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アホウドリに乗ったらどうなるか? [2023年05月14日(Sun)]
筆者が5年半ほど行っている互助送迎は、アホウドリ方式で行っております。

ア 安全装備付きの安心なクルマを使い
ホ 保険(任意)も十二分にかけていること(個人賠償まで付けております)
ウ 運営主体が信用に足りること(これは残念ながら個人では不可能)
ド ドライビングマナーが優れていること
リ 利用者主体の送迎スキームで利得のシェア

クルマは2年ほど前に買ったトヨタRAV4のPHVです。電気で走るためスムーズな発進と静かさ、更にパノラマムーンルーフも奮発しました。これで明るい室内でリラックスできます。
利用者に快適に利用していただけるよう、毎朝の車内外の清掃も欠かせません。

ドライビングマナーについては、以前にも少し触れましたが、人それぞれの運転の癖は1日の講習などでは到底治りません。前のクルマのマツダCX5に付いているドライビングの診断装置で最高ランクに到達するのに2年ほどかかり、それを維持するのに更に1−2年かかりました。

ブレーキングやハンドリング、アクセルワークが少しでも悪いと、途端にスコアやレベルがダウンしてしまいます。

世の中にはNPOなどのドライバーのために、講習会を行っている団体があるようです。また、教習所での講習のようなものもあるようですが、そのような短期の講習ではまず、長年染み付いたドライビングの癖は治らないと思います。

利用者主体の送迎スキームとは、互助送迎の法的な決まりから、ガソリン代と任意の謝礼しか受け取れません。明示できるのはガソリン代だけです。任意の謝礼は利用者の任意のお気持ちに委ねることしかできません。

ここがタクシーやライドシェアとは明らかに異なる点です。

ガソリン代とひょっとしたら受け取れる任意の謝礼で、朝から夕方まで数時間以上も拘束され、事故のリスクを背負いながら、見知らぬ相手を病院などに往復送迎し、「はい、今回はガソリン代は100円です」と告げ、利用者から「はい。どうもありがとうございました。100円置いておきます。」と言われながら、何度も何度も送迎を重ねるのは、これはやってみないと分からないかと思いますが、物凄い精神的な違和感とストレスを覚えます。

国交省の言う「互助送迎」には決してなっていないのです。

ある人が言っていましたが、「フェア」ではないのです。もっと言えば、単に「いいように使い倒されている」感が、人間ですから、どうしても湧き上がってきます。

こちらの負担は、上述したように、安心なクルマ、十二分な保険、ドライビング技術のマスター、高価なクルマの購入費と維持費、それに残り少ない人生の時間、これらを利用者のために、いわば「捧げている」訳です。

それに対する、返礼が100円。あるいは短距離であればゼロ円。

これはどう考えても互助を支える「フェア」な関係ではありません。

個人が自分のクルマを使ってアカの他人を送迎するためには、このような「制約」が法的(道路交通法)に課せられているのです。

これでは、互助送迎をやりたいドライバーが出てくる訳はありません。

ここのところを、何とか突破できないかと、色々と思案中。。
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