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某不動産会社から日本財団に転職して、15年がたったとき(2006年6月)にはじめたブログ。
ボランティア、福祉車両、海洋、広報など、様々な事業に携わってきた
勤続15年の区切りとして、徒然なるままに携わった事業の背景や現状、その他諸々の事柄について、気の向くままに書いてきました。
今の仕事(財務)や子育てを通じた教育、スポーツ環境など、これからも気の向くままに書いていきます。

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障害者の雇用[2009年02月12日(Thu)]
2009年2月11日(水)読売新聞朝刊一面で始まった連載「はたらく」を読んで、感じたことです。

第一回目「いきがい」では、チョーク製造大手の日本理化学工業社の社員71名のうち、知的障害者が7割を超える54名であることを紹介しています。同社で採用した最初の知的障害者は、昨年勤続50年を迎え、今春定年退職を迎えるそうです。

同社大山社長は「知的障害者は、人の幸せとは働くことなのだと気づかせてくれた。企業はもうけることも大事だが、人に働く喜びを与えられることが大きい」と話しているそうです。

同社長に、障害者雇用拡大の後押しをした禅僧の言葉
「人の幸せは四つ。愛され、褒められ、役に立ち、必要とされること。働くことで少なくとも三つ手に入るんだよ。」

一方で、厚生労働省障害者雇用対策課石川課長補佐の指摘
「障害者は『雇用は最後、失業は最初』といわれるが、そうであってはならない」

特集の最後に紹介されている大山社長の言葉
「戦後ニッポンを築いた効率や成長優先という企業の論理は、様々なものを切り捨ててきた。『今、働く喜びまで切り捨てられようとしている。それこそ会社の存在理由なのに』」


今回の特集では、障害者雇用を実現するためにとられた、同社の工夫も紹介されています。
障害者の雇用、という特別な目だけではなく、企業のありかた、経営努力といった観点からも、多くのことを学べると感じました。

Posted by うっちー at 08:34 | 公益・福祉 | この記事のURL | コメント(2) | トラックバック(0)

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コメント
リサハナさん、コメントありがとうございます。

私が勤務する日本財団のビルには、ヤマト福祉財団が経営するスワンベーカリー直営赤坂店があります。

同財団のコンセプトは
『障がいのある人もない人も、共に働き、共に生きていく社会の実現』
とあります。

働いている障がい者には、月給10万円を払っているそうです。

売っているパンは、「アンデルセン」「リトルマーメイド」を展開しているタカギベーカリー社が独自に開発した冷凍生地を使っているので、とても美味しいです。

こういうことが当たり前になり、ニュースにもならないようになるといいですよね。

Posted by:うっちー  at 2009年02月13日(Fri) 08:49

私もこの記事読みました。この新聞の何日か前にテレビでもこの会社と従業員の女性の方が紹介されていて女性の従業員の方が「帰ったらおかあさんがお赤飯でお祝いしてくれると言っていました」と言う言葉を聞いて涙が溢れました。50年も勤め上げたのももちろんすごいですし、大山社長の方針にも深く感銘を受けました。日本に数ある大企業も何かを感じてほしいですね。

Posted by:リサハナ  at 2009年02月12日(Thu) 22:54