昨日、一昨日の雨が嘘のように天気に恵まれました。

これも参加者の皆さんの日頃の行いが良いお陰だと思います。
参加者6人+スタッフ2人の合計8人。8人中4人が花粉症という、大変辛いこの時期にスギ花粉のメッカに飛び込んできてくださいました(感謝感謝)
さて、本日の活動は、来月の植林に向けての皆伐と片付けをおこないました。

午前中、残った広葉樹を伐っていきます。
御岳フィールドには山桜が数本自生していますが、今回、りっぱなものを除いて切り倒しました。
いずれ、植林の時には残りについても伐る予定ですが、今年だけでも花を見せてもらうことにしました。

また、前回までに切り倒したまま残してある木の片付けを同時並行でおこなうとともに、貯木場の一部についても、片付け直しました。
これは、あまりにも乱雑に木を貯めてしまったため(枝をキチンと落としたないものとか)、このままだと、植林した木に日があたらなかったり、植林作業そのものをおこないにくくしてしまう可能性があったからです。
(最初から綺麗にして置けば良かったのですが、この場所を皆伐していた頃は、木の勢いに圧倒され伐るのが精一杯だったので、まあしかたないかとあきらめています)
午後休憩を取った後、今回のメインイベント?である、30年生スギ・ヒノキの択伐をおこないました。
さすがに30年生ともなると、胸高直径が300mmを超え、作業用のノコギリ(刃渡り270mm)では歯が立ちそうにありません。
このため、今回はスタッフが切り倒すことにしました。
スタッフ代表として、代表の今泉が切り込み隊長となりました。

参加者は、作業風景を見守ります。
すると代表が「黙って見てもらっていても(切り倒すのに)時間がかかるので、適当に会話していてください」というので、「早く伐れ〜」と言ったヤジを飛ばしてあげました(笑)
作業開始から20分程経過した時、ミシミシ。バキバキバキと音を立てながら、ヒノキが倒れ始め、ドド〜ンという音と共に狙ったところに倒れました。
一応、「ツル」の綺麗に残り、一人大満足した代表。
参加者へ講釈をたれていました。みなさん、聞いていただきありがとうございました(笑)

本来、あと2本択伐する予定でしたが、ちょっとギブアップ。
次回に繰り越してしまいました(>_<)
残り時間をつかって、片付けの続きをおこない、その際に2m間隔で土留めを作りました。
これは、御岳フィールド自体が斜度がきつい上に表土が柔らかく、油断すると滑り落ちてしまうことや、これまでは下草などによって、表土の流出がある程度防げていたのに、下草刈り+中高木の皆伐をおこなったために、表土を留めておく物がなくなったため、この2m間隔で作る土留めによって軽減しようという狙いです。
意外や意外、この作業が一番楽しかったと言ってくれた参加者がいたのに驚きました。
本日も15時過ぎには作業を終え、片付けとクールダウンをおこない終了としました。

いや〜しかし、綺麗になりました。
これで、植林もできます。
・・・
御岳フィールドも春分を過ぎ、日が長くなってきました。
次回の活動あたりから、終了時間をもう少し延ばしても良いかと思いました。
次回の活動は、4月29日(日)の植林になります。
近日中に、詳細をこのブログへアップしますので、是非参加ください。