中学サッカー部にコーチ派遣[2008年05月26日(Mon)]
2008年5月26日(月)読売新聞朝刊埼玉県東版に書かれた記事です。
埼玉県サッカー協会は、2008年度から、中学のサッカー部に指導者を派遣する制度をはじめたそうです。
派遣されるのは、Jリーグ前身の日本リーグトップ選手、名門高校の元指導者など。
県協会のアンケート調査(対象:県内中学校サッカー部)によると、指導者不足を訴えた学校が約7割に達したとのことです。
中学校というのは、指導者にとってモチベーションを維持するのが難しいようです。
これも記事に書かれていた内容ですが、サッカーの楽しさに目覚めさせたい指導者は小学生世代へ、高いレベルの技術、戦術指導を志す人は高校世代に流れがちで、中学生世代はその谷間になっているそうです。
この現状を考えると、こうした制度は私は歓迎します。
実際、自分が息子のサッカーのお手伝いをしているせいもありますが、中学生になってもサッカーを続ける環境があるかどうか、私には不明なことも多く、不安に感じています。
最近はクラブチームと呼ばれるサッカーチームが増えてきています。
以前、私はJリーグの機関紙「Jリーグニュース」に寄稿したときにも書きましたが、地域に根ざした世代・種目の垣根を越えたスポーツクラブの推進を訴えました。
ただ、こうした総合型のスポーツクラブを作ることは一朝一夕にできるものではありませんので、できるところから徐々に進めていくことになり、その途上では、現状に合わせた方法をとりいれなければならいと思います。
私の周辺にあるクラブチームは、中学生で入団しようとすると「セレクション」といわれる選考があります。少子化といってもサッカーはそれなりに人気があり、今年卒業した子供たちも、もちろん、最初からセレクションを受けなかった子供もいるでしょうが、おそらく、クラブチームに入れた子供は半分に満たないと思います。
今年卒業した学年は、県大会まで進むほどがんばっていた世代です。
サッカーが好きだからこそ、そうした結果が残せたのだと思います。しかし、そのうち、クラブチームに行かなかった子供たちが進んだ公立中は、サッカー部はあっても、どうやら中学校体育連盟には登録していないらしく、対外試合が殆どないそうです。
もちろん、試合で勝つことだけを目指すのがスポーツではありませんが、目標は必要です。とくに、中学生ではなおさらと思います。
私のJリーグニュースの寄稿文の趣旨も、継続してスポーツを続ける環境として、地域に総合型のスポーツクラブを作ろう、というものでした。
学校の先生は多忙です。今度はゆとり教育からの転換で、また忙しくなります。
部活動を一生懸命やりたい先生もいると思いますが、手が回らない場合も多いと思いますし、技術指導ができる先生がいない種目もあると思います。
県サッカー協会が派遣するのは、トップクラスの指導者ですが、地域には、全国トップクラスではないかもしれませんが、県大会出場クラス、或いは、選手としての実績はなくても、技術指導、戦術指導ができる経験者は、数多くいると思います。実際、私と同じように子供のサッカーチームのお手伝いをしているお父さん方は、サッカーは勿論、柔道、レスリング、野球などの経験をしている人がいます。
こうした人材を埋もれさせておくことは、「もったいない」と思います。
埼玉県サッカー協会は、2008年度から、中学のサッカー部に指導者を派遣する制度をはじめたそうです。
派遣されるのは、Jリーグ前身の日本リーグトップ選手、名門高校の元指導者など。
県協会のアンケート調査(対象:県内中学校サッカー部)によると、指導者不足を訴えた学校が約7割に達したとのことです。
中学校というのは、指導者にとってモチベーションを維持するのが難しいようです。
これも記事に書かれていた内容ですが、サッカーの楽しさに目覚めさせたい指導者は小学生世代へ、高いレベルの技術、戦術指導を志す人は高校世代に流れがちで、中学生世代はその谷間になっているそうです。
この現状を考えると、こうした制度は私は歓迎します。
実際、自分が息子のサッカーのお手伝いをしているせいもありますが、中学生になってもサッカーを続ける環境があるかどうか、私には不明なことも多く、不安に感じています。
最近はクラブチームと呼ばれるサッカーチームが増えてきています。
以前、私はJリーグの機関紙「Jリーグニュース」に寄稿したときにも書きましたが、地域に根ざした世代・種目の垣根を越えたスポーツクラブの推進を訴えました。
ただ、こうした総合型のスポーツクラブを作ることは一朝一夕にできるものではありませんので、できるところから徐々に進めていくことになり、その途上では、現状に合わせた方法をとりいれなければならいと思います。
私の周辺にあるクラブチームは、中学生で入団しようとすると「セレクション」といわれる選考があります。少子化といってもサッカーはそれなりに人気があり、今年卒業した子供たちも、もちろん、最初からセレクションを受けなかった子供もいるでしょうが、おそらく、クラブチームに入れた子供は半分に満たないと思います。
今年卒業した学年は、県大会まで進むほどがんばっていた世代です。
サッカーが好きだからこそ、そうした結果が残せたのだと思います。しかし、そのうち、クラブチームに行かなかった子供たちが進んだ公立中は、サッカー部はあっても、どうやら中学校体育連盟には登録していないらしく、対外試合が殆どないそうです。
もちろん、試合で勝つことだけを目指すのがスポーツではありませんが、目標は必要です。とくに、中学生ではなおさらと思います。
私のJリーグニュースの寄稿文の趣旨も、継続してスポーツを続ける環境として、地域に総合型のスポーツクラブを作ろう、というものでした。
学校の先生は多忙です。今度はゆとり教育からの転換で、また忙しくなります。
部活動を一生懸命やりたい先生もいると思いますが、手が回らない場合も多いと思いますし、技術指導ができる先生がいない種目もあると思います。
県サッカー協会が派遣するのは、トップクラスの指導者ですが、地域には、全国トップクラスではないかもしれませんが、県大会出場クラス、或いは、選手としての実績はなくても、技術指導、戦術指導ができる経験者は、数多くいると思います。実際、私と同じように子供のサッカーチームのお手伝いをしているお父さん方は、サッカーは勿論、柔道、レスリング、野球などの経験をしている人がいます。
こうした人材を埋もれさせておくことは、「もったいない」と思います。
Posted by うっちー at 08:17 | スポーツ | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)