米ドルの行方[2008年04月16日(Wed)]
昨年末から進んだ急激な円高は、私の業務にも大きな影響を与えました。
私の勤務する日本財団には海外協力援助という事業があります。
これは、海外のNGOや政府機関が海外で行う事業への資金援助で、大きなものとしてはハンセン病制圧・人権問題の解決、アフリカでの農業プロジェクト(名称:SG200)の支援、ミャンマーでの小学校建設などがあります。
これらの事業資金は、外貨で送金しますが、その多くは米ドルによる送金です。送金のつど米ドルを購入する方法もありますが、年間3千万ドル前後を送金しますので、分散購入することによって、購入コストの均等化を図っています。
三菱UFJリサーチ&コンサルティング社発表による2007年の米ドルの平均レートは、118.84円です(このレートはTTSレート=円価から外貨に換算する場合のレートで、同じ日でも外貨から円価に換算する場合はTTBというレートになり、2円の差があります)。
今は更に円高に進みましたので、2007年度の平均レートは、もう少し円高になりますが、それでも115円にはいかない水準です。
2007年5〜6月ごろは、1ドル120円を超える水準でした。
そのころは、4月に120円を超えないときに、もう少し買っておけばよかった、という感もありました。しかし、年末、年を越えて円高が進むとは、考えられませんでした。
とはいえ、公益法人は、予算を立てて仕事をします。
営利企業ではないので、コストが増える分は収益を増やすということはなかなか困難です。
そうなると、予算をいかに効果的に使い、同じ効果を少ない予算で行えれば、その予算を他の用途にまわすことができます。
米ドルは、今後どのように動いていくのか、今年度も動向が気になります。
私の勤務する日本財団には海外協力援助という事業があります。
これは、海外のNGOや政府機関が海外で行う事業への資金援助で、大きなものとしてはハンセン病制圧・人権問題の解決、アフリカでの農業プロジェクト(名称:SG200)の支援、ミャンマーでの小学校建設などがあります。
これらの事業資金は、外貨で送金しますが、その多くは米ドルによる送金です。送金のつど米ドルを購入する方法もありますが、年間3千万ドル前後を送金しますので、分散購入することによって、購入コストの均等化を図っています。
三菱UFJリサーチ&コンサルティング社発表による2007年の米ドルの平均レートは、118.84円です(このレートはTTSレート=円価から外貨に換算する場合のレートで、同じ日でも外貨から円価に換算する場合はTTBというレートになり、2円の差があります)。
今は更に円高に進みましたので、2007年度の平均レートは、もう少し円高になりますが、それでも115円にはいかない水準です。
2007年5〜6月ごろは、1ドル120円を超える水準でした。
そのころは、4月に120円を超えないときに、もう少し買っておけばよかった、という感もありました。しかし、年末、年を越えて円高が進むとは、考えられませんでした。
とはいえ、公益法人は、予算を立てて仕事をします。
営利企業ではないので、コストが増える分は収益を増やすということはなかなか困難です。
そうなると、予算をいかに効果的に使い、同じ効果を少ない予算で行えれば、その予算を他の用途にまわすことができます。
米ドルは、今後どのように動いていくのか、今年度も動向が気になります。
Posted by うっちー at 08:29 | 日々の仕事 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)