博物館へ行こう[2006年09月08日(Fri)]
昨日、日本科学協会が「台風がやってきた」という展示を行うという話題にふれました。
その際、「海洋に関する知識を学校教育、地域教育の中で充実させていくことが必要」と書きました。
私が日本財団で海洋グループに配属されたのは、2002年6月(当時は海洋船舶部)でした。この問題に対応するために、海事関係の博物館支援がありました。
海や船に関する展示を行っている博物館は、全国各地にあります。
この資源を学校教育、地域教育の中で活用し、その地域の人を中心に、海洋への関心を高めてもらおう、と考えたのです。
各館には多くの所蔵品があります。しかし、これをあるテーマをもって見やすいように展示し、それを一般の人々に知らせていくには、やはり数十万円からの費用が必要です。すこし手の込んだ展示にしようとすると百万円単位のお金が必要となります。そして、その費用というのは、展示会を紹介するポスターであったり、チラシであったりしたのです。
しかし、博物館の大半は、入館料などだけでは運営ができず、公立であれば税金が、私立でも外部からの助成金によって、運営が成り立っているところが大半と思います。
博物館の仕事は、資料等の収集・保存と展示です。
収集・保存は、継続していかなければならため、資金配分からすると、不足した場合は、特別展示は後回しにされてしまいがちのようです。
それでも、学芸員さんたちは、工夫して、年何回か、企画展を行っています。
そこで、当時の海洋船舶部では、海洋教育の担い手となる博物館を支援するため、企画展の支援を開始し、その後は海事関係博物館のネットワーク作りを支援しました。
現在では、学芸員中心のネットワークができ、単館での企画展開催から、協働による新しい事業の創出を検討しています。
近いうちに、新たな魅力的な事業が生み出されることと思います。
その際、「海洋に関する知識を学校教育、地域教育の中で充実させていくことが必要」と書きました。
私が日本財団で海洋グループに配属されたのは、2002年6月(当時は海洋船舶部)でした。この問題に対応するために、海事関係の博物館支援がありました。
海や船に関する展示を行っている博物館は、全国各地にあります。
この資源を学校教育、地域教育の中で活用し、その地域の人を中心に、海洋への関心を高めてもらおう、と考えたのです。
各館には多くの所蔵品があります。しかし、これをあるテーマをもって見やすいように展示し、それを一般の人々に知らせていくには、やはり数十万円からの費用が必要です。すこし手の込んだ展示にしようとすると百万円単位のお金が必要となります。そして、その費用というのは、展示会を紹介するポスターであったり、チラシであったりしたのです。
しかし、博物館の大半は、入館料などだけでは運営ができず、公立であれば税金が、私立でも外部からの助成金によって、運営が成り立っているところが大半と思います。
博物館の仕事は、資料等の収集・保存と展示です。
収集・保存は、継続していかなければならため、資金配分からすると、不足した場合は、特別展示は後回しにされてしまいがちのようです。
それでも、学芸員さんたちは、工夫して、年何回か、企画展を行っています。
そこで、当時の海洋船舶部では、海洋教育の担い手となる博物館を支援するため、企画展の支援を開始し、その後は海事関係博物館のネットワーク作りを支援しました。
現在では、学芸員中心のネットワークができ、単館での企画展開催から、協働による新しい事業の創出を検討しています。
近いうちに、新たな魅力的な事業が生み出されることと思います。
Posted by うっちー at 12:37 | 海洋の知識 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)