3/21(土)横浜市戸塚区・聴き書きイベント速報! [2009年03月22日(Sun)]
■「敬老の日を聴き書きの日に」キャンペーン
聴き書きイベント速報! 〜2009年3月21日 @神奈川県横浜市 レストヴィラ名瀬の里に、 ご入居者の方々、職員の方々、聴き書きボランティア含めて 約35名の方が集まってくださいました! 今回の聴き書きテーマは、動物の記憶! 昔と現代を比べると、 動物とのかかわり方、関係性に、 大きな変化が見られるのではないかと感じています。 そこで、今回は、動物との付き合い方を中心に、 聴き書きを行うことにしました! こんな質問をお聴きしてみました! Q1.今までで一番怖かった動物の思い出は? Q2.今までで一番嬉しかった/感動した動物の思い出は? Q3.今までで一番悲しかった動物の思い出は? Q4.生活のなかで、動物はどんな風に身近にいましたか? すると… ・牛は神様 Tさんのおうちは農家で、牛を飼っていました。 牛にたくさん食べさせて、生まれた子供の牛を売って 生計を立てていたそうで、 牛も家畜として大事に育てられたそうです。 牛にいたずしたら、親に相当怒られていたとのことで、 「牛は神様」、「牛様さま」だったのだそうです。 ・馬が怖くて… Kさんが子どものころ、どこの家にも馬がいました。 厠に行くとき、馬屋の前を通らなければならず、 馬が顔を出してきやしないかと、怖くてならなかったそう。 そこで、厠には、必ず大人の人についてきて もらわないと行けなかったそうです。 ・ニワトリの誕生に感動 Kさんは、 ニワトリの赤ちゃんが硬い殻を破って誕生した瞬間 に立ち会った瞬間が、一番感動したそうです。 赤ちゃんが生活するので、トリ小屋を毎日きれいに 掃除し、エサも米ぬか、麦をつぶしたり草や卵の殻を 入れたりと、とても気を遣っていました。 などなど、興味深いエピソードがたくさん聴かれました! イベント後には、それぞれが伺ったお話の振り返りを。。 今はペットとという捉え方がほとんどになったけれど、 昔は家畜として、実用性が求められていたことなどが 分かってきました。 また、このテーマでの聴き書き研究も 深めていきたいと思います。 最後に、聴き手から話し手の方へ メッセージカードをプレゼント! ホームの方からも、みんなで撮った写真を 最後に私たちへプレゼントしていただき、 感動でした! お世話になった皆さま、参加してくれた皆さま、 今日も、ありがとうございました!! ** ●参加者の声 ・仕事柄、多くの人と接するが、 じっくりと話を聴く時間が取れなかった。 今回、たっぷりと(まだまだ足りないが) 話ができ楽しく、又、生きた歴史を 学ぶことができました。 有意義な時間でした。 (間瀬さん・看護師・女性) ・ご入居者さまのお話は、いつ聴いても心に響くものが あります。 皆様が激動の時代を生きてこられ、そして、 今日の日本を築いてくださったこと、 本当に感謝の思いです。 この時代の記憶を残すことは、とても意義深いこと だと思っています。 これからも、活動を応援させていただくとともに 参加できるときには、参加させていただこうと思います。 (飛さん・会社員・女性) ・動物とのかかわり方が、現代と違うということを 知ることができました。 私がお話を聴いた方は、小さいころ、遊び道具のかわりに 動物を捕まえていたそうです。 2、3日すると、その動物を自然にかえしていたそうです。 このような自然な動物とのかかわり方があるといことが 分かりました。 他にも、家族や趣味の話など、たくさん聴けて 楽しかったです。 (槙さん・大学生・女性) ・お話を聞かせてくださった方がとてもよく話してくださり 感動しました。 施設の受け入れもとても優しく親切で、好感が持てました。 また来たいと思いました。 (倉科さん・主婦・女性) ・本当に楽しい時間でした。 人それぞれの人生、話を聞かせていただくだけで、 自分の興味や価値観が広がります。 もっと人を鋭敏に感じて、お話を 深く引き出せるようになりたいです。 人のストーリーにもっと共感して、 自分がその場で何ができるかを考えていきます。 (藤田さん・会社員・男性) |
Posted by
NPO「昭和の記憶」
at 01:49