熱中症の原因・対策・予防をわかりやすく解説! [2024年05月03日(Fri)]
4月に入り暖かさを超えて暑さを感じる日も幾度かありました。
昨夏も異様な暑さで思ったよりも活動が捗らなかった方、団体も多いかと思います。 特に活動中の熱中症は、かかった本人も辛いことですが、活動自体も救急対応に追われたりと大変な状況になりますので、今年も熱中症への対策を初めてみてはいかがでしょうか? 「まだ夏じゃ無いじゃん。準備はもう少し後でいいや・・・」 そうでもないんです。5月頃から熱中症にかかって救急搬送ということがあります。 これは、身体が未だ暑さに慣れていない春先、そんな時に数ヶ月先の気温を上回る暑さだったり、これから梅雨の季節に入ると高湿度によって汗が蒸散せずに体温が上がって熱中症に。と言うように今すぐの対応が必要です。 熱中症とは? 熱中症は、高温多湿な環境に長時間いることで、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。 熱中症の原因 熱中症は、大きく2つの要因が重なって起こります。 からだの状態 環境要因 熱中症の症状 症状として、けいれん、めまい、失神、頭痛、吐き気、筋肉痛、大量の発汗、頻尿、体温の上昇などがあります。 熱中症の予防方法 からだの状態 環境要因 暑さ指数(WBGT)とは 暑さ指数は、気温、湿度、日射量などを総合的に考慮した熱中症の危険度を表す指標です。 暑さ指数の求め方(日射下) WBGT値=0.7×自然湿球温度+0.2×黒球温度+0.1×気温(乾球温度) やや難しい計算式なので、以下の日本スポーツ協会が2019年にまとめた「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック」の気温を参考にしてください。 また、近年WBGT測定機器も手ごろな価格で手にすることができる様になりました。最後にいくつか紹介してますのでご覧ください。 熱中症予防のポイント まとめ 熱中症は、適切な対策をすれば予防することができます。こまめに水分補給を行い、涼しい服装を着用し、無理のない範囲で活動するなど、基本的な対策をしっかりと行いましょう。また、周りの人の体調にも気を配り、助け合いながら暑い夏の活動を安全に乗り越えましょう。 日本スポーツ協会Webサイト スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック(PDFファイル) WBGT測定器 |