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yuriCargoはなかなかのもの [2023年08月14日(Mon)]
デンソーが出しているyuriCargoというドライビング技術の診断ソフト。7月初めから使いだしておりますが、これがなかなかに秀悦。

自家用有償旅客運送のドライバーになるためには、国交省認定の運転者講習を受講しなければならないようですが、座学の部分は別として、ドライビングに関する技術評価については、かなり使えるのではないでしょうか?

自家用有償旅客運送以外で、いわゆる互助運送を担っている筆者のようなドライバーについては、そういった試験に合格することが必要ではないため、安全性に対して疑義が持たれているのが現状です。

いわゆるライドシェアの解禁に対して、タクシー業界が最も強く反対しているのが、この「安全性への懸念」です。保険求償への不安も指摘されております。

このyuriCargoは、まさに運転マナー(急ハンドル・急ブレーキ、急停車)の評価が移動距離によってレーティングされ、日々自分の運転が何番目に位置するかを確認できます。

yuriCargoの登録者は、今日現在13065人。その他、グループに入れば、そのグループ内でのランクも日々更新されます。

私が入っているグループは、トヨタ自動車とデンソーです。トヨタは78人。デンソーは967人が登録しております。

今日現在での私のランクは、トヨタが78人中3位、デンソーが967人中4位となっております。yuriCargo全体では、7月から今日までのラインキングでは、13065人中12位。yuriCargoの開始以来のランクでは97位です。これは走行距離が2ヶ月分しかないため、どうしても距離のハンデ?があり、すぐには上位には行けません。

私のドライビングマナーは、自分で言うのも何ですが、前に乗っていたマツダのiDMという車載のドライビング測定装置によって、最高ランクになるまでに、随分と「指導」されました。一度最高ランクに辿り着いても、ちょっと何かあるとすぐにランクが下降します。継続的に最高ランクをキープするのに、恐らく3−4年はかかった筈です。

従って、iDM先生に鍛えられているからこそ、上述のようなスコアを叩き出せるという訳です。

互助運送のドライバーを希望する方は、是非、このyuriCargoをスマホにインストールし、試してみることをおすすめします。

ドライビング技術をタクシー業界は最大の懸念として、ライドシェア解禁反対の錦の御旗にしておりますが、走行距離1億キロあたりの死亡者数の推移を見ると、R3年の国交省調査で事業用は0.36人、自家用は0.29人となっております。何とタクシーの方が死亡するリスクが高いのです。

まあ、百歩譲って、タクシーの方が一般の白ナンバーより安全とは、決して言えないのではないでしょうか? いわゆる飛ばすタクシー(昔、神風タクシーと言っていました)のドライバーのyuriCargoでの順位を見てみたいものです。
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