障害者の雇用[2009年02月12日(Thu)]
2009年2月11日(水)読売新聞朝刊一面で始まった連載「はたらく」を読んで、感じたことです。
第一回目「いきがい」では、チョーク製造大手の日本理化学工業社の社員71名のうち、知的障害者が7割を超える54名であることを紹介しています。同社で採用した最初の知的障害者は、昨年勤続50年を迎え、今春定年退職を迎えるそうです。
同社大山社長は「知的障害者は、人の幸せとは働くことなのだと気づかせてくれた。企業はもうけることも大事だが、人に働く喜びを与えられることが大きい」と話しているそうです。
同社長に、障害者雇用拡大の後押しをした禅僧の言葉
「人の幸せは四つ。愛され、褒められ、役に立ち、必要とされること。働くことで少なくとも三つ手に入るんだよ。」
一方で、厚生労働省障害者雇用対策課石川課長補佐の指摘
「障害者は『雇用は最後、失業は最初』といわれるが、そうであってはならない」
特集の最後に紹介されている大山社長の言葉
「戦後ニッポンを築いた効率や成長優先という企業の論理は、様々なものを切り捨ててきた。『今、働く喜びまで切り捨てられようとしている。それこそ会社の存在理由なのに』」
今回の特集では、障害者雇用を実現するためにとられた、同社の工夫も紹介されています。
障害者の雇用、という特別な目だけではなく、企業のありかた、経営努力といった観点からも、多くのことを学べると感じました。
第一回目「いきがい」では、チョーク製造大手の日本理化学工業社の社員71名のうち、知的障害者が7割を超える54名であることを紹介しています。同社で採用した最初の知的障害者は、昨年勤続50年を迎え、今春定年退職を迎えるそうです。
同社大山社長は「知的障害者は、人の幸せとは働くことなのだと気づかせてくれた。企業はもうけることも大事だが、人に働く喜びを与えられることが大きい」と話しているそうです。
同社長に、障害者雇用拡大の後押しをした禅僧の言葉
「人の幸せは四つ。愛され、褒められ、役に立ち、必要とされること。働くことで少なくとも三つ手に入るんだよ。」
一方で、厚生労働省障害者雇用対策課石川課長補佐の指摘
「障害者は『雇用は最後、失業は最初』といわれるが、そうであってはならない」
特集の最後に紹介されている大山社長の言葉
「戦後ニッポンを築いた効率や成長優先という企業の論理は、様々なものを切り捨ててきた。『今、働く喜びまで切り捨てられようとしている。それこそ会社の存在理由なのに』」
今回の特集では、障害者雇用を実現するためにとられた、同社の工夫も紹介されています。
障害者の雇用、という特別な目だけではなく、企業のありかた、経営努力といった観点からも、多くのことを学べると感じました。
Posted by うっちー at 08:34 | 公益・福祉 | この記事のURL | コメント(2) | トラックバック(0)
私が勤務する日本財団のビルには、ヤマト福祉財団が経営するスワンベーカリーの直営赤坂店があります。
同財団のコンセプトは
『障がいのある人もない人も、共に働き、共に生きていく社会の実現』
とあります。
働いている障がい者には、月給10万円を払っているそうです。
売っているパンは、「アンデルセン」「リトルマーメイド」を展開しているタカギベーカリー社が独自に開発した冷凍生地を使っているので、とても美味しいです。
こういうことが当たり前になり、ニュースにもならないようになるといいですよね。