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某不動産会社から日本財団に転職して、15年がたったとき(2006年6月)にはじめたブログ。
ボランティア、福祉車両、海洋、広報など、様々な事業に携わってきた
勤続15年の区切りとして、徒然なるままに携わった事業の背景や現状、その他諸々の事柄について、気の向くままに書いてきました。
今の仕事(財務)や子育てを通じた教育、スポーツ環境など、これからも気の向くままに書いていきます。

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大型船の処分[2006年08月24日(Thu)]
船はどんどん大型化してきました。

船のメリットは、なんと言っても大量輸送にあります。
原油を日本に運んできるタンカーも、VLCCと呼ばれる超大型タンカーは20万トン以上の原油を運びます。VLCC一隻で、日本中で使う石油の1/3日分を運ぶことができます
船も長さが300m以上です。

船にも寿命があります。
また、大型化したタンカーが事故にあうと、大量の油が流出することになり、環境への被害も大きくなります。そのため、IMO国際海事機関で、船体の安全基準が検討され、船の強度、損傷時の流出防止のための船体基準が強化されました。
基準に満たない船舶は、一定年数を過ぎると使用できなくなります。

これらの船舶は、船舶としては使用できないので処分されることになります。
船を解撤する、といったりしますが、解撤とは、「解体撤去」のことで、もとは座礁して動けなくなった船舶をその場で解体し、撤去する作業をしたことから、略して解撤といわれています。

船は鋼板でできていますので、日本でも以前は切り取った鋼板の需要が多かったため、解撤が行われていました。しかし、現在ではその需要も殆どないため、インド、バングラディッシュ、中国といった国々で、解撤が行われています。

しかし、建造時期が古い船舶は、アスベストやPCBなど、有害物質が使われていること等から、解撤による環境被害への対策が問題となっています。

現在、IMOで解撤に関する基準づくり進んでいますが、海洋環境、人間への健康被害に配慮すると共に、管理強化だけでない、解撤需要を消化していくことが可能な、現実を見据えた議論が行われています。ここでは、「解撤」よりも広い範囲での議論をしているため、「シップリサイクル」という呼称が使われています。

船舶を利用し、海洋を持続可能に利用していくためには、非常に重要な問題で、私も、IMOの会議に参加したり、内外の解撤工場を調査したりしました。

9月12日(火)、日本財団の支援でシップリサイクルの基準案作りを進めている、日本船舶技術研究協会
がシップリサイクルセミナーを開催します。

シップリサイクルの分野は、日本が世界に貢献できるものと思います。
今度のセミナーも、おそらく相当な関心を集め、活発な議論が行われれうものと思います。

Posted by うっちー at 12:10 | 造船 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

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