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【活動案内】花咲き山整備 9月定例作業 [2026年07月19日(Sun)]
東京、日の出町にある、日の出太陽の家の裏山、愛称『花咲き山』の整備活動のお知らせです。子供たちに自然の恩恵や素晴らさを伝えてゆくために、長年放置されていた『花咲き山』の整備を2014年より始めてきました。
花咲き山フィールドは民家(施設)のすぐ裏手の山で、施設の調理場の利用、水洗のお手洗いや作業後のシャワー室の利用など、初めての方も安心して活動できるフィールドです。
森林ボランティアや自然に興味のある方の参加をお待ちしております。

20251115-009s.jpg

20241130_022s.jpg

9月はアズマネザサ下草刈り、間伐・除伐を行います。

活動日:2026年9月19日(土) 10:00〜15:30
    ※解散予定時刻:17:00 武蔵引田駅解散予定

集合:JR五日市線 武蔵引田駅 8:10
   (武蔵五日市行き:立川発7:36−拝島7:46ー武蔵引田8:06着)

作業内容:アズマネザサ下草刈り、間伐・除伐
ノコギリ等をもちいての作業となりますが、ご自身で使いやすい道具がありましたら、装備いただいても結構です。
ヘルメット、ノコギリ等の当日必要な道具はこちらから貸し出します。

持ち物:作業着または汚れても良い服(長袖、長ズボン)、軍手、タオル、帽子、昼食、飲み物、雨具(レインコート等)
施設のシャワールームが利用可能です。シャンプー類は常備されていますが、タオル等のリネン類の準備はありませんので、ご自分でご用意ください。

参加費:500円(保険代も含む)

雨天時:雨天決行(荒天中止)

活動参加申込み:お名前、年齢・性別、連絡先(当日連絡の付く電話番号または携帯メール)、メールアドレス、当日の交通手段を申込みメール:info[at]morinoanzen.com([at]を@へ変換ください)宛てにご連絡ください。

申込み期限:2026年9月13日(日)

Facebook(花咲き山整備隊)https://www.facebook.com/hanasakiyamareborn/
花咲き山フィールド2026年定例活動予定:奇数月第3土曜日
【活動報告】花咲き山整備 7月定例活動 [2026年07月18日(Sat)]
今月の花咲き山はかねてより作業を考えていた湧水地の整備を中心に、残り時間を竹林整備に充てました。

湧水地は2018年度の活動で整備して以来、コロナ禍(福祉施設敷地内のため、感染防止を目的とした活動自粛)もあって手を付けられずにいました。
あれから8年、巻き貝の姿も見られるようになりましたが、年々土砂が堆積し浅くなってきました。
20231029_001 湧水地
カワニナかな?
20230429_071 湧水地(カワニナ)
また、丸太橋も朽ちてきて、歩くとふわふわと凹みます。

そこで丸太橋を外し、堆積した土砂を取り除く作業をおこないました。
20260718_002s 湧水地(池底洗い) 20260718_004s 湧水地(作業中)
作業中、巻き貝やサワガニ等の小動物に注意しながら作業しましたが、サワガニは数匹確認できたものの、巻き貝は確認することができませんでした。

丸太橋を撤去してしまったので、真ん中に踏み石を設置して、取りあえずは完成です。
20260718_006s 湧水地(作業後)
今後、両脇に蛇籠を設置して植物が根付きやすいようにすることや、冬場に丸太橋の掛け替えをおこなう予定です。

みなさんの奮闘のお陰もあり、想像以上に早く終わったので、竹林整備をおこないました。
20260718_009s 竹林整備(竹伐り) 20260718_011s 竹林整備(牽引)
5年物のタケを中心に20本程間伐しました。

作業の甲斐もあって、ずいぶん明るくなりました。
20260718_015s 花咲き山

20260718_023s 炭焼き小屋

今回は自家用車で参加したメンバーがいたため、帰りにつるつる温泉でみんな汗を流して帰ることができました。

次回は9月19日(土)です。
刈払機取扱作業者安全衛生教育について [2026年07月12日(Sun)]
森づくり活動において、チェーンソーと並んで最も身近な機械といえば刈払機です。
しかし、高速回転刃を扱うため一歩間違えればキックバックによる大怪我や、周囲の仲間を巻き込む重大事故、さらには長期間の作業による振動障害(白蝋病など)を引き起こす危険をはらんでいます。

karibarai003.jpg

今回は、森づくりボランティアの安全な現場づくりのために欠かせない、「刈払機取扱作業者安全衛生教育」について、すこし考えてみます。
この教育は、完全に「任意」で受けているわけではなく、以下のような法的・行政的な位置づけがあります。

根拠となる法律
労働安全衛生法 第60条の2において、「事業者は、事業場における安全衛生の水準の向上を図るため、危険又は有害な業務に従事する労働者に対し、必要な安全衛生教育を行うように努めなければならない」と定められています。

通達による規定
さらに、厚生労働省から『刈払機取扱作業者に対する安全衛生教育について(平成12年2月16日 基発第66号)』という行政通達が出されており、実施要領が具体的に規定されています。

どのような教育方法なのか?
カリキュラムは、国が定めた以下の時間配分行われます。

教育カリキュラム(計6時間)
学科
@ 刈払機に関する知識(1時間)
A 刈払機を使用する作業に関する知識(1時間)
B 点検及び整備に関する知識(1時間)
C 振動障害及びその予防に関する知識(1時間)
D 関係法令(1時間)
実技
E 刈払機の作業等、点検及び整備(1時間)

誰から、どこで教わるのか?
厚生労働省の通達(基発第66号)により、講師を任せられるのは以下のいずれかの要件を満たす者とされています。
1.労働安全コンサルタントまたは労働衛生コンサルタント
2.林業・木材製造業労働災害防止協会に所属する安全管理士・衛生管理士
3.教育カリキュラムの科目について「学識経験」を有する方

karibarai002.jpg

※ボランティア団体内などで独自に自主開催する場合であっても、実技を指導する指導員(実技実施責任者)は「刈払機作業について十分な知識と実務経験を有する方」を責任者として選任する必要があります。

この教育制度における問題点
一度受けたら永久に有効
この安全衛生教育には、車の運転免許のような「更新制度」がありません。一度受講して修了証を手にすると、その後何年ブランクがあっても、あるいは我流の危険な癖がついてしまっても、制度上は「修了者」のままとなります。定期的な再教育(フォローアップ講習)が義務化されていない点は、安全管理上の大きな課題です。
実技の時間が圧倒的に短い
学科5時間に対して、実際に機械に触れて指導を受ける実技の時間はわずか1時間しかありません。初めて刈払機に触れる初心者にとって、たった1時間の実技だけで斜面の刈り方や、キックバック発生時の回避動作を完全に習得することは困難。

刈払機は、非常に頼もしい動力機ですが、使い方を間違えるとには牙を剥く「刃物」にもなります。
この「刈払機取扱作業者安全衛生教育」は、自分と仲間の身を守るための大切な盾です。
講習を一度受けて満足するのではなく、「学んだ安全ルールを現場で全員で声を掛け合って実践すること」、そして「定期的に安全講習や操作の復習を団体内で自主的に行うこと」が、事故ゼロの楽しい森づくりを続けるためのいちばんの鍵となります。

「最近そういえば基本を忘れていたな……」という方は、ぜひもう一度テキストを開いてみたり、団体内で安全ミーティングを開いて、お互いの姿勢や安全設備をチェックしてみてください


日野市雑木林ボランティア育成講座 [2026年07月11日(Sat)]
本日、日野市で開催されている「第22期 雑木林ボランティア育成講座」の講師として招いていただきました。
この講座は、全11回の座学と実地研修を通して、里山保全の知識と技術を学ぶ約1年間の講座です。講座修了後は、日野市の「雑木林管理士(初級)」の修了証が授与され、市内の緑地保全ボランティアとして活動されるそうです。
今年度は第22期生ということで、20名の枠に30名を超える応募があり、幸運に選ばれた方々とのことです。
                      
今回は「雑木林の保全と管理・活用方法、安然管理・安全対策」というお題をいただきました。
これは、前任者の久保田繁男さんの得意分野ですが、多少私には思いお題でしたので、今回はかなり時間をかけて準備をさせていただきました。

PP資料_雑木林の保全と管理・活用方法、安然管理・安全対策

当日資料とレジュメの作成です。当会の講座を受講した方はご存じだと思いますが、レジュメはいつものとおり、章タイトルとキーワードしか書いていないほぼ純白のA3用紙です(笑)

JR中央線 豊田駅から徒歩10分弱の所にあるカワセミハウスにお邪魔しました。
日野市・カワセミハウス

ここはすぐ裏手に黒川清流公園があり、浅川の河岸段丘の縁に位置するために豊富な湧水があり、東京都環境局の東京湧水57選にも選ばれています(No.32 黒川湧水)

当日の講習内容は以下の様に設定させていただきました。
当日のアジェンダ@PP資料_雑木林の保全と管理・活用方法、安然管理・安全対策

参加者のみなさん、真剣に聞いていただき、更に休憩中も質問をいただいたりと熱心でした。
後半の安全活動ワークショップに対しても真剣に取り組んでいただき、各班でかなり盛り上がっておりました。

20260711_001s.jpg

前半でかなり、時間が押してしまったので、30分ほど延長いただくことになってしまいましたが、
受講生みなさんの意気込みや、日野市の取り組みなど、すばらしい経験をさせていただきました。

当会では、こう言った講習もお受けいたしますので、お気軽にお問合せください。
お問合せ先:info(at)morinoanzen.com
(at)を@マークに変換してください

ハインリッヒの法則とは? [2026年07月05日(Sun)]
1件の重大事故の裏にあるもの:ハインリッヒの法則

ハインリッヒの法則・ピラミッド

ハインリッヒの法則とは、アメリカの安全傷害保険会社に勤めていたハーバート・W・ハインリッヒが、膨大な労働災害の統計を分析して導き出した法則です。
・ひとつの重大な事故・災害(1)が発生した背景には、その前に、同じ原因で発生した29件の軽微な事故・怪我(29)が必ず存在します。
・そしてさらにその下には、幸いにも怪我(災害)には至らなかったものの、誰もが経験したことがある300件の「あ、危ない!」というヒヤリハット(300)が潜んでいます。

この法則が教えてくれる「本質」

事故は「偶然」起きるのではない: 1件の重大な事故は、ある日突然、運悪く起きるわけではありません。日頃の「300件の油断や不注意」が積み重なった結果、コップの水が溢れるようにして必然的に発生します。
重大事故を防ぐ唯一の方法: 発生してしまった「1」を後から悔やんでも時間は戻りません。私たちがアプローチできるのは、土台にある「300のヒヤリハット」を日頃の活動の中でどれだけ見つけ出し、潰していけるかだけです。

森づくり活動の場で、例えば「ノコギリの刃がうっかり手に当たりそうになったけど、ケガは無かった。あぁ良かった」という場面があったとします。これが「300」のヒヤリハットです。
もし、このヒヤリハットを「ケガがなかったからヨシ」で終わらせて、共有しないでいると、いずれ誰かが指を切る「29」のケガになり、最悪の場合、取り返しのつかない「1」の重大事故に繋がってしまいます。

安全管理とは、決して重大事故が起きたときの責任追及のことではありません。
日頃の活動のなかで、メンバー同士が「今、ササを刈るときちょっとヒヤッとしたよ」、「あそこに切り株があって危ないね」と気軽にこの「300」を言い合える雰囲気を作ること。
これこそが、ハインリッヒのピラミッドを崩し、全員が事故なくケガ無く作業を続けることができる最大の対策なんです。