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ダーウィンの自然選択理論 [2020年06月29日(Mon)]
自民党の憲法改正漫画で、ダーウィンの進化論をもじったような「変化しない社会・人間は生き残れない」との間違ったメッセージがSNSで話題になっております。

最近読んだ本の中で、この進化論の中心の自然選択の理論について分かりやすく書いてありましたので、チョイとご紹介。

1.個体間には差異がある。
2.個体間の差異は、しばしば生存と生殖に影響を及ぼす。
3.子どもは両親に似る。、

この3つだけで、何億年という長い年月をかけて、環境に適応した種が生き残ってきた訳です。
この単純な原則のどこを見ても、種自らが変化するということは言っておりませんし、変化しなければ生き残れないということも含意されておりません。

二階幹事長が言うような「ダーウィンも喜んでいる」どころではありません。嘆き悲しんでいるかも知れません。

この3つの原則については、トマス・ハクスリーが、「そんなことも思いつかなかったとは、私はなんと愚かだったのか!」と叫んだとか。

このハクスリーはダーウィンと同時代(1825年〜1895年)のイギリスの生物学者で、ダーウィンの番犬(ブルドック)との異名を持っております。それほどダーウィンの進化論を弁護した訳ですが、面白いのは、この人学校に通ったのはたったの2年だけ。そのせいか?、「若者の能力を見極められる人ほど賢い人などいない」などと、のたまわっております。

日本企業でトップの老害に苦しんでいる人々に、是非この言葉を捧げたい気持ちです。

ハクスリーはまた、「人間が進化を通じて獲得した、自己利益を追求しようとする熱意は社会の崩壊を招く」とも言っております。

まさにその通り。

私が3年近く地域で行っている「互助送迎」の活動を通じて初めて見えた「自己利益を追求する熱意を持った方々」をよく見ていると、まさに社会の崩壊の進行度合いを感じます。

こういう方々は、タクシーの30分の1のガソリン代だけでの送迎に対して、自己利益を最大化するため、ガソリン代以外は全く支払わないか、善人ぶってほんのわずかな金額(20円から50円とかの場合もあります。)を謝礼として差し出すだけです。つまり、自己利益を最大化するために、いわば「私の善意」を使い倒すという意図がみえみえの方々です。

いわゆるギブアンドテイクでこの世の中は成り立っているとも言われておりますが、こうした方々はいわゆるテイカーですね。

そのテイカーの中でも、もっともたちの悪いのが「ギバーを装うテイカー」です。 こうした方々は口では私の活動を褒め称える訳ですが、私がその人の移動のために費やした1−3時間の無償で提供される時間については、何も報いようとはしません。場合によっては下車時に「ありがとう」の一言もない。やむを得ず支払うガソリン代ポッキリを差し出してお終い。 

完全なテイカーで、最近遭遇したひどい例は、約束通りの時間に迎えに行っても、「あぁ〜、病院からキャンセルがあったんですよ。」でお終いの方。お詫びの言葉1つすらないというひどい状態。(次回、この方から予約の電話があったら断ることにしております。)

ある本で書かれておりましたが、こうしたたちの悪いテイカーは約15%ほど、この社会に生息しております。(外国の例ですが、日本でも)私の経験からはほぼこの比率の通りですね。この15%の人々がこの社会に害悪を及ぼすいわゆるクレーマーになったりしている訳です。 この種の人間が3割を超えてくると、これはもう善意のギバーは滅ぼされるでしょう。 そうならないために、私がやれることは、そうしたたちの悪いテイカーとは関係を持たないことしかできそうもありません。 これで「自然選択」できるとは到底思えませんが。。

この社会の闇は深い。。
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