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【活動報告】御岳倶楽部 12月度定例活動 [2024年12月28日(Sat)]
今日の活動は作業道の補修、整備を行いました。
澤乃井御岳フィールドの道は、古いもので10年前に設置したところもあり、ここ最近急激に傷んできました。
作業道の谷側の土留め横木が腐ってしまい土留め効果が無くなったところに、今年のゲリラ豪雨が土を流してしまい、どんどん崩れてしまいます。
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そういった箇所の修繕を行い作業道が崩落することを防止します。

階段も杭が腐り横木を留めておくことができなくなり、これも階段の崩落に繋がります。
腐った部分を取り除き
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土を整地して補修します。
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また、10年前に作った階段ですが、横幅が狭く、蹴上げが高い割に奥行きが無いので歩きづらいのでこちらも再設置修繕します。

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かなり幅広く歩きやすくなりました。
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今日のテントは三角テント仕様です。
こんなんでもあるとかなり暖かいです。
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今年最後の活動も安全に活動することができました。
今年一年ありがとうございました。
来年の活動は1月25日(土)からです。
【活動報告】御岳倶楽部 11月度定例活動 [2024年11月23日(Sat)]
今日は常連メンバーの方々が、他の団体のイベントに参加されているので、少人数での活動になりました。
作業自体は予定通りフィールド整備をおこないました。
今年は夏場にゲリラ豪雨が幾度もフィールドを襲い、シカをはじめとする多くの野生動物がフィールドを歩き回り、フィールドの作業道はところどころ傷みが激しくなってきました。

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今シーズンは間伐や枝打ち作業も控えているので、今月、来月は作業道の修繕を含めたフィールド整備を中心に活動します。

今日はフィールド下部辺りを中心に作業しました。
作業開始当時(もう10数年前ですね)に設置した階段部分が壊れてきているので横木の追加と縦杭の交換をおこないました。

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その他、作業道の谷側の横木部分が崩落してしまっている区間の横木の交換、縦杭の設置など。
道づくり自体がはじめてのメンバーにとっても良い作業ができたと思います。

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次回の活動は12月28日(土)です。
【活動報告】御岳倶楽部 10月度定例活動 [2024年10月26日(Sat)]
今日は、4月に実施した毎木調査の結果から間伐対象の木を選別し、印を付ける作業を行いました。

4月の調査結果をデータ化し、あらかじめ管理分類を決めておきました。
ブルーゾーンI … 形状比70%未満
ブルーゾーンII … 形状比70〜90%
グリーンゾーン … 形状比90〜100%
イエローゾーン … 形状比100%以上

4月の調査結果
ブルーゾーンI  6%
ブルーゾーンII 26%
グリーンゾーン 18%
イエローゾーン 50%

形状比100%以上が半数を占める全体としてはあまり良い生育状況とは言えない澤乃井御岳フィールドです。
これは植林時に1.2m間隔で植樹する計画で、そのための治具を作成していましたが、実際に植樹する際に適地でない場合、手前に植えてしまっている人が多く植樹間隔が近くなってしまっていること、スギ・ヒノキの実生樹は残しておいたため、更に間隔が詰まっている。
フィールド自体が50年生の人工林に囲まれているギャップ地であるため、日照量も限定的になってしまっている。等が要因として考えられます。

そんな状態ですが、今回はイエローゾーンの全個体を対象に間伐を実施する為に、ブルーゾーン、グルーンゾーンにテープ巻きをしました。

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テープを貼り終えた後、全体を確認して微調整をしました。
今回選抜した樹の間伐は来年1〜3月に実施していきます。

来月の活動は11月23日(土)です。

【活動報告】花咲き山整備活動 9月 [2024年09月29日(Sun)]
今月の活動から、花咲き山フィールドの次を目指した実際の活動になります。
今シーズン以降、花咲き山フィールドの東南側(向かって左側)のちょうど武家屋敷の上側の整備を行います。
現在、50年生のスギが密集気味にあるため、将来的な間伐を見据えての整備を行います。
ここはスギの林間を、マテバシイなどのシイ類、ウラジロガシ等のカシ類といった高木性の常緑広葉樹やアオキが埋めていて、このため林床には光が届きにくく低木性広葉樹が育ちにくく成ってしまっています。
針広混交林の森を目指す花咲き山としては、もっと林相の多様性を高めていきたいので、今シーズン以降、このエリアの常緑広葉樹を中心に間伐を実施していきます。
また、これらの間伐を行うことで、尾根方向にすっきりとさせて見通しの良い森にすることで、ツキノワグマやニホンジカ、イノシシ等の大型の野生動物の人家への出現を抑制を期待しています。

早速、大ノコを手に間伐をすすめていきます。
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花咲き山フィールドでは、伐倒し、枝払い・玉切りをおこなった木は一箇所に集めることなく、できるだけその場に伏せるようにしています。
こうすることで齧歯類等の小動物、昆虫の隠れ家を提供し、多様性を高めていきます。
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本日は人数が少なかったので、1日の作業としてはこの程度でしたが、幾分か見通しの良い(左側の未整備の場所と比較してください)場所になりました。
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今月の花咲き山図鑑
ヤブミョウガ
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ミョウガとつきますが、食用のミョウガとは科が違います(ミョウガはショウガ科、ヤブミョウガはツユクサ科)。
林内のやや日影にひっそりと小さな白い花を咲かせて、目を楽しませてくれます。

次回の活動は、11月30日(土)です。

【活動報告】御岳倶楽部 9月度定例活動 [2024年09月28日(Sat)]
今年の関東地方は台風の直撃がなかったですが、台風に刺激された前線によって雷雨に見舞われた。
ここ御岳も毎日のように雷雨がありました。
そのため林道に多くの土砂が流れ込み側溝に堆積してしまいました。
このまま放置しておくと側溝からオーバーフローした水が林道を削り、川岸を削ってしまいます。

今月の活動は夏沢林道の側溝掃除を行いました。
澤乃井御岳フィールドの近くには2つの横断溝(林道を横断するように設置し、側溝を流れてきた水を川へ流したり、林道を流れてきた水をトラップし川へ流したりする溝)がありますが、いずれも土砂で埋まってしまっています。

上流側の横断溝の清掃
少し前まで降っていたので先月の時よりも楽に除去することができました。
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途中途中に石や落枝があれば撤去して下って行きます。
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本日のメインイベント下流側の横断溝。
ほぼ直角に曲げているせいも合って、沢山の土砂と落枝が積もり貯まっています。
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こちらも掻き出しては、土砂を林道に慣らして(この辺りは取水口があるので川に土砂はいれれません)。
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こんなにキレイに。
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横断溝も蓋を外して、土砂を取り除いてから蓋を戻して完成。
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みなさん、お疲れ様でした。

今月の御岳倶楽部活動は、澤乃井の小澤酒造さんにお邪魔して、酒蔵見学させていただきました。
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次回の活動は10月26日(土)です。
(10月から活動時間は10時〜15時に戻ります)
【活動報告】花咲き山整備活動 [2024年08月31日(Sat)]
活動自体は台風の影響による大雨警報(本日9時40分解除)のため中止でしたが、状況確認のため花咲き山フィールドと澤乃井御岳フィールドを回ってきました。

花咲き山フィールド
まず、フィールドは大きな影響は見受けられなかったものの、一部、明らかにかなりの流水があったと思われる箇所があり、その一部では損壊していました。
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今後、修繕と整備が必要なようです。

全体的に水量は多いものの、溢れかえっている程ではないようです。
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しかし、湧水地では土砂の流入が多くあり水位が浅くなっていました。

まだまだ少ないですがカワニナも確認できました。
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次回定例活動では、この湧水地の整備も実施する予定です。


澤乃井御岳フィールド
夏沢はかなり増水していました。
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フィールドもぐずぐずになっていましたが、崩れなど大きな被害はありませんでした。
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8月の御岳倶楽部活動で林道側溝の整備をしましたが排水は順調のようです。
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次回の活動は9月29日(日)です。
【活動報告】御岳倶楽部 8月度定例活動 [2024年08月24日(Sat)]
ここ最近、西多摩地域は毎日のように雷雨が発生しています。
このため林道脇の側溝には、木々の落枝、岩に流れてきた土砂が貯まりすぐに埋まってしまいます。

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このため、雨が降ると側溝から溢れた土砂を含んだ流水は、林道の土砂を削り、時には大穴を開けて側溝に戻ることなく下流へと流れていきます。
これが林道や作業道が壊されていくことになります。


今月の活動は下草刈りの予定でしたが、下草刈りチームと側溝チームに分けて活動しました。
下草刈りグループは、下草刈りのエリアを絞って作業し、終了後側溝チームに合流することにしました。

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とにかくひたすら土砂を掻き出す作業。
石も含まれた硬い堆積物になってしまっているので、鍬で崩しながらスコップで掻き出す。
このところの雷雨のため、土砂が水を吸っていて重い。

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掻き出した土砂は林道の削られたところ中心に埋めて慣らしていきます。

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土砂を掻き出した区間
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側溝から土砂を掻き出して流水が流れるようにした後は、山側の土砂流入箇所にこれ以上流れ込まない様に土留めを設置します。
今回は前準備ができなかったので、その辺にあった伐採木を2本使って作ります。

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縦杭を打ち
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縦杭を打てないところは突っ張り棒を噛ませ
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完成
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もう一区画埋まっている区間があります(今日の2倍くらいの量)が、今日は上流側のここまでにします。
片付け後、フィールドを出たところで突然の雷雨。ギリギリセーフ。


お昼ご飯はみんなで近くの「隼」さんでワサビ料理をいただき、その後、御岳クラブ活動として御岳山・富士峰園地のレンゲショウマを見に行きました。
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雨上がりの幻想的な御岳山を楽しむことができました。
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次回の活動は9月28日(土)です。

【活動報告】御岳倶楽部 7月度定例活動 [2024年07月27日(Sat)]
今年の梅雨は空梅雨に近い感じでしたが、ここ西多摩はゲリラ雷雨が多く発生しているため、川の水量も少なくは感じません。
暑さと日光と雷雨と植物にとっては生育し易い環境なのかもしれません。

御岳倶楽部の活動は下草刈りを続けていますが、すでに植林地は十分に刈れているため、50年生のエリアの方に徐々に入っていっています。
ここはそんなには下草の勢いは強くは無いものの、ギャップ地周辺は日の光が届くためそれなりの勢いがあります。
ここを少し整備するくらいの勢いで刈ってあげることで、下草の更新を促すことができます。

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今月も初めての参加者がひとりいらっしゃてくださいました。
下草刈りで使用する大鎌の使い方を覚えていただくためにスタッフがマンツーマンでレクチャーしました。
どうか来月以降も参加ください。

夏時間は午後の御岳クラブ活動ですが、予定していたレンゲショウマの開花状況が芳しくなく。
さらにお昼過ぎからの断続的な雷雨のため、午後のクラブ活動は中止にしました。

来月の活動は8月24日です。
【活動報告】花咲き山整備 [2024年06月29日(Sat)]
今月の活動では花咲き山の全体像を把握するということで、前回に続いて外周を回って測量・調査を行いました。
これで花咲き山の大まかな全体像が見えてきました。

1.2019年10月の台風19号による影響は大きくは無いものの、数カ所で土砂流出・作業道の埋没を確認
2. 標高300m〜尾根までのエリアはスギ・ヒノキ劣勢木に加え、常緑照葉樹が数多くある
3. 西側の横路は劣化が激しく手当が必要。他の作業道も同じ
4. 正面階段はほぼ横木が腐り階段をなしていない

東側尾根道 ホコリダケジャンクション付近
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北東尾根(境界)には小さな祠があります。
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枯れた木々が多いので、将来的は間伐が必要
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北側尾根道(境界)を行くと、マムシ君にばったり。
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測量の様子
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誰が掘った穴?
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午前中で測量・調査の目処がついたため、昼食後、午後は西側の横路を取りあえず安全に通行できるように簡易的な応急処置をしました。

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花咲き山は、活動のベースとなる作業棟(ここに道具等を置かせてもらっています)の隣にお風呂を持つ建物があるため、夏場はここのシャワーを借りて汗を流し、さっぱりとして帰ることができるのが助かります。

次回の活動は8月31日(土)です。

花咲き山整備Webサイト
https://peraichi.com/landing_pages/view/hanasakiyamareborn
Facebook
https://www.facebook.com/hanasakiyamareborn
【活動報告】御岳倶楽部 6月度定例活動 [2024年06月22日(Sat)]
今年も夏時間活動がはじまりました。
この6月〜9月の4ヶ月間は、午前中のみの活動とし、その後は有志で御岳周辺のお店を開拓しつつ昼食をとって、午後はこれまた御岳周辺の魅力を探そうという活動に切り替わります。
今年はどこに行こうか?楽しみです。

さて、午前中の活動は下草刈りです。
森の安全を考える会では、ここ澤乃井御岳フィールドを使って希望者へ手道具を使った安全作業方法をレクチャーしています。6月〜9月の下草刈りシーズンは大鎌を使った下草刈りですが、今月もお一人希望者がでたので、スタッフがマンツーマンでレクチャーさせてもらいました。

下草刈りをしていた参加者から、「どうも作業道の階段のところにハチの巣があるみたいです。みてもらえますか?」と連絡。

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階段脇のところにマルハナバチの巣ができていました。
何もしなければ刺すハチではないので、このまま経過観察することにしました。

今回はスタッフからの連絡が悪く、ほとんどの人がお弁当を持参してきたので、片付け後にフィールドでいつものように昼食をとり下山。
いよいよ今シーズン初の御岳クラブ活動です。

事前にアンケートをとり、本日は次の2本立て。
・吹上しょうぶ公園(青梅市)の菖蒲祭り
・横沢入り(あきる野市)ホタル観賞

吹上しょうぶ公園は勝沼城跡のある霞丘陵の谷戸地(やとち)を整備した公園です。
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ここで様々なショウブが楽しむことができます。
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その後、五日市線に乗り換えて武蔵増戸駅から徒歩20分程の横沢入りへ
ここは五日市丘陵の谷戸地で七つの谷戸から構成され谷戸頭から水が湧出しています。

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先週末、横沢入りの傍の尾根伝いでツキノワグマの目撃情報があったことから、入口に警察官の姿が。
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19時過ぎあたりから、チラホラとホタルが飛び始め、なかなか幻想的な一夜を過ごすことができました。
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(残念ながら写っていませんが、左側土手の辺りに飛んでいました)

次回の活動は7月27日(土)です。

吹上しょうぶ公園(青梅市Webサイト)
https://www.city.ome.tokyo.jp/soshiki/24/124.html

横沢入り(環境省Webサイト)
https://www.env.go.jp/nature/satoyama/13_tokyo/no13-8.html
横沢入里山保全地域(東京都環境局Webサイト)
https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/nature/natural_environment/tokyo/area/45_yokosawairi
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