【報告】 外国人コミュニティーフェア2009 [2009年03月10日(Tue)]
3月7日(土)、KKRホテル名古屋にて、「外国人コミュニティーフェア2009」を開催しました
朝早くからの集合にもかかわらず、愛知県・岐阜県・三重県から6つの外国人自助組織の皆さんが集まってくださいました。 会場は朝から準備で大忙し 様々な言語が飛び交っていました。 |
午前中は、(特活)神戸定住外国人支援センター理事長の金宣吉氏による基調講演。センターの成り立ちから今日までの歩みと、これから活動を大きくしていきたいと願う外国人自助組織の皆さんへのメッセージをいただきました。
金さんのお話は、大変興味深く、今後の活動に向けてのヒントでいっぱいでした。外国人自助組織の皆さんはもちろんのこと、参加者の方々、主催者である私たち、皆の今後の活動に生かされていくことと思います。 午後からは、いよいよ模擬投資ゲーム 参加者は1000万円の持ち金を、出展団体のプランを聞き、応援したいと思った団体に、自由に投資することができます。 まずは、外国人自助組織の方々によるプレゼンテーション。 現在行っている事業もしくはこれから行おうとしている事業について、5分間ずつお話していただきました。 そのあとは、参加者が各ブースを自由にまわり、交流しました。 自分たちの想いを伝えようと一生懸命説明をする出展団体の皆さん。それに応えようと熱心に聞き入る参加者の方々。どのブースでも、活発な意見交換が行われていました。 そして、いよいよ投資タイム。参加者が思い思いに投資カードに投資額と各団体へのメッセージを書き込みました。 ホッと一息ついたところで、軽食を囲んで交流会。 テーブルにはフィリピン料理とブラジル料理が並びました。 ブラジルの料理は出展団体であるAMEの方々がつくってくださいました。途中、OCJの皆さんによる、フィリピン北部の太鼓の演奏も行われ、フィリピンの文化に直に触れることができました。 交流会のあとは、ついに投資結果の発表。〓 各団体への投資金額がスクリーンに映し出され、メッセージが読み上げられました。午前中の講演の講師である金さんからもそれぞれの団体にアドバイスが贈られました。投資金額は様々でしたが、今回のイベントが彼らにとって、資金集め、協力者を募るなど、賛同を得て、ともに協力しあっていくにはどうしたらいいのかということを考えるきっかけになっていたら嬉しいです。 でも、大切なのはこれから! イベントでできたつながりを今後の活動に活かしていってほしいと願うばかりです。もちろん、私たち多文化共生リソースセンター東海は全力でそのお手伝いをしていきます。 「外国人コミュニティーフェア2009」を終えて、出展団体の皆さんの笑顔をたくさん見ることができたこと、国や地域、文化や言葉を超えて出展団体同士の交流が活発に行われていたことは、今回のイベントの大きな大きな成果だと思います。 |