5月7日（水）に第一期多文化スクールテーマ別講座「外国につながる若者�@」を開催しました

今回はゲストに、ペルーにルーツを持つ宇賀本デミさんとフィリピンにルーツを持つ小倉研児くんの2人の大学生をお呼びしました。
それぞれの来日前の生活や来日後の慣れない日本での生活や高校・大学進学、またアイデンティティなどについて話してくださいました。自分のルーツを生き生きと話す姿を見て、多くの悩みや悔しい思いを乗り越えてきた中で、自分自身というものを確立して、自分のルーツに誇りを持っている表れなのかなと思いました。

後半のワークショップでは「外国にルーツを持つ人がドロップアウト（学校をやめる）をしないためにはどのようなサポートが必要か」について、ゲストと参加者で話し合いました。


　
最後に参加者の皆さんの感想をご紹介します。
○外国にルーツのある子どもたちで、自分の可能性を自分の力で切り開いていった貴重な
話が聞けて良かったです。こういった話をもっともっと多くの人に聞いてもらえる機会を
増やして、「私もこんなふうになりたい！」と子どもたちが目標を持てるようにしたいと思い
ました。
○見た目と中身の違いから日本でつらい思いをしたことを聞き、日本人の気づきにくいこと
に気づくことができました。

次回のテーマ別講座「外国につながる若者�A」は5月10日（土）13：30より、
あいちNPO交流プラザ（ウィルあいち２階）で行います。
ゲストに外国にルーツを持つ社会人の方をお呼びします。

皆さまのご参加を心よりお待ちしています