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ローカルな具体の映り込み [2018年03月06日(Tue)]
今読んでいる「具体の知能」という本の中に、朝顔が生長するときの形の話が出てきます。

「よじのぼり植物の成長に伴う回転運動は、まわりにあるものの配置によって茎の成長の軌道が選択されることを可能にする変異をもたらす。そして、こうした回転運動それ自体にも個性があり、その個性にもまた、さまざまなスケールの持続をもつまわりの構造(重力、太陽の運航、周りの植生など)が映っている。」

多種多様な制約を与える環境に住んでいるという点では、我々人間も同じですね。その地で長い間続いていることや、ある周期で変化する事柄などが、いわば入れ子のように存在している環境に住んでいるのは、植物も動物も人間も同じだと著者は言います。

この点をよく考えないと、自分の思い込みだけでボランティア活動をやろうと思っても、周囲の理解が得られず(場合によっては疎まれ、忌避され)その挙げ句に見事に頓挫することは、私の昨年からの経験からも明らかですね。

この今住んでいる地域で長年伝わってきている人々の心情を構成するものは何なのか?それでも、時代が進むにつれ、人々の心情に変化を与えるものは何なのか? しかも、同じ地域でも住んでいる住民の来歴によって様々に複雑化することまで考えると、その実態を捉えることは並大抵ではありません。

ひょんなことから、先日、地域の防犯パトロール隊に「引っ張り込まれ」ました。パトロールカーを運転するドライバーを首尾良く「無償移動支援ドライバー」に引っ張り込めないかとの思惑から、そのパトロール隊に参加している人にちょっと話を聞こうと電話したのが運の尽きでした。

その人と会って話を聞くだけのつもりが、実際に「体験してみよう」との話にあっという間にすり替えられました。それでも、当日はただ単に見学するだけだったのですが、会長さんは待ち構えていたように「規約」を私に見せ、何と「制服」まで支給され、ボランティア保険に入るための用紙に住所氏名などを書かされ、いわば、成り行きであっというまにパトロール隊に仕立て上げられました。

まさに、もうせんごけに捕まった哀れな虫になったかのようでした。抵抗するすべもありませんでした。すべてがこの時のために準備万端整っていたかのようです。

聞くところによると、今のパトロール隊員の多くは70歳以上の高齢に差し掛かっており、病気その他の事情で脱落する人が多いとのことです。(そんなこと言ったって、私も後1週間程度で70歳になるんですけどねぇ〜。)

こういった「環境」に生息している人々が集まる場所だとはつゆ知らず、つい迂闊に事務所に足を踏み入れたのが運の尽きだったのかも知れません。人間が集まる場所には、それぞれ固有の「来歴」があり、その固有の世界では、自分の意思など取るに足らないものだという、この世の基本を理解していなかったのがそもそもいけなかったのでしょう。

こうなった以上、後に続く虫たちのためにも、もうせんごけに捕まった後の顛末は一体どういうことになるのか、とことん味わい尽くす以外にはなさそうです。(そのためにも、運悪くパトロール中に不慮の事故にあって「頓死」しないように気をつけねば。。。)

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