岐阜県外国人コミュニティリーダー育成事業報告会に参加しました@ [2011年11月30日(Wed)]
11月も残すところあと1日となりました。
あっと言う間に時は過ぎていきますね。 さて、去る11月23日、私は「岐阜県外国人コミュニティリーダー育成事業報告会」に参加してきました ![]() 報告のあった団体は、「グローバル人材育成サポート浜松」「NPO法人 ブラジル友の会」「美濃加茂華友会」「OCJ(Organization of cordillerans in Japan)」の4団体さんです。 ![]() |
それぞれに興味深い事業をされていましたが、どこの団体も、やはり「いかにして資金を得るか」という課題に直面しているようでした。
![]() これは外国人組織に限らず、日本人の組織でも同じです。 資金を得る方法としては、会員制度を設ける、寄付を集める、商品の販売やイベントの実施などで収入を得る、などがあります。 また私たちの団体のように、行政からの委託を受けて事業を行う場合もあります。 しかしこれは永続的ではないので、やはり自分たちで様々な方法により資金を得ていく必要があります。 今回ファシリテーターとして参加された田村太郎さん(一般財団法人ダイバーシティ研究所代表理事)によると、日本人向けにサイドビジネスを興し、そこから事業のお金を得ると良いのでは、とのことでした。 ![]() 多くの外国人自助組織が行っているさまざまな「相談」という事業からはお金を得ることは難しいのです。 ![]() 上に挙げた「ブラジル友の会」さんでは、ブラジル人向けに就労支援をすると同時に、日本の中小企業に対してもアプローチをしています。 ![]() たとえばセミナーを開催して外国人を雇うことのメリットを紹介したり、実際に成果を出している企業の例を挙げたりするなどして、積極的な雇用を提案しているそうです。 このような双方からのアプローチは非常にスマートだと思いました。 ![]() また、「グローバル人材サポート浜松」の中島イルマさんは、着実に増えている外国人高齢者の介護に対応出来るよう、外国人ケアワーカーを育成するための講座を行なっています。 ![]() 必要となるものを先見的に見抜き、さらに実践に移す第一歩を踏み出すガッツ。 ![]() 私も見習いたいです。 皆さんも、もし何かご提案、ご意見などあればぜひお聞かせください。 ![]() 新谷舞子
【愛知県多文化共生コミュニティ支援事業の最新記事】
|