小さな頃のお話[2019年08月30日(Fri)]
子どもさんのしんどい姿を見て保護者の皆さんは
辛くもありイライラするというお話をよく伺います。
私も、わかります
ある保護者のかたから伺ったお話です。
ふとした時に、子どもさんの小さな頃の写真を見つけます。
思わずにっこり笑顔になります。
その様子を見た子どもさんから
『何見てんねん』の一言
お母さんは、
『みてごらんこの頃、よく食べ物を顔につけて
お母さんがとってあげて、お母さんが顔についた食べ物を食べてあげたら
ちょっと目を離したら、取って取ってって…
おでこやほっぺに沢山ご飯粒つけて喜んで可愛くて』と話すと
『なんとなく、覚えてる。取ってくれるのが嬉しくてよくやった。
母さんも涙ためて大笑いしてたな。』
その写真を、写真たてに入れてリビングにそっと置いたそうです。
『楽しく、いこうよ』
お母さんの一言に
『そうやなぁ』
子どもさんも少し力が抜けたようです。
小さな頃のお話は子どもさん本人も保護者の方も癒されます。
小さな事しか出来ないですが
それもちゃんと心にエネルギーとなり積もります。
焦らずゆっくりいこうと
話してあげてください