校庭が芝生に![2006年11月17日(Fri)]
今日、11月17日の読売新聞夕刊の一面トップは、「東京都が小学校の芝生を10年かけて全て芝生にする」というものでした。
怪我を気にせず、思い切り体を動かすには、とても素晴らしいことだと思います。
ただ、気になるのは、芝生の手入れが大変だ、ということが、必要以上に注目されてしまうのではないか、ということです。
公園などに行くと、「芝生内立ち入り禁止」という看板を目にします。美しい、手入れの行き届いた「観賞用の芝生」を維持するには、「立ち入り禁止もやむをえないと思います。
しかし、ここで求められている芝生は、「観賞用ではなく、思い切り遊びまわるための芝生」です。
以前、ドイツに行ったとき、芝生には二種類あるといわれました。
一つは「lawn」、もう一つは「grass」です。
英和辞書を引くと
lawn (公園、家の周囲などにある、きれいに刈り込んだ)芝生
grass (家畜が食べるような葉の細い)草、牧草、草地、草原、芝生
遊び場として必要なのは、「lawnではなくgrass」です。
ドイツの小学生や高校生合宿などで使うトレーニングセンターのサッカーグランドを見せてもらいましたが、雑草交じりの芝生でした。
きれいさよりも、丈夫さ=転んだときに怪我が少ないように、草が生えていることが重要視されるということでした。
また、ゴールを一箇所に固定して使うと、人がよく動く場所も固定されてしまうので、一定の場所だけ芝生が傷んでしまいます。
ミニゲームをするとか、ゴールを動かしてシュート練習をするなど、できるだけ均等に使うようにすると、芝の傷みも少なくてすみます。
芝生は「維持管理が大変」とか、「きれいに維持するために、土日使用禁止」とか、本末転倒な議論が起こらず、また、使う側も、維持管理を人任せにするのではなく、どのように使えば、いつでも楽しく安全で体を動かせる校庭を維持できるか、積極的に考えて欲しいと思います。
怪我を気にせず、思い切り体を動かすには、とても素晴らしいことだと思います。
ただ、気になるのは、芝生の手入れが大変だ、ということが、必要以上に注目されてしまうのではないか、ということです。
公園などに行くと、「芝生内立ち入り禁止」という看板を目にします。美しい、手入れの行き届いた「観賞用の芝生」を維持するには、「立ち入り禁止もやむをえないと思います。
しかし、ここで求められている芝生は、「観賞用ではなく、思い切り遊びまわるための芝生」です。
以前、ドイツに行ったとき、芝生には二種類あるといわれました。
一つは「lawn」、もう一つは「grass」です。
英和辞書を引くと
lawn (公園、家の周囲などにある、きれいに刈り込んだ)芝生
grass (家畜が食べるような葉の細い)草、牧草、草地、草原、芝生
遊び場として必要なのは、「lawnではなくgrass」です。
ドイツの小学生や高校生合宿などで使うトレーニングセンターのサッカーグランドを見せてもらいましたが、雑草交じりの芝生でした。
きれいさよりも、丈夫さ=転んだときに怪我が少ないように、草が生えていることが重要視されるということでした。
また、ゴールを一箇所に固定して使うと、人がよく動く場所も固定されてしまうので、一定の場所だけ芝生が傷んでしまいます。
ミニゲームをするとか、ゴールを動かしてシュート練習をするなど、できるだけ均等に使うようにすると、芝の傷みも少なくてすみます。
芝生は「維持管理が大変」とか、「きれいに維持するために、土日使用禁止」とか、本末転倒な議論が起こらず、また、使う側も、維持管理を人任せにするのではなく、どのように使えば、いつでも楽しく安全で体を動かせる校庭を維持できるか、積極的に考えて欲しいと思います。
Posted by うっちー at 19:25 | スポーツ | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)