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マロニエの森の会

「マロニエの森の会」は、落葉広葉樹を植え育て自然にやさしい山をつくる会として平成8年に結成され、山口市で活動している団体です。当初は、山口市宮野の木戸山公園を本拠地として活躍していましたが、現在は宮野岩杖の地で活動しています。

「森の夢」への道

[2018年05月25日(Fri)]
宮野岩杖「森の夢」のご案内

下の地図をご覧下さい。奥湯田温泉、宮野「ふれあい館」を過ぎ、すぐ右に曲がると「るりがくえん」があります。
「るりがくえん」のところにマロニエの森の会の看板があります。
そこを左に曲がるとあとは道なりです。
そこから約10分くらいでマロニエの森の会の看板があります。
そこを左に曲がったところに「森の夢」の建物があります


森の夢案内図BM.png

ヤブマリが咲きました

[2018年05月15日(Tue)]
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宮野岩杖に「ヤブマリ」が白い花を咲かせました。学名は「藪手鞠」というようです。花は蝶が羽根をひろげて飛んでいるようで可愛いですよ。あたご柿の植えてあるところとモミの木のある奥の方です。

平成30年度事業計画

[2018年05月13日(Sun)]
平成30年5月13日の総会において、平成30年度の事業計画が次のような日程で了承されましたのでご案内いたします。

4月 8日 春を楽しむ会(76名参加)
4月22日 第1回草刈り作業(8名)
5月13日 平成30年度総会
5月27日 第2回草刈り作業
6月 3日 同上予備日
7月 8日 第3回草刈り作業
7月15日 同上予備日
9月 9日 第4回草刈り作業
9月16日 同上予備日
10月13日 「森の夢」(会の施設)大掃除
10月21日 秋を楽しむ会
10月28日 第5回草刈り作業
11月 4日 同上予備日
平成31年 1月・2月枝垂れ桜の手入れ(防疫等)

参考
宮野地区の地域行事
  5月20日 宮野地区大運動会
  6月 9日 宮野ホタル祭
  7月20日 祇園裸ん坊
10月14日 宮野まつり

会の受賞歴

[2018年04月23日(Mon)]
「ふれあいの森林づくり」理事長賞(社団法人国土緑化推進機構・平成13年度)

「ワンモアライフ勤労者ボランティア賞、ナイスアシスト賞(厚生労働省・平成15年度)

やまぐち県民活動パワーアップ賞」(平成18年度)(山口県)

「子ども若者育成・子育て支援功労者表彰(内閣府特命担当大臣表彰「子ども・若者育成支援部門」平成24年度 )」"


「地域環境美化功労者表彰」(環境省、平成30年)


会のこれまでの主な活動

[2018年04月23日(Mon)]
はじまりは木戸山公園から


 平成8年、木戸山公園付近に、マロニエ(トチノキ)200本植栽。平成9年、同所にマロニエ(トチノキ)、ユリノキ、メープル、銀杏、桜、ケヤキ、クヌギ等合計400余本を植栽。平成10年には、同所にマロニエ(トチノキ)、オーク、ユリノキ等合計200本を植栽。平成11年は、ケヤキ、メープル、フウ、トチノキ約200本を植栽。その後2年間植栽を続け、同所では合計1200本を植え、この地区での植栽は終える。最初の植栽後毎年夏(10数年間)には下草刈りを実施
                                     

活動拠点「森の夢」完成


 平成15年からは、木戸山公園の植栽が一段落したこともあり、山口市宮野上岩杖の個人所有地である田畑、鶏舎跡を含め約3000uと裏山を借り受けて活動することにした。まず、鶏舎あとを改修し、本会の活動拠点「森の夢」(約400u)を自分たちで作り上げるとともに、裏山には4年間かけて遊歩道を作り、植林地へのアクセスや頂上までの散策路を整備した。そのうえで、同地の山林、畑地、通路沿いに、平成18年から数年にわたり、「100年の森」計画と称し、100年後ケヤキを錦帯橋の部材として使っていただくべく岩国市にも話をし、ケヤキ500本、クヌギ300本、コナラ200本を植えるとともに、植栽後の下草刈りを毎年続けている。また同所には、枝垂れ桜を平成26年から植栽し始め現在100本の植樹をしており、山口における桜の名所となることが期待されている。その他同所には、西条柿80本、あたご柿20本、マロニエ(トチニキ)とコシアブラの木合わせて250本、モミの木100本などを植えている。
 
たくさんのことをしてきました


 そのほかの行事として、(1)毎年の総会時には、会員の研修を兼ね、環境問題全般にわたる講演会を開催。(2)地域との連携もかねて当初よりブースをだすなど「宮野まつり」にも参加していた(平成10年〜平成24年)。(3)山口県立大学からの要請も受け同大の「地域共生演習」の学生受け入れ(平成19年〜29年)た。(4)岩杖の「森の夢」におけるマロニエ親子キャンプの実施(平成16年〜平成27年)。(5)さらには、広く会員以外の方にも呼びかけ毎年、春を楽しむ会(花見、山菜採取とピザなど)、秋を楽しむ会(きのこ狩りとピザなど)を開催している。

入会案内

[2018年04月21日(Sat)]
マロニエ会員募集

随時会員を募集しています


1、会員・・入会金なし、年会費4000円、おひとりで家族の方は会員扱いになります。(会員は各種行事の参加費が割安です) 

2、賛助会員・・遠方で活動に参加しにくいが会の趣旨に賛同していただく個人、団体。入会金なし、年会費3000円


   問い合わせ先:「マロニエの森の会」事務局 
       山口市宮野上3403 杉山昭郎方
       電話083−928−0614
       FAX 083−928−0638

「森の夢」利用案内

[2018年04月21日(Sat)]
自然体験道場「森の夢」のご利用案内

自然が豊かな山口市宮野にキャンプや野外活動などが可能な「森の夢」を作りました。この施設はどなたでもご利用いただけます


1、利用できる施設

  

駐車場、電機、水道、トイレ、冷蔵庫、ガス台(プロパン仕様)、流し台、鍋、釜、釜戸、テーブル、竹製ベッド、食器類(若干)


2、利用方法

 
 
   (1)一般の方も、一回について3000円でご利用できます。
  (2)あらかじめ事務局にご連絡下さい。
  (3)食料、遊具、医薬品等必要な物はご利用者でご用意下さい。


3,申込先


   

マロニエの森の会事務局
   電話083−928−0614
    ファックス083−928−0638  

森の夢案内図BM.png



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会の主旨

[2018年04月12日(Thu)]
1、マロニエの森の会とは

 
 マロニエの森の会は、落葉広葉樹の植樹・管理が目的で平成8年に設立され、山口県山口市で活動しています。当初は有志数名でしたが、平成29年度末で総会員数75名(マロニエの森の会会員61名、マロニエジュニア14名)で、会則を定め会長1名、副会長1名、会計1名、理事9名をもって月1回の理事会を開き運営をしています


2、「落葉広葉樹」ってどうして

 
 落葉広葉樹は、ヒノキやスギなどの針葉樹と違い、秋になると紅葉し枯れて地に落ちます。里や山はその落ち葉によってより元気になるのです。大きな葉であればなおさらです。葉っぱは、山や里地に降った雨の水をためてくれます。また、そこにいろんな動物たちが落ち葉に隠され実を探しにやって来ます。その動物たちの排泄物もさらに山や里地を肥沃にしてくれます。さらには、山や里地に降った雨水は栄養たっぷりの水になり川からやがて海に流れていきます。その水は川や海の魚介類にも恵みをもたらすのです。


3、どんな落葉広葉樹

 
 落葉広葉樹として、木戸山公園には、ユリノキ、ホウノキ、トチノキなどを植え、下草刈りなどして管理してきました。木戸山公園の麓の岩杖には、トチニキ、ケヤキ、ナラなどを植え管理しています。とくに、岩杖には、枝垂れ桜やコシアブラ、あたご柿など私たちを直接楽しませてくれる落葉樹を植えています。 


4、「マロニエの森の会」の名称について

 
 会の名前も、落葉広葉樹でもあるトチの木にちなんで西洋トチノキのマロニエとしています。
マロニエは、春には美しい花を咲かせ秋に実をつけます。


5、マロニエの森の会の活動について 

 
 活動費は会費の他公的機関の助成、個人や団体、企業からの寄付金などで賄っています。
 設立以来山口市内の木戸山公園での植樹、整備を主に続けてきましたが、ほぼ行き渡った頃から木戸山公園の下流にある休耕田を20年の期限付きで借り受け整備を始めました。地主さんの好意で田に接する山への植樹も行っています。とくに、岩杖では、枝垂れ桜を100本植え、管理しています。山口の隠れた桜の名所といえるでしょう。