CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る
« 事務局 | Main | 活動報告»
プロフィール

森の安全を考える会さんの画像
<< 2021年09月 >>
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
検索
検索語句
記事カテゴリ
リンク集
最新記事

https://blog.canpan.info/morinoanzen/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/morinoanzen/index2_0.xml
タグクラウド
KINCHO 「家のまわりにハチ・アブよせつけない線香」 [2021年08月14日(Sat)]
ここ最近、まわりでもスズメバチ、アシナガバチの刺傷事故の話が増えてきました。

今年は少ないかなぁって思っていましたが、やはり例年通りでした。
ただ、観察できる限りのものとしては、例年に比べて少し遅いのかな?って感じがします。
あれ〜この時期(7月終わり)なのに、まだこのコロニーサイズなんだ〜って感じです。

といっても、働き蜂が出始めれば、いつでもより刺されやすくなるのは、当たり前のことなので、皆さん十分にお気をつけてください。
また、刺された場合の対処については、昨年、森づくりフォーラムさんのサイトに掲載していただきましたので、一次処置としてのリムーバーの利用も検討してください。(文末にURLをつけました)。

さて、今日はKINCHO(大日本除虫菊株式会社)が、今年新製品として出した「家のまわりにハチ・アブよせつけない線香」です(なんだか、最近は小○製薬のようなネーミングが流行っているんでしょうか…)。


https://www.kincho.co.jp/seihin/insecticide/hachi_abu/senkou/index.html

この商品は、「ハチの忌避に 家のまわりにハチを寄せ付けない!新発想のハチよけ線香」だそうです。

効果として次の2点が紹介されています。

1.怖いハチを寄せ付けない
拡散性に優れた有効成分「トランスフルトリン」を配合。
庭先や玄関などで焚くことで、水やエサを求めて飛んでくるハチを生活スペースに寄せ付けません。
ハチ以外の不快な飛ぶ虫にも効きます。

2.巣作りを予防
ハチを寄せ付けないから、巣作り予防にも!
女王バチが巣作りを開始する春頃から、活動時間である日中に毎日使用すると効果的です。

ちょっと、使い始めとしては時期遅れかもしれませんが、、巣作りはしょうがないとしても、ハチが身の回りを飛び回れる怖さは軽減できるかと思います。


効きめが広がる太巻タイプ…断面積が、通常の「金鳥の渦巻」の約2倍!
有効成分を持続的に、安定して拡散させるので、広範囲に効きめが広がります。
これでも燃焼時間は、1巻で効果は約6時間持続と作業時間を考えると十分かと思います。


大日本除虫菊株式会社「家のまわりにハチ・アブよせつけない線香」




森づくりフォーラム
安全な森づくり活動のために『ハチ刺されの対応』
https://moridukuri.jp/forumnews/200910.html

WBGT(Wet-bulb Globe Temperature,湿球黒球温度) [2021年07月24日(Sat)]
今年は例年に比べ、早い梅雨明けだそうで、一番最後の東北地方も先週末に梅雨明けとなりました。
関東も7月16日に梅雨明けとなり、翌17日の作業は久々の炎天下の作業となりました。
周りがすべて白ハレして、よく見えないくらいでした。

さてこれからの季節、一番注意したいのが熱中症です。
ひと昔前は、日射病や熱射病とか言っていましたが、ほぼ同じ定義です。
この熱中症の予防に一役買うのがWGBT(暑さ指数)です。

WGBTって?
WBGTは、熱中症を予防することを目的として1954年にアメリカで提案されました。
人体と外気との熱のやりとり(熱収支と言います)に着目した指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい以下の3つを取り入れた指標です。
・気温
・湿度
・日射や輻射など周辺の熱環境

単位は気温と同じ「℃」で示されますが、気温とは値は異なるので混同しないように注意が必要です。

日本生気象学会の「日常生活における熱中症予防指針Ver.3」では、以下の4カテゴリで分類している

温度基準 WBGT      注意すべき生活活動の目安
危険   31以上      すべての生活活動でおこる危険性
厳重警戒 28以上、31未満  外出時は炎天下を避け、室内では室温の上昇に注意する。
警戒   25以上、28未満  中等度以上の生活活動でおこる危険性
注意   25未満      強い生活活動でおこる危険性

生活活動の強度としては、
垣根の刈り込みや庭の草むしり、芝刈りは中程度
登山やランニング(134m/分ペース)、マラソンは強い
などが挙げられる(実際はもっと設定があります)

もちろん、森づくり活動のほとんどは中等度〜強いに該当するかと思います。

また、WBGTの算出方法は以下のとおりです。
屋外で日射がある場合:WBGT(℃)= 0.7×湿球温度(℃)+0.2×黒球温度(℃)+0.1× 乾球温度(℃)
屋内で日射がない場合:WBGT(℃)= 0.7×湿球温度(℃)+0.3×黒球温度(℃)

と、まあ、そのへんの温湿度計だけで測定、算出するのはかなり難しいいようです。
そこで、森の安全を考える会では、タニタ社の黒球式熱中症指数計(TT-562)をつかって、活動時リアルタイムにWBGTを測定し、28℃を超えた場合、活動の中止や活動内容の変更等を臨機応変に対応するようにしています。

各社から、WBGT測定機器が発売されていますが、タニタ社の黒球式熱中症指数計を採用したのは、携帯性に飛んだ取り付けアタッチメントを備えているからです。
それぞれ、活動場所での利用を考えながら、WBGT測定機器の導入を検討してはいかがでしょうか。

タニタ 黒球式熱中症指数計 熱中アラーム TT-562GD


エー・アンド・デイ(A&D) 黒球付き 熱中症指数モニター みはりん坊プロ AD-5698



参考資料
日本生気象学会「日常生活における熱中症予防指針Ver.3」(2013)
http://seikishou.jp/content/files/news/shishin.pdf
フィールドに氷を持って行こう!ーサーモス アイスコンテナ− [2018年07月21日(Sat)]
先日、アイシングバックのご紹介をさせていただきました。

熱中症対策に重要な役割を持たせるポテンシャルを秘めておきながらも、肝心な氷が無いと今ひとつ冷却効果が無いことはブログの中でも紹介させてもらいました。

そこで今回紹介する「安全に関するグッズ」がこの、サーモスアイスコンテナーです。


サーモスと言えば、子供達の水筒の人気商品ですが、実は私たち森づくりボランティアでも多くの方が愛用しているようです。
主に冬場の給湯に活躍し、凍てつく冬場の昼食暖かな食事や飲料を提供してくれるのが、このサーモスの商品。
サーモスに蓄えられた熱湯は、コーヒーやスープに留まらず、カップラーメンにも使えるほどの保温性を有していることはみなさんご存じのことと思います。

「いや〜わし(が使っている)のはテルモスだよ」って声も聞こえてきますが、そうそのテルモスの英語読み(?)がサーモス(R)なんです。(高齢の方々でテルモスって呼ぶ方が多いのはなぜでしょう?)

話が脱線してしまいましたが、この「サーモス 真空断熱 アイスコンテナー 」は、氷を蓄え運ぶことに徹したストイックな?モデルなのです。

サイズ:幅15×奥行15×高さ25cm
容量:700mL×2
素材・材質:
【保存容器】本体/ステンレス鋼(アクリル樹脂塗装)、フタ・フタ止め具/ポリプロピレン
【内容器】本体・フタ/ポリプロピレン、パッキン・ベン/シリコーン

ひとつのコンテナに約30個のアイスキューブ(家庭用冷蔵庫で作られる一般的な角氷)を入れることができます。
そんなコンテナが2個収納可能。


では、早速どんなポテンシャルをもっているか、テストしてみましょう。
今回はアイスコンテナに氷を入れて野外に放置し、どのくらい氷が融けずに残っているかを調べてみました。

まず、2つのコンテナに氷を満載します(10:00)
20180721-001s.JPG
約60個の氷となると、冷蔵庫の氷置場はほぼ空の状態に。事前に多めの氷を作っておいてくださいね。
20180721-002s.JPG 20180721-003s.JPG

これをこんな感じの環境に放置します。
20180721-005s.JPG

1時間30分後(11:40)
いやいや今日は暑いこの段階で気温34.7℃ 湿度61.9%です。
20180721-006s.JPG
でも氷は少し小さくなったかな?程度です。
左が下段、右が上段
20180721-007s.JPG

3時間後(13:00)
気温36.1℃ 湿度52.4%
アイスコンテナーの表面はかなり暑くなっています。
20180721-009s.JPG
やや、とけた水が出てきました。
左が下段、右が上段
20180721-010s.JPG

そして7時間後(17:00)
左が下段、右が上段。上段は約半分くらいの体積になってしまいましたが、下段はまだまだほぼ変わらず。
20180721-013s.JPG
さすがに溶けて100cc程の水がでてました(判りにくくてスミマセン・・・)
20180721-015s.JPG

しかしながら、置き場として今回は会えて日の当たる場所に置きましたが、活動の際は日影に置いておけばもっと融けずに残っていると思いますし、実際7時間もの活動後でもあれだけ氷が残っていれば優秀ではないでしょうか。

熱中症対策としてアイスコンテナーを紹介しましたが、もちろん、熱中症もなく無事活動が終わった際には、是非ともみんなで、この氷を使って氷入り飲み物で無事活動を終えたことに乾杯をあげてください!

商品の詳しい情報はこちらから
サーモス 真空断熱 アイスコンテナー ネイビー
サーモス 真空断熱 アイスコンテナー ブラックイエロー
mont-bellのファーストエイドポーチ [2018年02月18日(Sun)]
先週届いたmont-bell社のOUTWORD no.78号(SPRING 2018)を拝読していると、
山のハウツー講座 第7回「ファーストエイドキットを準備する」なる記事がありました。

各自持ちのファーストエイドキットを作るという1ページの記事ですが、その中で紹介されていたもので興味を覚えたのが、

・ジッパー付きポリ袋

いわゆるジップロック(R)ってやつで、山屋さん御用達のグッズですが、これをファーストエイドポーチにも忍ばせておくのはあまり考えなかった。
たしかに、包帯や絆創膏といった衛生資材を浸水から守るためにジッパー付きポリ袋にいれておくことはあっても、空のものをいれておけば、氷を入れて氷嚢としたり、血液や体液をふき取ったガーゼを入れておいたり、切断した・・・を入れて運んだりと、いろいろと便利ですね。

ちなみに、mont-bellでは2018年の新商品としてファーストエイドバックMとSを発売したようなので、宣伝込みの記事だとは思いますが、こういった記事があるといろいろと勉強になります。

OUTWORDは、mont-bellで購入可能です
https://club.montbell.jp/privilege/outward/

エピペン安全性情報(4/3更新) [2017年04月04日(Tue)]
Pfizer社からエピペンの自主回収に関する情報:2017/4/3(更新)
----------------------------------------------------------------------
エピペン(R)注射液0.3r 自主回収の対象ロット追加について

報道関係各位
2017年4月3日
ファイザー株式会社


ファイザー株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:梅田一郎)は、蜂毒、食物および薬剤等に起因するアナフィラキシー反応に対して使用される、アナフィラキシー補助治療剤「エピペン(R)注射液0.3mg」の一部製品に作動不良の可能性が生じたため、厚生労働省が定めるクラスTの製品自主回収を3月13日*から開始しておりましたが、本日よりその対象ロットを追加いたします。

海外製造元において継続的に調査をした結果、患者様の安全を最大限重視した措置として追加で回収することにいたしました。日本において新たに回収対象となるロットの製造番号は、PS00025A(使用期限:2017年10月末日)です。弊社は日本において当該ロット10,103本を2016年6月6日から7月26日にかけて医薬品卸売販売業者へ出荷しておりますが、これを含め、国内外において回収対象ロットで作動不良の報告は受けておりません。

なお、他の製造番号の0.3mg製剤および0.15mg製剤は回収の対象外です。

患者様、医療関係者の皆様で以下の製造番号・使用期限が記載されている製品をお持ちの方に、速やかに同製品を受け取った医療機関/薬局に製品の交換をお申し出いただき、代替品と交換するまでは、手元に対象製品を保管していただくよう、引き続き情報提供を進めてまいります。

*海外において正常に投与できなかったとの報告が2件あり、原因を調査した結果、医薬品注入器に使用した一部の部品に不具合が認められたことから、緊急の措置として、調査を並行しつつ、エピペン注射液0.3mgの製造番号 PS00019A(使用期限:2017年4月末日、出荷本数:5,974本)を対象に3月13日より自主回収を進めております。

【回収対象製品】

4月3日追加案内
「エピペン注射液0.3r」製造番号:PS00025A、使用期限:2017年10月(末日)

3月13日案内済み
「エピペン注射液0.3r」製造番号:PS00019A、使用期限:2017年4月(末日)

【当該製造番号および使用期限の記載場所】

外箱及びペン本体に製造番号及び使用期限が記載されています

【写真】(エピペン(R)注射液0.3mgの外箱写真)箱の側面に記載されています
01_epipen_03mg_box.jpg
製造番号:PS00019A 使用期限:2017年4月
02_epipen_03mg_side01.jpg
製造番号:PS00025A 使用期限:2017年10月(4/3追加分)
03_epipen_03mg_side02.jpg

【写真】(エピペン(R)注射液0.3mgの本体写真)ペンの裏側に記載されています
製造番号:PS00019A 使用期限:2017年4月
製造番号:PS00019A
製造番号:PS00025A 使用期限:2017年10月(4/3追加分)
製造番号:PS00025A


【専用ダイヤルの開設】
本回収にあたり、患者様、医療関係者の皆様からのお問い合わせを受けるための専用ダイヤル「エピペン回収特設窓口」を開設しています。

<エピペン回収特設窓口>
電話番号:0120-665-766  受付時間:平日(月〜金) 9:00〜17:30

報道発表:http://www.pfizer.co.jp/pfizer/company/press/2017/2017_04_03.html

詳しくは、http://www.epipen.jp/170403/EPN27H002C.pdf
上手く表示出来ない場合はこちらを利用ください(EPN27H002C.pdf:576kb)

エピペンWebSite:http://www.epipen.jp/
エピペン(R)注射液0.3r 自主回収情報 [2017年03月19日(Sun)]
ファイザー社のエピペン(R)注射液0.3r(製造番号:PS00019A)自主回収(クラスT)について
----------------------------------------------------------------------------------
報道関係各位
2017年3月13日
ファイザー株式会社

ファイザー株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:梅田一郎)は、蜂毒、食物および薬剤等に起因するアナフィラキシー反応に対して使用される、アナフィラキシー補助治療剤「エピペン(R)注射液0.3mg」の一部製品に作動不良の可能性が生じたため、厚生労働省が定めるクラスTの製品自主回収を本日から開始いたします。回収となるエピペン(R)注射液0.3mgの製造番号はPS00019A(使用期限:2017年4月末日)です。

この度、弊社が日本で製造販売するエピペン注射液0.3mgと同一の製造番号の製品において正常に接種できなかったとの海外報告が2件ありました。調査したところ、医薬品注入器に使用した一部の部品に、不具合が発生したことが原因と判明しました。この部品を使用した製品は世界で1ロット(81,694本)であり、本ロットのうち日本では5,974本を2016年1月28日から3月24日にかけて医薬品卸売販売業者に出荷しておりました。現時点で日本において同様の報告はありませんが、当該製造番号の製品使用時に正常に作動しないおそれがあり、接種できない可能性があるため、万全を期して自主回収することにしました。

他の製造番号の0.3mg製剤および0.15mg製剤は回収の対象外です。

患者様、医療関係者の皆様で以下の製造番号・使用期限が記載されている製品をお持ちの方は、速やかに同製品を受け取った医療機関/薬局に製品の交換をお申し出いただくように、今後情報提供を進めてまいります。

【回収対象製品】
「エピペン(R)注射液0.3r」製造番号:PS00019A、使用期限:2017年4月(末日)

【当該製造番号および使用期限の記載場所】
外箱及びペン本体に製造番号及び使用期限が記載されています

【写真】(エピペン(R)注射液0.3mgの外箱写真)箱の側面に記載されています
01_epipen_03mg_box.jpg
製造番号:PS00019A 使用期限:2017年4月
02_epipen_03mg_side01.jpg

【写真】(エピペン(R)注射液0.3mgの外箱写真)ペンの裏側に記載されています
製造番号:PS00019A 使用期限:2017年4月
03_epipen_03mg_number01.jpg

【専用ダイヤルの開設】
本回収にあたり、患者様、医療関係者の皆様からのお問い合わせを受けるための専用ダイヤル「エピペン回収特設窓口」を開設いたしました。

<エピペン回収特設窓口>
電話番号:0120-665-766  受付時間:平日(月〜金) 9:00〜17:30
ポイズンリムーバー:NEW エクストラクター [2016年04月29日(Fri)]
ここ最近、ポイズンリムーバーの新製品が立て続けに見つけることができました。
ポイズンリムーバーがヒット市場になったのか?それとも、たまたま見つけることができたのか?は良く分かりませんが、ポイズンリムーバーを見つければテストをしてみたくなるのが、ハチ対策担当者の相と言うところでしょうか。

ポイズンリムーバーについては、過去含めて以下のレビューがあります。
ヘッセル社インセクトポイズンリムーバー、エキストラクター、ベノムエクストラクター
https://blog.canpan.info/morinoanzen/archive/310
ASPIVENIN(アスピブナン)
https://blog.canpan.info/morinoanzen/archive/383
KONMED PUMP
https://blog.canpan.info/morinoanzen/archive/459

今回、レビューしますのは、Tiger社の「New エクストラクター ポイズンリムーバー」です。
DSCN8047s.JPG

携帯用のソフトケース(といっても、結構しっかりした作りです)に収納された、みため、エクストラクター(アスピブナン)そっくりの商品です。
DSCN8048s.JPG

しかし、エクストラクターをお持ちの方は気が付いているかと思いますが、ひとつ多いのです。
DSCN8051s.JPG
なにが多いって?吸い口カップが多いのです。

でも、ポンプそのものは、エクストラクターとほぼ同じ、色とプリントが違うくらい(本品にはキチンと「Made in China」と刻印されていました)と思いきや、良く比べてみると。
DSCN8054s.JPG

人差し指と中指をかける部分が、エクストラクターよりも若干大きい作りになっています。
DSCN8057z.JPG
このお陰で操作しやすく(シリンダーを押しやすく)なったのかは、あまり感じられませんでしたが、もしかすると、手の小さい方や女性の方(エクストラクターは女性の方はピストンを押し切ることができず、使い勝手が悪い点があります)にとっては、操作しやすくなっているのかもしれません。

吸引力については、エクストラクターとの違いを感じることができませんでした。

吸引カップは、リブと接地面のスリットがないタイプですが、前に書きましたとおりサイズがひとつ多い、5種類のカップが付属しています。

     Tiger EXTRACTOR The EXTRACTOR ASPIVENIN
Size S  10.6mm      10mm      10mm
ヘビ用  9.1x16.9mm    8.3x16mm    8.3x16.2mm
Size M  14.8mm      16.2mm     16.1mm
Size ML  18.8mm      ー        ー
Size M  22.2mm      22.2mm     ー
※いずれも内径(ノギス 新潟精機SK-M150で測定)

また、Sサイズの吸引カップは逆付も可能です。
DSCN8053s.JPG

なお、ソフトケース内の器具を抑えるパッドは固定されていませんでした。
DSCN8058.sJPG.JPG
このため、器具の出し入れに少しコツが必要となります。

付録の取扱説明書は、飯塚カンパニー社さんの説明書によく似たものになっていますので、使い方についても同様だと判ります。
DSCN8049s.JPG

Amazonでは以下で取扱があります。
NEW エクストラクター ポイズンリムーバー 携帯用ソフトケース付

関連サイト:

森の安全を考える会:安全に関するグッズ サイト

(ハチ対策担当)
ポイズンリムーバー(KONMED PUMP) [2016年04月10日(Sun)]
ポイズンリムーバーについては過去にも記事を書いていますが(https://blog.canpan.info/morinoanzen/archive/310https://blog.canpan.info/morinoanzen/archive/383)、先日、新製品を見つけましたのでレポートします。

SHENZHEN KONMED TECHNOLOGY社製 KONMED PUMP (KM-109)
DSCN7940s.JPG

SHENZHEN KONMED TECHNOLOGY社は中国にある医療品製造販売の会社の様です。

キットの中には、インセクトポイズンリムーバー本体の他に、先端カップ、止血帯(ゴム製)とガーゼが入っています。

本体はハンドル部分を収縮できる様になっており、収納状態で92mm(先端カップ含まず)
DSCN7944s.JPG

使用状態で125mm(先端カップ含まず)
DSCN7945s.JPG

収納状態の大きさについては、ヘッセル社製のインセクトポイズンリムーバーとほぼ同じ大きさになります。

吸引方法は、ヘッセル社と同じようにレバーを引っ張って吸引するタイプですが、本製品の大きな違いは、先端カップにあります。
DSCN7947s.JPG

なんと、ワンウエイバルブがついているため、ヘッセル社製の様にずっと引っ張っている必要がありません。
DSCN7948s.JPG

また、複数回(実験では3回が限界でした)吸引操作をすることによって、より強い吸引力を発揮します。

測定できていませんが、腕で試した感覚ではアスピブナンと同じくらいの吸引力を感じました。

インセクトポイズンリムーバーは、ご自分でひとつ所持しておくことをお勧めします。
毒吸い出し時には、血液も一緒に吸い出されて来ます。
このため、使用後の器具の消毒が不可欠で、これを怠ると最悪の場合、C型肝炎やHIVといった血液を介して感染する病気に感染しかねません。
また、各団体のリーダーの方も、団体所有のポイズンリムーバーを使用した後は、少なくとも吸い出し口の煮沸消毒といった感染防止対策を行っていただくことを強く希望いたします。


Amazonでは以下で取扱があります。
・F.G.Labo ポイズンリムーバー ※取扱が無くなりました(2018/09/09追記)
※同等と思われる商品を追加しました(2018/09/09追記)
Safety Life ポイズンリムーバー
NIUAO ポイズンリムーバー
ポイズンリムーバー エクストラクターキット
TRIVALGOGO ポイズンリムーバー
JX-ショップ ポイズンリムーバー


関連サイト:
SHENZHEN KONMED TECHNOLOGY Co.Ltd.
http://www.konmed.cn/39-venom-extractor-kit.html

森の安全を考える会:安全に関するグッズ サイト
ポイズンリムーバー [2015年06月27日(Sat)]
ポイズンリムーバーについては過去にも記事を書いていますが(https://blog.canpan.info/morinoanzen/archive/310)、先日、新製品を見つけましたのでレポートします。

ASPIVENIN(アスピブナン)
DSCN6654s.jpg

フランス製で輸入・販売元は、インセクトポイズンリムーバーやエクストラクターで有名な、株式会社飯塚カンパニーさん。

開封するしてみると、緑色のボックスが出てきます。
DSCN6656s.jpg

一瞬どうやって開けるのか判りませんが、おしり?のところに「PUSH」の文字が・・・
DSCN6657s.jpg

ここを押しながら、開くようですがちょっとコツが必要です。
DSCN6658s.jpg

開けると、中にシリンダーとカップが3つならんで入っています。
ASPIVENIN(アスピブナン)収納

どこかで見たことのある形状と思っていると、「エクストラクター」ですね。
ASPIVENIN(アスピブナン)本体・カップ

本体やカップの大きさもほぼ同じでした
本体・カップの比較(黄色がエクストラクター、緑色がASPIVENIN(アスピブナン))

違いは、「エクストラクター」にはカップが4つ付属していますが、「ASPIVENIN(アスピブナン)」には3つのみ。
一番大きなカップが着いていませんでした。
しかし、その他のカップは全く同じで、強度を保持するためのリブも、アップ淵のスリットもあります。
さらに、一番小さなカップの逆付も可能でした。
ASPIVENIN(アスピブナン)一番小さなカップの逆付

シリンダー部
シリンダー部(黄色がエクストラクター、緑色がASPIVENIN(アスピブナン))

カップ取り付け口
カップ取り付け口(黄色がエクストラクター、緑色がASPIVENIN(アスピブナン))

エクストラクターをよく見ると、そこには「ASPIVENIN」の文字が!
どうやらもともと「ASPIVENIN(R)」という商品のようです。
DSCN6670s.jpg

Amazonでの、アスピブナン商品の掲載がありましたので以下に掲載(2018/09/09追記)
ASPILABO アスピブナン APV1100000

Amazonでの取扱は、従来の容器に入ったアスピブナン毒液吸出器のみのようで、今回紹介した容器の物は見当たりません(2015/06/27現在)
本商品は、ICI石井スポーツ 原宿店(http://www.ici-sports.com/shop/harajuku.html)に在庫がありました。(2015/06/27現在)


関連サイト:
ASPIVENIN
http://www.aspivenin.com/

森の安全を考える会:安全に関するグッズ サイト


(事務局)
ポインズンリムーバー [2014年07月12日(Sat)]
いよいよハチの季節になってきました。
先日のシンポジウムでも、「作業の時の危険は何ですか?、Woodjobに出てきたマムシやヤマビル?」との問に、 「どちらかと言うとスズメバチですかね」と答えもありました。

これから下草刈りシーズンを迎え、さらにハチ刺傷事故が増えることになります。

今回のお題の”ポイズンリムーバー”は不幸にもハチに刺されてしまった場合に、素早く体内から毒を吸い出す機器です。

操作方法は、傷口にポイズンリムーバーをあてがい、ポンピングすることによって、リムーバー内を陰圧にし、体内の毒を吸い出します。



ハチ毒は水溶性のため、体内に入ると血液やリンパ液などによって体内へ運ばれてしまうため、すべての毒は吸い出せませんが、吸い出すことによって症状はかなり緩和できます。

DSCN3133s.jpg

昨年、下草刈り作業中に指先を一カ所刺されましたが、直ぐさまポインズンリムーバーを使ったため、腫れはほとんど出ず、翌日からも何の支障も無く過ごせました。


「ポイズンリムーバー」等で検索することができますが、現在ネットなどで購入できるのは以下の3種類です。


ドクターヘッセル インセクトポイズンリムーバー(デンマーク製)
fh020023s.jpg

本体サイズ:全長89mm×幅61mm×高さ27mm 重さ:13g
吸引力※1:-300mmHg

金額的にもサイズ的にも一番軽い製品です。ただし、吸い出し中はずっとレバーを引いておかなければならず不便です。自分の手や腕を刺された場合は、反対の手で吸い出しを行うため、他のことが一切できなくなります。

吸い出し口は、写真の様に大きい口(直径22mm)と、逆付けにした小さい口(直径6mm)※の二通りを選択できます。
※最近販売されている商品の中には、小さい口の取り付けができない(難しい)ものがあります。力任せに取り付けようとして破損しないように気をつけてください。

難点は、壊れやすいこと(特に吸い出し口)、筆者は学生自体に使用していましたが、10回持つかどうかで、年間数回買い換えていました。なので、ある程度は使い捨てであるつもりで。しかし、とにかく軽くて安いので、ファストエイドポーチやバックのポケット等どこにでも入れておくことができ、かつ持っていることを忘れてしまうくらい軽い存在です(忘れちゃまずいですが…)。

ドクターヘッセル インセクトポイズンリムーバーをAmazon.co.jpで購入する


エクストラクター(フランス製)
fh020018s.jpg

ケースサイズ:縦83mm×横122mm×高さ35mm 重さ89g
本体サイズ:全長118mm×幅48mm×高さ26mm 重さ26g(吸い出し口含まず)
吸引力※1:-420mmHg

西多摩地域の多くの森林ボランティアが使用しているといっても過言ではないと思います。数年前までは、前述の「インセクトポイズンリムーバー」がダントツでしたが、購入しやすさも手伝って所有者が多くなってきました。

吸い出し方法は、ピストンを引き出してから、傷口に吸い出し口を押しつけ、ピストンを押してゆきます。すると最後に脱気され吸い出し口が陰圧となります。このため、前述の「インセクトポイズンリムーバー」とは違って、一度吸い出しを始めると、(リムーバーを保持する必要はありますが)ピストンをずっと押さえる必要がなく、大変便利です。

用途に合わせた四つの吸い出し口が付いています。
一番小さい口から、直径10mm※、16mm×8mm、直径16mm、直径22mmとそろっています。二番目の口は楕円形で使用用途はヘビ毒用(二つの牙をいっぺんに吸い出せる)となっています。
※以前、一番小さな口を逆さ付けすることができ、その時の吸い出し口直径は4mmと三機種中最小となることをお知らせいたしましたが、最近の一部の製品では、この逆付けができないようです。こちらもまた力任せに取り付けようとして破損しないように気をつけてください。

また、製品によっては(輸入業者によって?)、ケース内に、カミソリやバンドエイドといった付属品が入っているバーリエーションもあります。
※消毒薬やヒスタミン等の医薬品が入っているものもありましたが、薬事法が改正される前のものなので、使用するさいはお気を付けください。

丈夫です(筆者はもう20年近く使用していますが、まだ使えています)が、難点として、ポンピングの際にけっこうチカラが必要で女性の方にはきついところです(実際、半数の方がピストンを最後まで押し切れず脱気できませんでした)。
ファストエイドポーチ等に入れるには、ある程度の大きさと重さを覚悟する必要がありますが、せめて団体の救急箱やリーダーのファーストエイドポーチには入れておきたい一品です。

エクストラクターをAmazon.co.jpで購入する


ケアプラス ベノムエクストラクター(オランダ製)
fh020014s.jpg

ケースサイズ:縦60mm×幅154mm×高さ45mm 重さ138g
本体サイズ:全長113mm×幅52mm×高さ41mm 重さ83g(吸い出し口含まず)
吸引力※1:-420mmHg

これまであまり目にすることの無かった製品です。数年前に存在だけは知っていましたが、購入する機会が無く手にすることはなく、また、都内で販売している店舗がほとんど無いため周囲のボランティアでも所有している人は見かけませんでした。

本製品の特徴は、吸引時にポンピングをするのではなく、あらかじめポンピングしておき、吸入時にはロックを解除するだけ(実際には本体を傷口に押しつけるだけ)で、吸引します。
このため、前述のエキストラクターのように、ピストンを押す力が足りなくて吸引できないということはありません。

吸い口は、直径15mmと直径20mmの二つ用意されています。なお、小さい方の口は逆さに取り付けることができ、その時の吸い口は直径7mmになります。

筆者は7年ほど前に入手したものの、実際に使用したことが無いため耐久性等については未確認です。しかし、吸引力については前述のエキストラクターとほぼ同等な気がします(あくまでも吸わせた感覚ですが)。

難点としては、吸引を終了するときに、吸引力が強力なため、吸い口を傷口から外しにくいこと、また、ポンピングセットするのにコツが必要で何度か練習しないといけないこと(初めての人に使ってもらうのは難しいかも)。ただし、コツをつかんでしまえばなんてことはありません。
また、重量も3製品の内一番重いため、重量増加については覚悟が必要です(1kg、2kgって程ではないので大げさかもしれませんが)

ケアプラス ベノムエクストラクターをAmazon.co.jpで購入する

※1吸引力について
今回、ブルドン管ゲージ計をもちいて簡易的に負圧を測定した。
各ポイズンリムーバーの吸い出し口に耐圧ゴム管を直接セットし3回の測定し、最も高い負圧を採用しました。測定方法によっては、文書中に書かれた負圧と異なる値をしめすことがありますので、あくまで参考としてください。


以上、3種類のポイズンリムーバーを紹介しましたが、いずれもご自分でひとつ所持しておくことをお勧めします。
毒吸い出し時には、一番上の写真にも写っていますように、血液も一緒に吸い出されて来ます。
このため、使用後の器具の消毒が不可欠で、これを怠ると最悪の場合、C型肝炎やHIVといった血液を介して感染する病気に感染しかねません。
また、各団体のリーダーの方も、団体所有のポイズンリムーバーを使用した後は、少なくとも吸い出し口の煮沸消毒といった感染防止対策を行っていただくことを強く希望いたします。


また、当会で開催していますハチ対策講座でも、これらポイズンリムーバーの紹介、使用方法や実物を使った実習などを行い、正しい使用方法を学習することができます。
今年のハチ対策講座2014はこちらをご覧ください。


有用な器具を有効な使い方で、安全かつ安心なボランティアライフを満喫ください。

問い合わせ
森の安全を考える会 090-5428-1422 (森中)
■事務局:info@morinoanzen.com
blog https://blog.canpan.info/morinoanzen/
RSS https://blog.canpan.info/morinoanzen/index1_0.rdf
facebook http://www.facebook.com/morinoanzen
Twitter @morinoanzen
| 次へ