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もりっと仙台森づくり

植林・下草刈り・間伐・自然観察・クラフトなどもりっと仙台自らの実践とサポートの様子を淡々と?綴っていきます。森の健康を取り戻す試行錯誤の道のりになるかも?平成20年6月17日


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今日も分からないことを増やした [2009年01月30日(Fri)]



 みやぎ広報室で「事例から学ぶ!NPOと行政が協働するために」に参加してきました。
講師は今瀬政司氏(市民活動情報センター代表理事)。
チラシにあったセミナーのポイントのうち A行政の協働事業とNPOのミッションの関係 CNPO/行政が契約前に確認したい事業経費積算のポイントに関心があったので出席しました。
 しかし、かえって疑問を抱え込んで帰宅する羽目となってしまいました。 汗






  特に委託契約、請負契約、随意契約に係る区別と
  問題の所在、あるべき方向などについて恥ずかしな
  がらほとんど理解できませんでした。
  この件に関して会員の皆さんからコメントがいただければ
  大助かりです。
過去を知れば未来が開ける(2) [2009年01月30日(Fri)]
 (2) 箱倉山は標高349メートルの国有林です。

(Google Earth)

 9月に役員視察をした時には分からなかったことですが、今の時季だと上の写真のとおり棚田の跡が分かります。上の棚田と国有林の間、山に向かって右の国有林との間は旧薪炭林であることが分かります。
    1.7haの内 @棚田跡 A旧薪炭林 B川沿いと、
    それぞれ植生が異なります。

(1)、(2)とも40年放置された荒廃林であっても、それぞれの植生が異なること。所有者が行政、個人と異なること。目標とする林型が異なること。

課題山積ですが
下刈りや間伐作業の前段の課題の解決を図っていく
整備活動を通じて力を付けていく

叩けば開く扉ならば皆でたたいて前進しましょう!


Posted by 寺沢信志 at 10:11 | 箱倉山 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
過去を知れば未来が開ける [2009年01月29日(Thu)]
  扉を開ければ明るい太陽が・・・・・・・・・・・・・
 旗立三丁目緑地も箱倉山も生活と結びついてきた林です。
 (1)旗立三丁目緑地はもともと一高山奨学会の薪炭林で
    昔一高の先輩が炭を焼いて生徒の奨学金に当てたと
    聞いています。昭和50年に第一次保存緑地に指定さ
    れています。その後平成になってから旗立三丁目緑地
    を仙台市が買い取ったのですがスギが植栽されてから
    40年間全く手入れがされていない・・・・
    このような過去を知って未来が開けるのでしょうか?

   ここで私にはよく分からないことがあります。
   40年前に植栽された「スギ林」は何なのかということです。
   保存緑地は「杜の都の環境をつくる条例」により指定され
   た緑地だと言うこと。
   ここは「森林」なのか太白区公園課の主管する「公園」な
   のか。公園の場合か森林のばあいかで規制が色々異な
   ってくるようです。
   森林法第2条の森林であれば同法第10条の8により間伐
   の場合は「伐採届け」が必要とされます。
   伐採届けでは間伐の補助金が出ないのか?
   「仙台市森林整備計画」とか「森林簿」とか・・・
   
  森林の健康状態の判定という難問に匹敵するほど「間伐」を
  巡る過去・現在・未来の問題は難しい・・・・・

  (2)箱倉山は次回に
    
役員会&説明会 [2009年01月24日(Sat)]
  午前中は長命ヶ丘市民センターで役員会開催しました。
  議題が盛り沢山でしたが午後からの予定もあったので
  最後のほうは少し駆け足になりました。
   議事録を確認して追ってお知らせします。



 根白石市民センターに移動して午後1時から7期生の
 養成講座に参加しました。


 ロジックモデルを使って仙台市森林アドバイザーの会の
 活動概要・目的などを説明しました。



 各部会の責任者から更に詳しく説明をしたあと、質疑応答に
 長時間を要しましたが、いつもの例・どこでもの例のごとく「ハ
 イ納得!!」と言う訳にはまいりません。
 課題は自分にあるか、相手にあるか、あるいは第三者にある
 か、どこにあったとしても自ら解決を働きかけなければ進みま
 せん。 会社などの組織に所属する場合と全く異なり市民活
 動を進めていけるのは会員個々人の使命感とか「自主性」の
 エネルギーだけではないでしょうか。

 モヤモヤとした疑問がはっきりした形になって見えてくれば
 一番いいのですが・・・・
 それが本日の成果と言えるのではないでしょうか。
天気もよし すべてよし [2009年01月21日(Wed)]
 昨日が大寒、今日の陽気はどうしたのでしょうか?
 今日は8名参加で旗立三丁目緑地第1区の伐倒対象木の
 マーキングと3ヶ月前に境界に張ったビニールテープが壊れ
 てきたのでロープに張り直し作業をしました。

 胸高直径10cm以上の対象木が126本でした。
 
 整備方針は、木材生産林から環境林へ
         スギ人工林から混交林へ
         同齢林から異齢林へ
         単純林から複層林へ

       生物多様性を高めるための整備です。

 11:30終了し坪沼実習林へ移動し昼食。



 食後はハードな丸太の搬出です。


 末口14cm以上で長さ4m10pの丸太は5〜6人掛かり
 大変な作業です。


 2時間でギブアップ!!

 帰り支度の途中に「もやい結び」が話題となり早速佐藤整備
 部会長を講師に復習となりました。


 今日も好天に恵まれ、ハードな運搬作業も事故もなく終了でした!!
  
協働間伐で資源を生かす(2) [2009年01月17日(Sat)]
 昨日感じたこと
 その1 薪ストーブ
  昭和30年ころまでは我が家でも薪ストーブを使用していま
 したが当時のダルマストーブとは価格も性能も全く別物と言う
 感がしました。
 


 間伐推進・林内残材の解決、化石燃料依存脱却を図るため
 役場から補助金を出しているようです。

 その2 プラロックのテスト
   1tのプラロックでは50年生くらいになるとチョッと危なっか
 しいと思いました。
 伐倒対象木に掛けるロープは相当上に掛けないと安全・安心
 とはならないようです。


 写真の右下がプラロックです。
 安全に使えるように研鑽を続けていきましょう!

 その3 真冬のきのこ
  スギ林と畑の間にケヤキか柿木か?の古い切り株が
 あって、何ときのこが凍って生えていました。
 真冬にキノコ狩りをしたのは初体験となりました。



 スーパーで売っているエノキタケとは似ても似つかない
 色・形ですが、紛れも無く天然エノキタケです。
 昨夜は味噌汁、今日の昼はうどんの具になりました。
 なめこのようにツルツルして、シャキシャキ感がいいです。
 まさに森の恵み、ご馳走さまでした。
協働間伐で資源を生かす [2009年01月16日(Fri)]
 先月に引き続いて「川崎町の資源を生かす会」さんとの
 協働間伐です。
 ロケーションは仙台で言えば「イグネ」のような感じです。
 ただ雑木は無く50年生くらいのスギ単層林で裏山は急
 勾配でした。
 午前は急斜面が気にはなりましたが掛かり木にさえなら
 なければ作業は捗りました。
 
 午後の伐倒は難業でした。



 写真左は依頼主のビニールハウスと畑、右は隣家の小屋と
 畑でロープで手前に引っ張っての誘導伐採です。

 


 次は公道に面したスギの伐採です。
 公道に沿って電線があり左右には畑です。



 山主の奥様から差し入れがあり一服休憩です。



 「スキルアップ21」の”誘導伐採”の復習にはなり
 ましたが、予定の本数の伐採はできませんでした。



 この間伐材が薪ストーブの薪になるそうです。
 今日お邪魔したNPO代表のkさんの薪ストーブは外国製
 で40万円、煙突が40万円、設置場所の改造とかで20万
 円強(オオムネ)だそうです。役場から経費に応じて20万円
 くらい補助金が出るとか。
 それにしてもスギが薪になるとはびっくりです。

 今日は平常日ということもあって参加人員が少なくて予定作
 業を終えることは出来ませんでしたが好天にも恵まれて、と
 てもいい体験になりました。
冬の箱倉山 [2009年01月13日(Tue)]
 
 寒い朝でした。中山の観音様あたりで外気温は−1℃でした。
 去年9月に来た時とすっかり様子が変わり、誰も気付かずに山
 の入り口をはるかに通り越してしまい太白区との境界当たりで
 Uターン 笑い
 

 写真左は国有林ですが高圧線の下ということでしょうか、昨年
 あった潅木はすっかり伐採されていました。

 

 
 ここで境界が分からなくなりました。
 山主のOさんに今日案内してもらう予定でしたが怪我で入院さ
 れたと言うことです。

 


 黒く見える部分は40年程前には”棚田”であったところ
 「耕して天に至る」とまではありませんが箱倉山の中腹
 まで棚田の跡が伺われます。
 冬でなければこのように見通すことは出来ません。



 仕事始めは枯損木の処理と作業道の笹刈りをしました。



 「昼前後から大雪になる」という天気予報でしたので青
 空がのぞいていましたが大事を取って12時に撤収しま
 した。

 今日の収穫と課題
 (1)荒廃した雑木林でも冬はトテモ見晴らしがよい。
 (2)侵入木の位置確認がしやすい。
 (3)耕作(棚田)放棄地という特殊な地形・植生なので
    目標林型について山主の希望をもう一度調整する
    必要がありそうだ。
 (4)駐車場と橋
 (5)雑木林での楽しみを工夫し、みんなココに来たくな
    るようなシカケを作れないかな?

  真っ白な雪の上に野うさぎの足跡がありました。音符
Posted by 寺沢信志 at 21:19 | 箱倉山 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
夢ファンド [2009年01月10日(Sat)]
 ステップアップ支援プログラム 10:40〜11:50
3団体 によるプレゼンテーション・質疑応答(各10分)の様子 です。



   スタートアップ支援プログラム 13:10〜13:40
   プレゼンテーション・質疑応答(各5分)3団体
   
   組織開発(人材育成)支援プログラム 13:50〜14:40
   プレゼンテーション・質疑応答(各5分)5団体

   当会では中間報告ではなく「最終報告書」に基づく発表でし
   たので 5分では満足の行く発表は出来ませんでした。
   鹿郷代表に質問に答えてもらい、佐藤森林整備部会長に補
   足説明をしてもらいました。
   今日のサプライズは羽場さんが応援に駆けつけてくれたこと、
   トテモ心強かったです。



    時間の都合で会場で配布したプリントのデータの説明がが出
    来なかったことが悔やまれます。
    旗立三丁目緑地のスギ林を例に荒廃人工林の現状を訴えた
    かった!!



   


 適期に間伐することを前提に蜜植されていること
 遠くからは緑の森に見えても実態はヤブであること!!
 1千本でいい林に7千本もの”もやし状の立木”があること!!
 光が届かない林床には草も満足に生えていないこと!!
 木材生産どころか土砂災害の危険性があること!!

 またの機会に、否、みんなで機会を作って訴えていきましょう!!

  習得した技術は活用してまいります!
 夢ファンドさん ありがとうございました!!


 


夢ファンド中間報告会に向けて (2) [2009年01月08日(Thu)]
「森林整備技術習得プログラム」は、最終報告となります。
このプログラムの実施に伴って「情報開示」にも取り組みま
したのでその経緯と成果について取りまとめてみました。


@ 会報「もりっと仙台つうしん」5月号から毎号に実施状況、
予定、関連について掲載しました。
A 6月17日にコミュニティーサイトCANPANにブログを開設
しました。
B みやぎNPO情報ライブラリーに団体基礎情報、活動実績、
予算・決算、事業計画等の情報公開をしました。
   A、Bについては「みやぎ公益ポータルサイトみんみん」
の指導・援助を受けました。
C 団体ブログでは活動報告を中心に活動予定や役員会の
報告、折衝情報などをニュース的に掲載しています。
D 6月17日以降88回アップしたうち夢ファンドに関する記
事は20回でした。
E コミュニティーサイトCANPANで、情報開示モデル団体と
して全国38団体の一つに選ばれました。(「みやぎ公益
ポータルサイトみんみん」推薦3団体 ○仙台市森林アドバ
イザーの会 ○FOR YOU にこにこの家 ○発達支援ひ
ろがりネット)
F 12月25日にCANPAN「市民活動と企業の寄付のあり方
を探る」モデルプロジェクトの対象団体に指定され40万
円の寄付を受けました。

   結果は、大変いい流れになったと思います。

夢ファンド「森林整備技術習得プログラム」 ⇒ 情報公開
 ⇒ フィールド確保 ⇒ 寄付40万円 ⇒ 機材購入 ⇒
 間伐施業開始 ⇒

  助成金の使われ方の見える化
  もりっとの活動の見える化がとても重要である・・・
  ということが分かりました。
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