来月から燃料費ゼロへ [2021年02月28日(Sun)]
3年4ヶ月、今住んでいる地域で「互助送迎」を行ってきました。送迎回数は、コロナ禍がありながらも約1200人を往復送迎してきました。
燃料費は、町内だとほぼ100円。町外だと近隣で200円、遠くに行く時は700円というのもありました。50円未満の近場の送迎は四捨五入して「0円」です。 今のクルマの燃費から計算すると8円/キロとなります。タクシーの約1/30。 これまで運転記録を付け、都度燃料費を計算してきましたが、今の利用者の方々は、燃料費だけしか支払わない方は皆無となりました。皆さん、「カンパ」として、100円、200円、300円といった金額をお支払いになります。ちょっと遠くに行けば千円をカンパして頂ける方も。 そこで、思い切って3月からは燃料費は頂かないことにしました。カンパのみでこの送迎活動を賄うつもりです。運転記録を付けるのが面倒になったということもあります。 それに、5月頃からは3円/キロのクルマに乗り換える予定です。まあ、ほとんどゼロですね。 カンパは全くの任意ですので、国交省も異論はないでしょう。 国交省のガイドでは、利用者を乗せた時には、燃料費しか確実には頂けません。「任意の謝礼」はまさに任意です。従って、利用者が何もカンパ(謝礼)をせずに下車してもOKです。現にそのような方もいました。 しかし、まさにタダ乗りの利用者から依頼の電話があっても、お断りするのも「任意」だと思っております。乗せた時は、これはタダでもやむを得ません。文句を言う筋合いはありません。 恐らく、2−3回続けて「タダ乗り」されれば、その方からの電話は受けても、予約が一杯とかの理由を付けてお断りすることになります。何故なら、私自身とても気分が悪いからです。気分を悪くしてまで見ず知らずの他人に送迎サービスを提供するほどの「聖人」では私自身ありません。 こちらは、お金と時間とリスクをかけて送迎しております。それに対して全く何の痛痒も感じないお方と「お付き合い」する気はありません。気が滅入るからです。 これでスッキリします。「嫌なヤツが来るから気をつけろ!」とは、思想家の内田樹が道場を開く時に友人から言われたそうです。 私も、身銭きって、残された人生の貴重な時間を使ってまで、嫌なヤツと付きあう気持ちは全くありません。 この互助送迎活動に興味のある方は、是非ご連絡下さい。 3年以上、数十人に呼びかけても、結局、この活動をやりたいというドライバー候補は皆無です。この点は、私の世間に対する認識が大甘だったと言わざるを得ません。 先日、県のデータベースに「ドライバー募集」の小さな記事を載せて頂きましたが、例え一人でも問い合わせがあればいいのですが。。駄目だろうなぁ〜。。 |