【活動報告】定例森林内作業(12月度) [2012年12月02日(Sun)]
今年最後の活動は、この冬一番の冷え込みという天気予報とおり、とにかく寒い朝で始まりました。
集合場所近くのコンビニに設置されている手洗い場も凍っていました。 ![]() 本日の参加者は8人、スタッフ2人を含め10人での活動です。 ![]() 澤乃井御岳フィールドも山全体に霜が降り、地面は霜柱が立ち凍てついています。 いよいよ、冬シーズンの活動の開始です! 準備体操をし、自己紹介を行った後に、本日の作業説明と注意点を伝え作業開始です。 まずは、雪起こしから ![]() 雪起こしは、本来、雪圧によって倒伏した幼齢木を起こし、縄などで固定して、木を垂直に育てる作業のことを指しますが、私たちのようなボランティアでは降雪のあった翌日もしくはその週末に緊急に集まって活動をすることは難しいため、あらかじめ降雪があった場合を想定して雪で倒れないように縄で固定してあげます。 今年植林したスギ、ヒノキの幼木は130本ですが、これらすべてについて雪起こしを施さずある程度選別しての作業を行いました。 まず、残念にもシカの食害にあった幼木、これまでの作業で誤って傷つけてしまった幼木を除きます。 その他、木化が進んでいない幼木は仮に倒伏したとしても比較的すぐに立ち直ることからこれも除きます。 簡単に言うと、傷つかずこの先も正常な生育が見込まれる根元の幹が木化している幼木を対象に雪起こしを行うことにしました。 ![]() 縄を使った固定方法をレクチャーします。 固定の仕方としては、幹に直接縄を結びつける方法と、枝に結びつける方法がありますが、今回は枝に結びつける方法で行うことにしました。 ![]() 2時間ほどで選別した幼木への雪起こしが完了したので、残り時間でボサ刈りと道づくりを行いました。 ![]() 13時前にすべての作業を完了させ、道具の片付けを行い終了しました。 昼食をとり、14時過ぎから安全活動を行いました。 ここ数回、雨天等によって安全活動ができずにいましたが、今月の安全活動として、包帯法を行いました。 ![]() 森の安全を考える会では、包帯法に三角巾を使います。 今回、訓練用の三角巾をもちいて、被覆法、固定法を練習しました。 ![]() こんな感じです(笑) 次回の活動は、2月3日(日) になります。 また、1月20日(日)には「森林ボランティア応急救護講習−上級救命講習会−」を開催します。 事務局:森中 |