed)]
今年度、当団体は文化庁からん委託を受け、「あいち日本語学習支援プラットフォーム構築事業」に取り組みます。その一環として開催する「地域日本語教育コーディネーター会議」は、平成22〜26年度に文化庁が実施した「地域日本語教育コーディネーター研修」に愛知県内から参加された方々を中心に自治体や国際交流協会の方にもご協力いただいて、県内の地域日本語教育に関する課題の整理と解決策の検討をするものです。
6月25日に、その第1回を開催しました。 |
ここではまず、愛知県内の外国人状況について、現状と近年の変化を共有し、意見交換を行いました。愛知県といえば、南米ニューカマーが多い地域という認識が一般的かと思いますが、近年に限って言えば、フィリピン、ネパール、ベトナム、タイ、インドネシアといった都南アジア諸国の増加が顕著です。
続いて、平成25年度に愛知県がとりまとめた冊子『愛知県 多文化共生社会に向けた地域における日本語教育推進のあり方』について、その調査過程で得られた気づき等をもとに意見交換をしました。ご発表いただいたのは、同冊子の作成を委託された(株)三惠コンサルティングの三上社長。 今日は、今、愛知県にどんな外国人がどれだけ増えているのか、それにはどんな背景があるのか、また在住外国人が地域日本語教室に何を期待しているか、などを話し合いました。次回も引き続き、別の取り組みから得られた気づきを共有します。
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