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第5回京都ものづくり講座「環境問題と伝統工芸」のご報告 [2007年12月16日(Sun)]
12/15(土)、「環境問題と伝統工芸」というテーマで、ワークショップを行いました。作り手側にとっての問題、この関係をまちづくりに生かしている事例などについて、参加者のみなさんと意見交換を行いました。

環境問題と伝統工芸は、一見、縁がなさそうに見えそうですが、まったくそんなことはありません。自然素材を使ってものづくりをする伝統工芸にとって、自然破壊は死活問題であり、とても密接に関わっているのです。

伝統工芸に見る「手仕事の思想」を考えてみます。
日本人は、農業を主な生業として、農業のできない季節には家の中で生活道具を創ってきました。そのときに素材になるのは、藁や木など、身の回りにあるものです。今、そこにある資源を絶えさせないように、次代に使えるように適度に残しつつ、育てつつ、必要な分だけ自然からいただくこと。需要があるからといって、後先考えずに摘み取ってしまうのではなく、次の世代に残すこと。そうしなければ、ものづくりを続けることができません。こうして、素材を与えてくれる自然の恵みに感謝し、また、その怖さも知っていました。

これらは、いずれも日本人が普通にやってきたことではないでしょうか。「自然との共生」、「輪廻転生」という思想は、ものづくりを通して、自然に日本人に根付いてきたものといえるでしょう。

そして、平成日本に目を移してみます。食い潰しては次を開拓するビジネススタイル、自然と隔絶されたエアコン生活。日本人がものづくりを通して学んだことを忘れてはいないでしょうか?

でも、今夏の猛暑には、みんなが「なにかおかしいな?」という皮膚感覚を覚えたかもしれません。多くの人に自然の異変を感じさせる機会だったかもしれません。また、TVで見る企業CMでは、「省電力」、「低燃費」、「エコ」を謳うものが多くなりました。もはや、企業活動は「環境対策」から逃れられない状況になってきています。

伝統的なものづくりの思想は、巡り巡って、これからの社会に生かされれることを願いつつ、この議論のご報告とさせていただきたいと思います。
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