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また一人送迎をお断りしました。 [2022年01月29日(Sat)]
互助送迎を始めてから4年3か月が経過しようとしております。

地域の様々な人々と接触するなかで、この社会のごく普通の高齢者の実態がよく見えてきました。こういう特殊なことをすると、社会の裏面までが浮き出て見えてくるということですね。

今日、また一人の方の送迎をお断りすることとなりました。

きっかけは、1月21日に予定通りにお迎えに行きましたが不在だったことです。何か急な出来事があったのではと、その日計6回もイエ電と携帯に電話するも繋がらず。

昨日、念の為もう一度携帯に連絡すると、何と普通につながるではありませんか?ここからが狐につままれたような展開が待ち受けておりました。

その方は、1月21日に約束の時間に来ないので、筆者に電話したとおっしゃいました。何度目かの電話は転送されて留守電につながったともおっしゃいまいした。ところが筆者の受信記録を見ても何も記録がありません。また、筆者の使っているワイモバイルの設定では留守電の設定はしておりません。これは確認しました。

もし電話を受けているなら記録が残っているはずだと思い、新たに電話アプリをインストールして確認しましたが、昨年11月からの受信記録にはありませんでした。しかし、その方は電話したし留守電にもつながったとおっしゃいます。

そして、今日の送迎の日を迎えた訳ですが、念の為、その方が持ってきた携帯から筆者のスマホにかかるかどうかをチェックするために、電話をしてもらうように依頼しました。ところが、そこでその方は、今日はいつもと違う電話(これは違います。受信記録を見ても、これまでと同じ番号でした。)を持ってきたからと言って、筆者の携帯の番号をそのまま入力しました。きちんとかかりました。当然です。

そして車中での会話で、その方は更に、1月21日は朝9時頃まで在宅して、筆者の到着を待っていたこと、しかし、筆者が来ないのでやむを得ずタクシーをその日は使って病院に行ったとおっしゃいました。

「そんなことはないですよ。9時10分前ぐらいに到着してお待ちしておりましたが、在宅ではなく、玄関チャイムにも反応せず、イエ電にも誰も出ませんでしたよ」と伝えました。いや、「9時前に待っていました」と更におっしゃるので、家に帰ってグーグル・マップでの当日の移動記録(時間と住所付き)をプリントしてお持ちしました。

さっきおっしゃったことは、間違いであることは、このマップが示しておりますと言ってプリントをお渡ししたら、その方は、それっきり黙ってしまいました。

こんなに小さな嘘を重ねてつく高齢者に遭遇したのは初めてです。これでは他の方々とのスケジュール調整に支障をきたすのでお断りすることとなりました。当然、お送りした後の本日の任意の謝礼は辞退しました。

いやはや、参りました。平然と嘘をつく高齢者。しかも、何のためにこんな嘘をつくのか皆目わかりません。一見すると普通の品のいいお年寄りに見えるのですが、こういうことがあるもんですねぇ〜。

ちなみに、この方の送迎は50歳ぐらいの息子さんを、近くの病院にお送りする送迎です。息子さんはお一人では行けないような状態(身体条件はOK)のようです。普通に筆者との会話も出来ません。こちらから「おはようございます。」と言って、初めて挨拶だけを返すような方です。

いや〜、世の中には大変な方もいらっしゃる! 「だから、今回のようなことがあったのでは、という訳ではありません。」念の為。
互助移動支援の活動報告(2021年) [2022年01月08日(Sat)]
昨年度までの互助送迎による活動実績などをまとめた文書を、年初から利用者に配布しております。
こんなものを配布すべきではないと一度は考えたのですが、私が行っている活動は「報酬が一定の仕事」でもないし、「無期限?ボランティア」でもないし、ましてや、マリアテレサが行っているような「慈善活動」でもありません。

単に、この地域にこんなことをやる人間が増えれば、皆さん助かるだろうなぁ〜?との気持ちから始めた、いわば地域貢献プロジェクト活動のようなものです。

従って、この送迎活動が私自身の中で完結するのは、本当はまずいことです。地域社会に様々な形で拡がっていかなければなりません。

と思って、今住んでいる町のトップに話しをしにいったのが、2017年9月です。そして、とりあえず私一人で先行して始めたのが2017年11月1日。

しかし、先のブログでも書いたとおり、見事に町からは梯子外しにあいました。でも、一旦始めたこの送迎活動ですが、今辞めたら困る方が大勢いらっしゃいます。そうした方は、いわば私の活動を支えてくださる「同士」のような方々ですので、ここは、私の活動報告をまとめて、彼らと分かち合うのが筋ではないかと思い直して、元旦早々から順次配布することとしました。

以下、その報告書の全文です。

2021年12月31日

もろっこクラブ利用者 各位
        
2021年度のもろっこクラブの活動実績についてお知らせいたします。

● 送迎回数:617回(ほとんどが往復送迎でした。)
 2020年は430回、2019年は529回、2018年は155回でした。
 2020年度はコロナの影響で少し落ち込んでおります。
1日3−4人(最大6人)程度がほどよい感じですので、うまくスケジュール調整できれば、月に60人70人(年間700人程度)は送迎可能です。

● 現継続利用者数:約27人。(一度でも利用した方を含みます。)

● 皆様からの貴重なカンパ(任意の謝礼)の使い道:
   ・クルマの維持管理費用(車検・点検、任意保険、自動車の税金等)への充当。
   ・クルマの特別修理代 5万円。(利用者宅での車庫入れ時に横腹を擦る)
   ・一時不停止の罰金 7千円。(これは私のミスでした。今後気をつけます。)
   ・社会福祉協議会への年末募金 3万円。(特別支出があったため、ちょっと少なめ)

● その他トピックス
  毎年掲載しておりました社会福祉協議会発行の「ふれあいマップ」からは、もろっこクラブのページの削除を依頼しました。理由は、町の援助がない中、これ以上拡大すると現利用者に迷惑がかかるのと、町の約束不履行下での福祉関連部署等からの紹介を受けるのは道理に合わないと考えたため。また、町からの紹介なので町の福祉政策の一環として考える自己中心的な方が多いのも大きな理由。現利用者からのご紹介のケースは、この送迎の趣旨をご理解頂ける前提で、これからもサポートしますのでご安心下さい。


以上です。来年2022年も皆様にとっていい年になりますように。
私も健康に気をつけてできるだけ長く送迎活動ができるようにしたいと思っております。

===ここまでが報告書の内容です。===

しかし、孤立無援の中、こんなこと年取っていつまで続くのだろうか?との思いがあります。
新年の顔合わせ会で、近所の人からこの活動について聞かれました。仕事からすっかり離れてしまって暇があるらしく少々興味があるようです。立ち話しましたが、恐らく何も実現しないだろうと、この4年間の経験から言えますね。

もう、考えられる手立てはすべて打ちました。長くなるので書き留めるのは止めますが、もうこれ以上は思い当たりません。
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