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【活動報告】竹林整備@花咲き山フィールド [2024年03月30日(Sat)]
2019年シーズンに間伐予定の目印が数多く残したまま、コロナ禍に入りその後もなかなかフィールドに入ることができなかった花咲き山フィールドですが、今回、やっとこれらの間伐作業に取りかかることができました。

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今回総勢5人の活動になりましたので2人ずつ2組作り、ひと組は何度もこの花咲きフィールドで竹林整備を経験しているメンバーで、もうひと組は今回初めてのメンバー構成で作業を開始。
初めてメンバーにはスタッフがついて作業のポイントを伝えながら作業を進めていきました。

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傾斜地の竹林整備は2人ペアでの作業が基本になります。それは多くの竹が谷側に倒れ込む形で育つため伐採時に伐採する係と伐る竹へロープがけする係を担うから。

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ロープがけする際は、伐採方向の反対側にアンカーを設置し引き手は万が一引いている方向へ竹が倒れてきた場合直撃を避ける対策を行います。
そして、引き手は伐り手と声がけしやすい位置で伐り手のノコ操作に合わせてロープの張り緩めを行うことで、スムースかつ安全な伐採が可能となります。

倒伐後は二人で玉切りと枝払いを行い片付けます。

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花咲き山フィールドでは、少し長めの3mを基準で玉切りします。
これは、今後、伐った竹を土留め等に使用するためこの長さに切りそろえて使用しやすいようにしています。

1日かけて、約30本の竹を伐り、2019年シーズンに間伐予定の竹(ピンクテープ印あり)と、新たに古くなった竹、枯れた竹等の間伐を行うことができました。

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これで、来月後半から始まるタケノコシーズンへの準備が整いました。

次回活動は6月29日(土)です。
作業はいよいよ花咲き山フィールド上部間伐地の調査・作業道づくりへ進みます。
【活動報告】3月定例活動 [2024年03月23日(Sat)]
今日は朝から霙が降ったり雪に変わったり、それでいてそんなに気温が低くなく(暖かいわけではないですが)、変な天気でしたが、無事に活動を行うことができました。

今月の活動は、澤乃井御岳フィールドでは初めてとなる枝打ちを実施しました。
当フィールドは2012年と2014年に合わせて140本ほどのスギを植林し、その後、シカの食害などの被害によって枝打ち対象となるのは100本ほどになります。
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午前中に枝打ちを終えることができたので、早めの昼食を取った後、午後は2月の降雪で倒れたり折れたりしたスギの手当をおこないました。

中でも毎回のように倒れる個体、完全に根が掘り返されたように倒れた個体についてはそのまま間伐し、起こせば復帰できそうな個体は雪起こし処置しました。
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枝打ちを実施すると、やはり林内が明るくなりますね。
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来月の活動は4月27日(土)です。
毎木調査をおこない間伐の準備を行います。
【活動報告】御岳倶楽部2月定例活動 [2024年02月23日(Fri)]
本日、朝からの降雪予報のため、活動自体は中止にしました。
しかし、2月5日から6日にかけて降った雪の被害状況を確認するために何人かのスタッフとフィールドへ踏査確認に行ってきました。(花咲き山フィールドは11日〜12日入山済なので、本日は澤乃井御岳フィールドのみ)

結構倒れています。
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倒れた木は雪起こしするか、そのまま間伐対象にするかを決めながら対応することになります。
形状比の大きな個体は間伐対象ですね。

この日はお昼を過ぎても雪はやまず、まわりの山はこんな雪化粧になっていました。
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次回の活動は3月23日(土)です。
竹林整備(企業ボランティア) [2024年02月11日(Sun)]
国内大手製造業の社員ボランティアを受け入れての竹林整備活動を花咲き山フィールドにて行いました。
社員ボランティアのみなさんは会社のCSR活動ではなく有志ボランティアのみなさんとのことで規模は大きくないものの、みなさんやる気に溢れていらっしゃいました。

代表のN様を中心に8名のグループ
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当初の予定では竹林整備中心に実施予定でしたが、先週降った雪でフィールド入口すぐから落枝がおおくあり、これらの片付けから開始
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モウソウチクの竹林をバックにそれぞれ役割を持たせながら整備作業を体験していきます。
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当日は隣接するボランティアセンター日の出武家屋敷での宿泊となっているため、少し早めの作業終了とし、夕食や宿泊の準備をしました。
【活動報告】花咲き山活動 [2023年04月29日(Sat)]
コロナ禍でフィールド立ち入り制限していたため、3年4ヶ月ぶりの活動になりました。
なので、今回はどのくらい、花咲き山が荒れてしまったのか、今後、どこから手を付ければ良いのかを確認するためにフィールドの踏査を中心に活動しました。

このコロナ禍の間に変わった大きな事が、土日にバスで花咲き山にアクセスできる様になったこと(笑)
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日の出町コミュニティバス「ぐるり〜んひのでちゃん」が阿伎留医療センター〜長井折返場間を平日・土日同じダイアで運行されていて、行きは阿伎留医療センター8:30の便、帰りは長井折返場16:30の便とちょうど良い時間帯で運行してくれています。
もちろん本日もこの移動手段を使っての活動です。

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久々の日の出太陽の家。何も変わらないなぁ〜♪
いいえ、大きく変わりました。日の出太陽の家は昨年度平井地区に引越をして、今はこの太陽の家には利用者さんは住んではいません(通所作業等に使われているそうです)

作業棟で準備をし、いよいよ花咲き山フィールドへ
どんな感じでしょうか?
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予想通り、湧水地周りの竹柵などはほぼ朽ち落ちています。
また、2015年に整備した階段も所々、横木が朽ちてしまっています(縦杭は単管なので大丈夫)

フィールド上層は、コロナ禍の3年4ヶ月と言うよりは、2019年の台風19号の被害による物とおもわれる崩落が数カ所。
また、雑木中低木の繁茂はしょうがないですね。
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尾根道へ上がるため、北西側お隣さんとの境界を登って行くと、中低木が混み合った場所が幾つも確認できました。
多くが常緑広葉樹でしたので、まあ、この辺の極相推移としては妥当な繁茂ですね。
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尾根まで上がって、今度は南東側境界線をくだり、ロックガーデンのところに降りてきました。
ロックガーデン下周辺も、2019年の台風19号の被害がでていました。
いくつかの作業道が土砂で埋まっていて、道が無くなっています(総距離、およそ100m)
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作業棟まで降りて、昼食となりました。
踏査した感触として、コロナ禍の3年4ヶ月は下草刈りの必要なエリアがより拡大。
台風19号被害の作業道の補修が必要。

昼食後は、これまた4シーズンほったらかしの竹林の整備
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本日はここまで。
今年度の花咲き山活動は、第5土曜日もしくは日曜日のみです。
7/29(土)
9/30(土)
10/29(日)
【活動報告】御岳倶楽部:定例活動8月 [2022年08月20日(Sat)]
これまでの夏の暑さに比べて幾分楽な一日でしたが、朝のうちは雨がぱらつきテント張りから始まった活動でした。

引き続き下草刈りな活動ですが、今日は初参加の方がいらっしゃったので、フィールドの案内から。

その後、大ガマのレクチャーをして実践に移ったところ、上手なことあっという間に刈り上げてしまい、初めてだとは信じられないくらいでした。

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結局、ベースに近いエリアの1/3程度の下草刈りを終えて活動終了としました。
(今月は所用があり、12時までに撤収しました)

次回は9月24日(土)です。

今月の花
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クサギ
【活動中止】御岳倶楽部:定例活動1月 [2022年01月29日(Sat)]
まん延防止措置ならびに活動地域の感染者増加に伴い、1月の定例活動は参加者の安全確保の点、地域への感染拡大防止の点から中止としました。

次回活動は2月26日(土)です。
【活動報告】御岳倶楽部定例活動12月度 [2021年12月18日(Sat)]
今年最後の活動になりましたが、今シーズン一番の冷え込みでした。
いたるところ霜柱が立ち、水たまりは凍り、昨日降った雨は落ち葉の上で水滴状に凍っていました。
朝現場に到着しても、寒くて寒くて動けないほど・・・
取りあえず、防寒用テントを設営して風や突然の雨に対応しておきます。
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今日は今シーズン2回目の道づくりです。
すでに手慣れた4人による作業なので、特に前打ち合わせすることなく、各人が的確に作業をこなして行きます。
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この辺は急斜面なのでこの作業道が今後の活動へ重要な意味をもちます。
切り株も多いので根切作業もけっこう大変です。
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縦杭が仮止め杭ですが、土盛りもできていてほとんど完成品。
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先月作った作業道から、一気に斜めに登っていく作業中の作業道。
水平道からの登りですが、そんなに脚への負担は感じません。
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本日は午前中10:00〜12:30で作業は終わり。
お昼ごはんと共に2020年の総括をし、来年の活動内容について話し合いました。

今年の澤乃井御岳フィールドでの活動は今日で最後になります。
皆様お疲れさまでした。2020年コロナ禍の中での活動でしたが、一人も感染者を出さずにがんばってこれました。
来年はオミクロン株の状況しだいと思いますが安全な活動を目指して行きたいと思います。

【活動報告】御岳倶楽部定例活動11月度 [2021年11月14日(Sun)]
11月に入るとさすがに涼しくなりました。
それでも、活動で少し動けば汗ばむくらいの陽気です。
昨日の高尾の森づくりの報告でもありましたが、まだまだスズメバチも活動している時期なので注意が必要です。

ここ澤乃井御岳フィールドは、それほど広くないためフィールド全体の状況を把握できていることや、常に人が入っていることからスズメバチやアシナガバチの被害はさほど多くはありません。
今年も誰一人刺されることなく終えることができそうです。

さて、話を活動内容に戻します。
先月の活動では道づくりの下準備しかしていなかったので、今月の活動から本格的な道づくりになります。
昨シーズンR4〜L4ルートまでが完成していたので、今シーズンは、L4〜R5、R5〜L5ルートを整備することになります。
午前中、1人は入口の階段の修繕、1人は途中の水はけ改善を実施し、残りはL4〜R5ルートの担当ということで作業を開始します。

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縦杭を入れて、横木を止めます。

階段部分、先に道を整えてから階段部分に横木を渡して盛り土します。
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R5からL4方を望む
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L4〜R5ルートは1日で完成したので、次回はR5〜L5ルートを手がけます。
画面中央奥から左上に上がる比較的勾配のキツい道になりますが、土は軟らかいので初心者でも楽しめる道づくりになると思います。
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道づくりとは別の作業として水はけ改善を施行しました。
これは、先月の「防災×森づくり! ―自然共生社会に向けて市民が実践できる知恵・技を学ぶー フィールド編」で得たモノを早速活動へフィードバックしようというものです。
今日はこんな作業道の水はけの悪い部分に施行しました。
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拡大するとこんな感じになります。
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施工法としては、30cm間隔で点穴という穴を開けます(赤矢印のところ)。深さ20cm程度の穴を開け、燻炭と木炭を細かくしたものを充填し、土で埋めるのでは無く、空間を確保するため小枝や草茎を詰めておきます。
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これを作業道の山側に点穴を繋いだ線を描いて施行していきます。
また、階段部分についても同じように施行していきます。
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この施行方法については、10/24のブログ記事で詳細を書いていますので、読んでみてください。

これで、冬場でもべちゃべちゃになり、寒さが続くと土中に氷の塊ができるこの辺の保水改善ができればと思います。

次回は、12月18日(土)になります。
【活動報告】御岳倶楽部定例活動10月 [2021年10月16日(Sat)]
緊急事態宣言解除後のWithコロナ禍の活動開始となりました。
今月から一般の方の募集も開始しましたが、残念ながら今月の一般参加の方はいませんでした。

今シーズン最初の道づくり活動となることから、まずは今シーズン施工予定区間を下見しました。
澤乃井御岳フィールドは上に上がっていくに従い斜面も急になっていくため、L4、R4以上は作業道の感覚も狭く設定しています。

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今シーズンの目標は、L4からR5までの20mと、R5からL5までの18mの施工です。
これで概ね作業道網は完成します。(あとはバイパスや階段の整備)

今週まとまった雨が降ったせいか、全体的に土が多くの水を含んでいるため、本日は道づくりは実施せず(午後までに乾けば・・・って期待していましたが、思ったより晴れ間も覗かず)、皆伐の際に適当に切り残されていた広葉樹・常緑樹の株の整理をすることにしました。

この場所は、チャノキやノアジサイが多く茂っていた場所でもあり、通常の広葉樹の切り株の他に比較的面倒なチャノキの切り株が多く残っています。
チャノキは樹勢が強いのですぐに萌芽し枝を沢山だして、下草刈りの際に大鎌の刃を痛める要因になるので、地面ギリギリまで丁寧に切り戻します(抜根してもいいんですが、結構根深いので作業が大変なのと、抜根したあとの土壌が不安定になることから基本切り戻します)。
その他、陽樹であるキイチゴ、サンショウ、ウツギについては、よほど太くなければ抜根処理しました。
特にスギ、ヒノキの切り株の周りについては、みなさん丁寧に作業していました。

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予定通り、15時に作業を完了し、片付けして解散しました。
次回はいよいよ道づくりに入っていきます。
楽しい作業なので是非とも参加してみてください。

次回は11月14日(日)です。
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