• もっと見る
<< 2023年12月 >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
最新記事
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
日別アーカイブ
互助移動支援活動のドライバーになるには? [2023年01月29日(Sun)]
互助移動支援活動を開始してから既に5年が経過しました。当初は試行錯誤でしたが、様々な経験をするうちに、ドライバーとしてのノウハウがかなり蓄積されてきました。

もし、地域社会でこの活動を希望する方がいらっしゃれば、以下の点について考慮すると、必ず続けることができると思います。

1.最低限の資格
 ・クルマの運転が好きなこと。
 ・任意保険は最大にかけることができること。
 ・フルタイムに近い形で活動できること。
 ・クルマには比較的最新の安全装置が付いていること。
 ・安全運転技術を習得すること。

2.どのように始めるか?
 ・利用者の募集(公的機関と連携するのが最初はベスト)
 ・任意の謝礼だけでスタートするのが良い。
  (ナッジ効果を最大に)
 ・嫌な利用者は断る。(送迎中は断れないが、予約段階で
  お断りするのは全くOK)
 ・絶対に謝礼額をドライバーから明示、あるいは示唆
  しない。あくまで利用者のお気持ち代。
 ・社会貢献活動であることを明確にする。例として年末募金
  などを行うことを説明する。
 ・地元のタクシー業界に一言ご挨拶する。
  (私は警察から勧められました。)

3.行き先は限定する。(効率よく複数の送迎をするため)
 ・医療機関、役所など公的機関、スーパーなど。
 ・送迎地域もおよそ片道20分以内の同じ市町村に
  限定する。

4.その他
 ・往復送迎を基本とするも、待ち時間が長い場合は
  一旦帰宅する。
 ・最初にこの送迎の趣旨を説明し、ご理解頂いた方だけ
  を送迎する。
 ・ご家族などからの本送迎の趣旨への同意は必須。
  (事故対応の際のクレーム回避のため)
 ・待ち時間を有意義にすごせる何かを持つ。
  (読書やゲーム等)

以上です。

互助移動支援活動を個人で行っているケースは稀かと思います。その際にネックとなるのは、

1.道路交通法への理解(これはかなり複雑怪奇)
2.事故への懸念の払拭(過大視すると活動はできない)
3.継続するための「互助」のルールの徹底
  (フリーライダー等への対策)

これらをきちんと整理し利用者にもご理解頂き、ドライバーも継続できるための何らかのインセンティブが与えられないと、継続することはかなり困難になってきます。

そのノウハウは、この5年間で溜まってきたと自負しております。各種、使用書類フォームも揃っております。これらのノウハウと書類は無償でご提供します。興味を持たれた方は遠慮なくご連絡ください。

ご質問だけでも受付中。
この記事のURL
https://blog.canpan.info/morocco/archive/90
トラックバック
※トラックバックの受付は終了しました
 
コメントする
コメント
検索
検索語句
最新コメント
タグクラウド
プロフィール

もろっこクラブさんの画像
https://blog.canpan.info/morocco/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/morocco/index2_0.xml