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某不動産会社から日本財団に転職して、15年がたったとき(2006年6月)にはじめたブログ。
ボランティア、福祉車両、海洋、広報など、様々な事業に携わってきた
勤続15年の区切りとして、徒然なるままに携わった事業の背景や現状、その他諸々の事柄について、気の向くままに書いてきました。
今の仕事(財務)や子育てを通じた教育、スポーツ環境など、これからも気の向くままに書いていきます。

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マレー半島の石油パイプライン建設契約締結[2007年06月01日(Fri)]
以前、ブログでも紹介した、マラッカ海峡を回避して石油輸送を行う、マレー半島横断パイプライン事業について、設計、建設契約が締結されました。

5月29日ストレートタイムズとロイズリストが報じています。

完成は2014年を予定しており、日量で600万バレルの輸送が可能で、これは、マラッカ海峡の輸送量の20%に相当し、工事は2008年半ばにも着手するとのことです。

中東から東アジアへの船舶による石油輸送には、3週間程度の日数が必要ですが、このパイプラインを使用すれば、約1週間に短縮できるとしています。

これが軌道に乗るかどうかは、もちろんコスト(使用料)次第です。
この計画は、中国の石油需要増への対応をメインで、現在においても通航量が多く、難所であるマラッカ海峡を回避できるというメリットはあるという考えに基づいているものと思われます。

しかし、我が国でもそうですが、エネルギーの多様化を目指し、LNGや原子力、その他自然エネルギーによる供給増を図っています。この計画は、石油が引き続きメインであり続けるという前提であり、商業ベースでは、エネルギーの多様化が進むことは、まだまだ現実的ではない、ということを証明しているものともいえそうです。

Posted by うっちー at 12:33 | 海上輸送 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

銃器・麻薬 水際の取り締まり[2007年05月22日(Tue)]
愛知県長久手町でおきた篭城事件は、拳銃、実弾が出回っていることの恐ろしさを、改めて思い知らされました。

銃器は、密輸によって日本国内に持ち込まれているといわれています。
摘発件数は、

財務省の「平成18年の税関における密輸事犯の摘発状況等について」

海上保安庁統計年報(現時点では、平成17年版までが公開されています)

で知ることができます。

税関統計によれば、平成16・17年は、摘発件数が減少していましたが、18年は増加に転じています。一方、海上保安庁の摘発件数は、18年は17年よりも減少しています。

「摘発件数」ですから、この数字だけを見て密輸された銃器の数量を把握することはできませんが、監視が厳しくなっている中でも、いまだに密輸が行われていることは、間違いのないことです。

これらの取り締まりは、海上保安庁、税関などが行っていますが、人員に限りがあると同時に、密輸方法も巧妙化しているため、苦労しているようです。

「海守」を立ち上げたとき、北朝鮮工作船事件や海洋ゴミ問題とともに、銃器・麻薬類の密輸の実態についても、警鐘を鳴らしました。

かといって、一般市民が直接動くことは危険極まりないので、不審な場面に遭遇した場合、118番、110番を通報することが重要です。

Posted by うっちー at 12:17 | 海上輸送 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

エネルギー基本計画と技術開発について[2007年04月12日(Thu)]
3月9日、エネルギー基本計画が閣議決定されました。

エネルギー基本計画は、エネルギー政策基本法に基づき政府が策定するものです。

同法は、平成14年に制定され、最初の基本計画は、平成15年10月に策定されています。
エネルギー政策の基本方針は、「安定供給の確保」、「環境への適合」、「市場原理の活用」とあります。

資源の大半を海外からの海上輸送、とくに中東からの石油資源の輸送に依存している我が国のエネルギー安全保障を考えると、「安定供給の確保」は、大きな課題です。

また、地球温暖化ガスの問題、排出ガスの問題もありますから、「環境への適合」も重要です。

新しい資源の輸送、船舶エンジンの排出ガス対策は、技術の開発が必要な部分です。
日本財団はこれに対応する造船関係技術開発も支援しています。

一方、技術開発は、極端な言い方をすれば実用化を念頭に置かなければ、殆どのことは解決できるのではないかと思っています。
実用化には、経済合理性や雇用など、他の様々な要因も含めて対応ができなければなかなか実現しません。

Posted by うっちー at 12:39 | 海上輸送 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

日本の海上輸送規模[2006年06月20日(Tue)]
昨年、世界の海運の現状について調べました。

船舶には「船籍」と呼ばれる国籍があります。
国別で船舶保有量の多い順に並べると以下のようになりました。

 国名       隻数     千総トン
パナマ      6,302     125,722
リベリア     1,553      52,435
バハマ      1,297      34,752
ギリシャ     1,558      32,203
マルタ      1,301      25,134
シンガポール  1,761      23,241
キプロス     1,198      22,054
ノルウエー    2,253      20,509
香港         901      20,507
中国        3,376      18,428
日本       7,151    13,562
英国        1,594      10,844
ロシア       4,950      10,431
米国        6,185      10,409
イタリア      1,504      10,246
小計       42,884      430,477
世界の合計   89,899      605,218
占有率        48%        71%
(2003年末 対象は100総トン以上 船腹量10,000千総トン以上の国 (ロイド船級協会資料より))

しかし、先進国の船主は、登録税、固定資産税などの軽減や、賃金の安い外国人船員を雇用して運航コストを下げることを目的に、保有する船舶をパナマ・リベリア・キプロスなどの諸国に便宜的に置籍しています。このような船舶を便宜置籍船と呼んでいます。
日本の企業も、多くの便宜置籍船を保有しています。
日本商船隊と呼ばれる日本関係企業が使用している船舶を日本籍船と便宜置籍船に分けて示すと以下のようになります。

              隻数   千総トン
日本籍船 貨物船 54    2,898
       タンカー  49     5,101
        計    103    7,999
外国用船 貨物船  1,489   47,239
       タンカー  281    13,735
        計    1,770   60,974
       合計   1,873    68,973

さらに外国用船の内訳をみると、

外国用船の船籍国(海事レポートH16より)
 国名      隻数     千総トン
パナマ     1,315      45,312
リベリア      98       4,013
シンガポール   71       2,695
フィリピン      56      1,479
香港        48       2,041
キプロス      36        768
その他      146       4,666
  計      1,770      60,974

先に示したパナマ籍船の船腹量の36%は、実質日本船です。
また、国連貿易開発会議 (UNCTAD)は、世界の商船における実質船主国を公表していますが、1位はギリシャで19.5%、2位は日本で13.6%です。

このように見てみると、日本が行っている海上輸送の規模がいかに大きいかがわかります。

Posted by うっちー at 17:43 | 海上輸送 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)