子どもたちの憂鬱[2020年03月08日(Sun)]
今はもう、成人し子どもさんもおられる方の体験です。
小学生の頃から
あるスポーツを続けていました。
中学生になり、それを突然辞めると言い出しました。
お母さんは、驚愕されます。
お母さんご自身、子どもさんのスポーツの送迎に付き添いにかなりの労力を強いられていました。
今更…の想いもあったようです。
しかし、お母さんもそこは言わず
グッと我慢し様子をみます。
それから、学校にいかなくなるまで…
それほど時間はかかりませんでした。
夏休みが終わる少し前
学校の先生がふいに来られます。
『子どもさんと二人で話をしたいです。』
お母さんは、先生を子どもさんの部屋へ案内します。
ジャージ姿の子どもさんは驚きますが、先生とゆっくりお話をしたようです。
何を話したのかは不明ですが、その後子どもは学校に行きます。
部活動は、辞めました。
しかし、以前のように元気になり途中から違う部活動に入りました。
新しい部活動では、成績を残し大学までその部活動をします。
時はたち
子どもさんは、今も当時のことは全く話しません。
ただ、家族で笑顔でいる姿を目にし
お母さんはあの時よく乗り越えたと…
たまに、思い返すそうです。
『親は、心配性になってしまうから。もう子どもまでいる子なのに
又、あのときみたいになるんじゃないかって…
時々思い出す。孫がもうすぐ中学。今度は、孫まで心配になるわ。』
さて。心配しなくてよくなるのはいつのことやら
親って大変