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緑のボランティア指導者育成講座 5日目 [2021年10月30日(Sat)]
今日は八王子滝山里山保全地域の活動事例から、動植物の調査・記録の方法を学んできました。

八王子滝山里山保全地域は、谷戸の地形に、湿地、田んぼ、雑木林、自然林などの多様な自然が組み合わさっています。

多様な自然をどこからどのように保全するかは、調査によっても方向性が異なってしまいます。
そのため、どのような調査を行い、何に使うかといった目的をはっきりしておく必要があります。

まず動植物の記録の基本は、普段の仕事でよく使っている5W1Hです。
・Who(なにが)
・When(いつ)
・Where(どこに)
・What(なにを)
・Why(どんな状態)
・How(どれだけ)
を意識した構成にすると、情報の主旨が明確になり、かつ過不足なく伝えられます。

ただ「何が」はいつも判るわけではありません。

そういうときは、写真に残して後で調べますが、写真1枚ではわからないときもあります。樹木であれば木肌・枝ぶり・葉の表裏なども写真に撮り、複数の情報が必要になります。
あらかじめフィールドを代表する樹木について、写真と特徴を資料にしておくと、「何が」がすぐわかり、効率よく記録できます。

また「何が」あったかを発見して満足しがちです。

定期的に樹高や幹幅を測ったり、幼虫なのか蛹なのか成虫なのか調べたり、「どんな状態」かを書き進むことで、成長のステージといった観察記録を深められます。
そうして、今あることを記録して明らかにすることで、調査になります。
また今ないことは記録されないので、複数回の記録で明らかにされることもあります。

具体例として、滝山里山の中にあるタヌキの「貯め糞」が紹介されました。

タヌキは家族単位で共同トイレを縄張り内に数ヵ所つくります。定期的な観察と記録によって「貯め糞」の場所を特定することができたということです。
そして季節を通じて糞を調べることでタヌキが何を食べているかを知ることができ、継続的に記録しているそうです。
また、この「貯め糞」を観察することで、糞に集まってくる昆虫類を調べて記録することができます。(当日もちょうどセンチコガネが「貯め糞」を訪れていました。)
20211030_takiyamasatoyama_sentikogane.JPG

経験と知識によって、記録できる動植物はずいぶんと変わります。

フィールドに何度も通って、自然に触れて感度が増すと、より自然の変化を発見するようになると確信しました。
Posted by マミー at 17:03 | 参加報告 | この記事のURL | コメント(0)
【参加報告】防災×森づくり! ―自然共生社会に向けて市民が実践できる知恵・技を学ぶー フィールド編 [2021年10月24日(Sun)]
10月7日にオンラインで開催された「防災×森づくり! ―自然共生社会に向けて市民が実践できる知恵・技を学ぶー オンライン編」に続き、実際のフィールドで、水と空気の流れを取り戻し環境を整える手法について学んできました。

今回、大地の再生 関東甲信越さんの指導による実践体験となります。
場所は、フォレスト21 さがみの森にて実施

今回イベントへ参加された方は、総勢30人弱とみなさんの意識の高さを感じます。
朝、集合しざっくりとした説明の後、3つの班に分かれて1日の流れをききます。
午前中は、まずフィールドをひと回りして作業道の状態、フィールドの状態を確認。
午後、実際に水と空気の流れを取り戻す環境づくりの実践という流れ。

まずはフィールドの見学
20211024_001s.jpg

台風19号で一気に土砂が流れた谷筋。
作業道の作り方によっては、そこで水と空気を寸断してしまい、いつまでも水を含んだ悪い土壌になってしまうという。
20211024_003s.jpg

斜面と道の境目に「水と空気の流れを取り戻す環境づくり」を施工することで、本来の水の流れが戻り、そして空気も動き始めるとのこと。
20211024_006s.jpg

作業道の状況、フィールドの状況確認ですが、すでにレクチャーがはじまっています。
20211024_011s.jpg

林道でも作業道でも、階段や土留め、横断溝を作る際には水の流れを意識し、できるだけS字を描きながら水が流れるように設置する。
そうすると、水だけでなく、我々が歩く時も無理なく疲れなく歩ける道(階段)ができるという。
20211024_018s.jpg

午後は実際に参加者自ら「水と空気の流れを取り戻す環境づくり」を施工しました。
作業道の場合、斜面と道の境目に穴をあけ(点穴という)、そこに燻炭、(木)炭を入れる。
20211024_024s.jpg

そこに、枯れ枝や落ち葉といった有機物をいれて空間を確保(水や空気が地表から地中へ流れ込むルートを作ってあげる)
20211024_030s.jpg

更に土留めについても、従来のただ単に土を止めるだけの土留めでなく、水と空気の流れを作る土留めをつくります。
まずは断切りしてそこに燻炭、(木)炭を敷きます。
そしたら立杭をいれて横杭をいれるようにしますが、通常と違うのはここで水と空気を通せるように有機物をいれること。
落ち葉や葉っぱ、細枝などをいれて、そして比較的太い枝をいれてとミルフィール状に積み上げていきます。
20211024_045s.jpg

更に、斜面を流れ落ちてきた水を地中へ流し入れてあげるために細枝を地面にランダムに突き刺してあげます。それも垂直だけではなく、斜めだったり、斜面へ横から突き刺したり。

また、横木の末端のところには、またまた点穴を開けてそこには下草を移植したり、タネを植えたりして、ここでも根を伝わって水や空気が土中に入る工夫を。

こうして積み重ね上げていくと、想像以上に強い土留めに。
20211024_044s.jpg
上から全体重をかけても壊れません。

これまで習ってきて常識のように捉えてきた道づくりや土留め作りをかなり違う方向でより良いものへと。
燻炭や炭は多孔質で水質浄化や土中の微生物の棲み家になったり、枝や落ち葉といったストラクチャをランダムに組み合わせることで空間(隙間)ができたりすることは、判っていたのに、これまで何故応用できなかったのだろう。と深く考えさせられた一日になりました。

このイベントは、11月、12月も同様にフォレスト21さがみの森で開催されるそうです。
詳しくは、こちら。
防災×森づくり! ―自然共生社会に向けて市民が実践できる知恵・技を学ぶー フィールド編
https://moridukuri.jp/forumnews/211024

大地の再生 関東甲信越
https://daichisaiseinet.com/
Facebook Daichisaiseinet

フォレスト21さがみの森
https://moridukuri.jp/about/field.html
霜降 [2021年10月23日(Sat)]
本日、10月23日は二十四節気の「霜降(そうこう)」です。

これは、北国から順々に霜が降り始める時期を言い、生き物すべての冬支度も少しずつはじまります。
冬ももう目の前。小さい秋とよく言われますが、今年は特に残暑が続いたせいか「小さい秋」どころか秋すら感じることがままならない感じですが、花々はきちんと季節の移り変わりを表現してくれています。

御岳渓谷も紅葉が始まろうとしています。
ここ最近は冷え込みも厳しくなってきていますので、一気に紅葉が進むでしょう。
次回の活動の際はすこし早めの電車に乗って御嶽渓谷をゆっくり散策しながらフィールドに向かうのもいいですね。

澤乃井御岳フィールドでは、毎年のように霜柱ができては溶けて、またできてを繰り返すことで、土中に大きな氷の塊ができていましたが、ここ数年は見かけなくなりました。
霜柱自体は立っているので寒くないはずではないのですが・・・。

霜柱は土壌表面の水が凍ることで、地中の水が毛細管現象で地表近くに吸い上げられてこれが凍り、そしてまた地中の水が毛細管現象で地表近くに吸い上げられては凍り・・・という単純な現象によって作られます。
今年はどのくらいの霜柱が立つのでしょうか?


【活動案内】御岳倶楽部:11月定例活動 [2021年10月17日(Sun)]
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 今後の緊急事態宣言の状況によっては、今月の活動も中止となる可能性
 があります。
 また、当分の間は大きな広報は行わず活動案内もこのブログでのみ実施
 し、参加人数についても状況を見ながら調整させていただくことに、
 ご理解、ご協力をお願いいたします。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛


20201121_140352.jpg

そろそろ御岳渓谷にも紅葉の季節が訪れようとしています。
ここ澤乃井御岳フィールドは人工林のフィールドですが、広葉樹も残しているので、紅一点的な紅葉を楽しむことができます。
緑の中の真っ赤に燃える紅葉も乙なものです。

さて、汗ばむ季節から、肌寒い季節になりましたので、道づくりのシーズンがはじまります。
既に10月の活動で少し下ごしらえは初めていますが、本格的な道づくりは11月からとなります。
毎回毎回で成果が見えるので、初めて参加のかた、そんなに参加できない方も、十分に楽しめてそして満足のいく活動になるはずです。

なお、緊急事態宣言は解除されましたが、引き続き新型コロナウイルス感染症対策を講じての活動となりますので、ご協力の程よろしくお願いいたします。
スタッフはワクチン2回接種済みです。
また、団体スマホへ接触確認アプリ導入済みです。

日時:2021年11月14日(日) 10:00 - 15:00
※いつもとちがい第2日曜日になります。お気を付けください。

場所:澤乃井御岳フィールド(東京都青梅市御岳)

集合:現地 9時40分
初めての方は、JR青梅線 御嶽駅 9:10集合
電車の場合、特別快速 ホリデー快速おくたま 3号を利用ください。
(新宿11番線07:44発−立川08:11−拝島08:27−青梅08:43−御嶽09:01着)

内容:道づくり

持ち物
作業着または汚れても良い服(長袖、長ズボン)、手袋(滑り止め付軍手等)、タオルまたは手拭い(2枚以上)、雨具(レインコート等)、飲み物

参加費:500円(保険代含む)

雨天時:小雨天決行(雨天時は、当日朝下記までお問合せください)

定員:10人(定員に達ししだい締め切ります)

参加申込み
以下の内容を書き添えてメールにてお願いいたします。
申込みメール:mitake-club[at]morinoanzen.com
お名前、年齢・性別、住所、連絡先(当日連絡の付く電話番号または携帯メール)、メールアドレス、当日の交通手段を、ご連絡ください。
折返しこちらからご連絡いたします。

申込み期限:11月7日(日)
【活動報告】御岳倶楽部定例活動10月 [2021年10月16日(Sat)]
緊急事態宣言解除後のWithコロナ禍の活動開始となりました。
今月から一般の方の募集も開始しましたが、残念ながら今月の一般参加の方はいませんでした。

今シーズン最初の道づくり活動となることから、まずは今シーズン施工予定区間を下見しました。
澤乃井御岳フィールドは上に上がっていくに従い斜面も急になっていくため、L4、R4以上は作業道の感覚も狭く設定しています。

20211016-001s.jpg

今シーズンの目標は、L4からR5までの20mと、R5からL5までの18mの施工です。
これで概ね作業道網は完成します。(あとはバイパスや階段の整備)

今週まとまった雨が降ったせいか、全体的に土が多くの水を含んでいるため、本日は道づくりは実施せず(午後までに乾けば・・・って期待していましたが、思ったより晴れ間も覗かず)、皆伐の際に適当に切り残されていた広葉樹・常緑樹の株の整理をすることにしました。

この場所は、チャノキやノアジサイが多く茂っていた場所でもあり、通常の広葉樹の切り株の他に比較的面倒なチャノキの切り株が多く残っています。
チャノキは樹勢が強いのですぐに萌芽し枝を沢山だして、下草刈りの際に大鎌の刃を痛める要因になるので、地面ギリギリまで丁寧に切り戻します(抜根してもいいんですが、結構根深いので作業が大変なのと、抜根したあとの土壌が不安定になることから基本切り戻します)。
その他、陽樹であるキイチゴ、サンショウ、ウツギについては、よほど太くなければ抜根処理しました。
特にスギ、ヒノキの切り株の周りについては、みなさん丁寧に作業していました。

20211016-002s.jpg

予定通り、15時に作業を完了し、片付けして解散しました。
次回はいよいよ道づくりに入っていきます。
楽しい作業なので是非とも参加してみてください。

次回は11月14日(日)です。
今日は! [2021年10月11日(Mon)]
今日、10月11日はスポーツの日じゃない!

平日だった〜。

TOKYO OLYMPICS/PARALYMPICS 2020で、今年だけ7月23日に出張されていたんですね。

みなさん、ご安全に。

syukujitsu_kantei.jpg
緑のボランティア指導者育成講座 4日目 [2021年10月02日(Sat)]
地方自治体初の東京都レンジャーの保全活動事例を学んできました。

都レンジャーと高尾山を登りながら、安全のために点検や補修された現場を見学し、自然を守るための注意喚起・注意書きなどの経緯を聞けました。

20211002-17s_mt.jpg

後半は座学、自然公園管理の概要を学び、度々ある植物盗掘の問題解決についてグループでたっぷり話し合いました。

自然公園の利用と自然環境の破壊は背中あわせ。
利用と保護のルールが上手くいくように、現場対応される都レンジャー。
そのタフで真摯な姿に惚れてしまいそうです。

※東京都レンジャーとは
都内の自然公園を巡視しながら、(1)利用者へ利用マナーの普及啓発・自然解説・ルート案内、(2)動植物の分布状況の把握・植物の盗掘など不正行為の監視、(3)自然公園施設の点検及び応急補修、(4)森林の保全のための巡視、などが主な活動です。

都レンジャーと共に活動するサポートレンジャーというボランティアを現在募集しています。
ご興味ある方はこちら↓
https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/naturepark/join/toranger/support.html