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【活動報告】花咲き山整備活動 9月 [2024年09月29日(Sun)]
今月の活動から、花咲き山フィールドの次を目指した実際の活動になります。
今シーズン以降、花咲き山フィールドの東南側(向かって左側)のちょうど武家屋敷の上側の整備を行います。
現在、50年生のスギが密集気味にあるため、将来的な間伐を見据えての整備を行います。
ここはスギの林間を、マテバシイなどのシイ類、ウラジロガシ等のカシ類といった高木性の常緑広葉樹やアオキが埋めていて、このため林床には光が届きにくく低木性広葉樹が育ちにくく成ってしまっています。
針広混交林の森を目指す花咲き山としては、もっと林相の多様性を高めていきたいので、今シーズン以降、このエリアの常緑広葉樹を中心に間伐を実施していきます。
また、これらの間伐を行うことで、尾根方向にすっきりとさせて見通しの良い森にすることで、ツキノワグマやニホンジカ、イノシシ等の大型の野生動物の人家への出現を抑制を期待しています。

早速、大ノコを手に間伐をすすめていきます。
20240829_006.jpg

花咲き山フィールドでは、伐倒し、枝払い・玉切りをおこなった木は一箇所に集めることなく、できるだけその場に伏せるようにしています。
こうすることで齧歯類等の小動物、昆虫の隠れ家を提供し、多様性を高めていきます。
20240829_008.jpg

本日は人数が少なかったので、1日の作業としてはこの程度でしたが、幾分か見通しの良い(左側の未整備の場所と比較してください)場所になりました。
20240829_009.jpg



今月の花咲き山図鑑
ヤブミョウガ
20240829_003.jpg
ミョウガとつきますが、食用のミョウガとは科が違います(ミョウガはショウガ科、ヤブミョウガはツユクサ科)。
林内のやや日影にひっそりと小さな白い花を咲かせて、目を楽しませてくれます。

次回の活動は、11月30日(土)です。

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