【報告】外国にルーツを持つ子ども応援隊 [2012年01月08日(Sun)]
12月11日(日)、「外国にルーツを持つ子ども応援隊」を開催しました。
![]() スタッフの新谷がその様子をお届けします。 ![]() イベントは学生のみなさんが中心となり、手作り感に溢れたものになりました。 ![]() 堅苦しくなりすぎないように楽しめる要素がふんだんに盛り込まれ、私にとっても刺激と学びの多い1日でした。 |
前半では3人のゲストスピーカーから、来日から夢を叶えるまでのお話などを聴きました。
苦労や困難はありながらも、それらをはねのけ、着実に前に進み、これからも進み続けようとする彼女たちのエネルギッシュさ、前向きさに、参加された方々も力をもらったのではないでしょうか。 ![]() 後半では「高校進学」「大学進学」「就職」の3つのブースに分かれ、興味のあるブースで話を聞きました。 私は「就職」ブースにてお話を聞きました。 スピーカーは前半のゲストの皆さん。 ![]() Aさんは現在、中学校で教師をしています。 今は英語を教えていますが、運動が大好きなので、これから体育教諭の免許も取得したい、とお話しされていました。 Yさんは、多言語コンタクトセンターで通訳の仕事をしています。 子どもの頃から何か人の役に立つ仕事がしたいと通訳になる夢を持っていたそうで、見事に夢を叶えられました。 将来はブラジルや日本など場所を問わず、出来ることを行っていきたいとお話していました。 Sさんは現在大学生ですが、学費を得るために2年間休学し、働いた経験を持っています。 せっかく働くのであれば自身にとって意味のある仕事をしようと、1年目は外国人児童のサポートを、2年目は彼らの親たちの状況を知るため工場で働くことに決めました。 この2年間の経験がもとになり、小学校の先生になることを目標にしているそうです。 3人は前向きであると同時に利他性に溢れ、他の人たちに役立つことをしたい、助けになりたいと思っていることがひしひしと伝わってきました。 ![]() そんな3人が共通して話していたのは「人との出会い」の大切さです。 先生との出会い、友達との出会い、周りの人たちとの出会い…。 共感するとともに、大切なのはやはり“人”なのだ、という想いを改めて抱きました。 ![]() 愛知県さんのホームページでも本イベントの報告を掲載していただきましたので、こちらもぜひご覧ください。 ![]() 新谷舞子
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