里山管理基礎講座の報告
[2009年06月03日(Wed)]
鹿郷徳夫さんの報告を転載します。
平成21年6月1日
仙台市森林アドバイザーの会 鹿郷徳夫
平成21年度「ボランティアのための里山林管理基礎講座」
平成21年度「ボランティアのための里山林管理基礎講座(5回シリーズ)」の第1回講座が5月31日(日)9:30〜15:30,大衡村・宮城県林業技術総合センターで開催された。
講師紹介・班編成
応募者74名,5倍弱の中から抽選で選ばれた17名が参加。
うち当会から2期・駒野,4期・鹿郷,7期・木村,7期・野瀬,7期・西本の5名,宮城県森林インストラクター協会から1名,くりこま高原自然学校から2名のほかは,“荒廃した森林に心を痛めて”とか“これからボランティア活動を”などの動機による個人参加だった。
オリエンテーション後は講義が予定されていたが,午後から雨の予報のため,急遽,午前中に「樹木実習」と「植生調査」が実施された。特に「植生調査」では,昨秋の里山管理講座で森林整備した10m×10mの跡地4ケ所で,4班に分かれて2m以上の樹木の胸高直径測定と全植種名と被度の調査,葉の採取を行った。
講師による植生調査説明
午後の講義では,細川指導員による「宮城県の森林・林業の現状」の中で“ナラ枯れの被害が山形県まで広がっている。特に太いミズナラ,次にコナラを好む。原因となるナラ菌は,カシノナガキクイムシが運ぶ”と説明。田中技師は「里山とは?雑木林の手入れ」の中で“東北の雑木林の主役はコナラだが高齢化,しかも林内にはコナラの幼木はあるが,光不足で次世代を担うコナラが少ない。主役となる大きくなれる木を残す手入れが必要”と説明した。
午後2時30分からは,午前中の「植生調査」で採取した葉を,図鑑を頼りに各班毎に半紙に貼って植種名記載。
4班の駒野,西本,野瀬
3班の木村
これを掲示して梅田上席主任研究員の点検・訂正指導を受け,午後3時30分に講座終了。
2班の結果発表
平成21年6月1日
仙台市森林アドバイザーの会 鹿郷徳夫
平成21年度「ボランティアのための里山林管理基礎講座」
平成21年度「ボランティアのための里山林管理基礎講座(5回シリーズ)」の第1回講座が5月31日(日)9:30〜15:30,大衡村・宮城県林業技術総合センターで開催された。
講師紹介・班編成
応募者74名,5倍弱の中から抽選で選ばれた17名が参加。
うち当会から2期・駒野,4期・鹿郷,7期・木村,7期・野瀬,7期・西本の5名,宮城県森林インストラクター協会から1名,くりこま高原自然学校から2名のほかは,“荒廃した森林に心を痛めて”とか“これからボランティア活動を”などの動機による個人参加だった。
オリエンテーション後は講義が予定されていたが,午後から雨の予報のため,急遽,午前中に「樹木実習」と「植生調査」が実施された。特に「植生調査」では,昨秋の里山管理講座で森林整備した10m×10mの跡地4ケ所で,4班に分かれて2m以上の樹木の胸高直径測定と全植種名と被度の調査,葉の採取を行った。
講師による植生調査説明
午後の講義では,細川指導員による「宮城県の森林・林業の現状」の中で“ナラ枯れの被害が山形県まで広がっている。特に太いミズナラ,次にコナラを好む。原因となるナラ菌は,カシノナガキクイムシが運ぶ”と説明。田中技師は「里山とは?雑木林の手入れ」の中で“東北の雑木林の主役はコナラだが高齢化,しかも林内にはコナラの幼木はあるが,光不足で次世代を担うコナラが少ない。主役となる大きくなれる木を残す手入れが必要”と説明した。
午後2時30分からは,午前中の「植生調査」で採取した葉を,図鑑を頼りに各班毎に半紙に貼って植種名記載。
4班の駒野,西本,野瀬
3班の木村
これを掲示して梅田上席主任研究員の点検・訂正指導を受け,午後3時30分に講座終了。
2班の結果発表
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