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田植え[2024年06月04日(Tue)]
6月1日(土)田植え日和。
41家族 103名様の田植えができました。

今年で43回目。毎年恒例の稲作体験学習です。
ご指導は「さがみ農協藤沢市農業経営士協議会」の農家の皆様

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(神山さん 青木さん 青木さん 湯澤さん 小菅さん 宮治さん 亀井さん)

ご協力は、JAさがみの皆様

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稲作のご指導ご協力だけではなく、この藤沢市で
農業で経営をしていらっしゃる農家の皆様との
触れ合いも、大切にしている事業です。

経営士会長の加藤さんからお話です。

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稲の植え方について教えてもらいました。

(公財)藤沢市みらい創造財団 田中副理事長からもお話です。
お米は「八十八」と書く。八十八の手間がかかるというお話でしたね。

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さあ、田植えです。

まずひもをきちんと張る。結構真剣です。

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ひもに沿ってきちんと植え

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植え終わったら、一歩下がり、自分の足で穴が
開いた田んぼを丁寧に整えて、次の列を植えます。

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みな息をそろえて一斉に植えています。

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約45分

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完成です。

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とてもキレイに植えられました。
列がそろうとこれからの田んぼの作業がとてもやりやすい。

質問コーナーです。

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どんな虫がいますか?
 「トンボ ヤゴ イナゴ カエル
  どじょう へび・・・」
田んぼの作業で大変なことは?
 「まず、水の管理。なくさないように。
  次に、草。雑草を取らなくてはいけません」
  (頻繁に田んぼを見に行きます。水があるかどうか。
  草取りは真夏の暑い時なので、大変です)
災害の時はどうするのですか?
 「台風は、どうしようもありません。」
(稲が倒れます。縛って起こします。
 実際10年前(h26)は田んぼが全面水没しました。
 田んぼの手前にかけてある橋が浮かんで、
 田んぼの下流に流れていて、流れたあとが
 うねうねと残っていました。でもなんとか稲刈りをし、
 収穫しました。)
参考:H26の画像です
P1060050(セピア).JPG
(うねうねと土がついた後が橋の流れた後です)
P1060048白黒.JPG
(なくなった橋のあと)
P1060061(白黒).JPG
(田んぼの下流40m下に流された橋)
P1060058(セピア).JPG
(全面冠水してしまった田んぼ)

 
土がゴロゴロしたところがあるのはなぜですか?
 「田おこしのブロック状の土が、その部分は
  代掻きで粉々にならなかったのですね」
 (するどい観察。ペースト状に全部なって
  いなかったのですね)

答えてくれた加藤会長と宮治さん。

DSC_0586_00001.jpg

DSC_0578_00001.jpg

バケツ稲の説明もありました。
ぜひご家庭でもバケツで稲を育ててみてください。

baketsu_manual.pdf

苗一株が10株くらいに株別れすると思います。
一株100粒くらいなので1000粒
お茶碗1杯くらい収穫できます。
しかし、このくらいの量でも
手作業で脱穀し、もみすりし、精米するのは
気の遠くなる作業ですよ。だからこそ!
がんばってみてください。

最後に、クイズ。
バケツにはどのくらい植えたらいいの?
肥料はどのくらい?
少年の森が先か?田んぼが先か?
来月の草取りの格好は?

DSC_0594_00001.jpg

そう、右にいる変な格好の人(じにい)のような
ながそで ながずぼん 首と顔にタオル(だから二枚)
ぼうし はだし(田植えと同じ)
こういう格好で、お会いしましょう。

お疲れさまでした。


少年の森が先か 田んぼが先か[2024年06月03日(Mon)]
稲作体験学習の皆さまに
クイズを出しました。

少年の森にある田んぼは
どうしてできたでしょう?

多くの方は
子どもたちが農業を体験し
稲作を学ぶため
という答えでした。

これは1973-78の
航空写真です。

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少年の森の開園は1980年
開園前の写真です。

真ん中上に今の「みどりの泉」
(当時はため池)
見つかりますか?池の中に島がふたつ見えます。

そこから、カタカナの「ノ」の字の形に
田んぼがあるのが写っています。

つまり、今の芝生広場 自由広場 じゃぶじゃぶ池 管理棟
太鼓やぐらと大きなけやきのシンボルツリーのあるところ
グラウンド
すべて、田んぼだったのです。

少年の森を作るのに、2から3mは埋め立てた。
そして一枚だけ、子どもたちに学習水田として残したのです。

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(これは1961−9年の航空写真)

ため池は1707(宝永4)年の凶作の時に作られ、
稲作の貴重な水源とされたので、江戸時代
いや、もっと前から、ここは田んぼで、
人々の命を支えてきたのです。

水が湧き、両側の山に雑木林を作り
クヌギ、コナラの落ち葉が風で自然に田んぼに落ち
いい腐葉土を作ったことでしょう。
両側の山の木はきちんと手入れをし、枝は煮炊きに使い
20年に一度くらい伐り
薪や炭にし、木も若く更新され、循環良く
背も低く、田んぼは日差しに満ちたことでしょう。

いい田んぼです。
最高の里山だったことでしょう。

ここに稲を植える
心のふるさとにする
日常をビルとコンクリの上に送る生活の中で
自分の手や足につながる生き物、自然を見いだす。

最近の研究で、木はネットワークで生きている
周り、周りの木と情報交換していることがわかってきました。

少年の森に来て自分のなじみの木や植物や自然を持つことで
そこから森全体にネットワークが広がっていく。

人と人もつながることに気が付きますか?
それだけではなく、生態系の問題に気づくこともできるでしょう。

断片的な科学ではなく
大きなネットワークを知りたいですね。
ここは身近な大自然です。
Posted by もーりー at 10:33 | この記事のURL
田植え 実施[2024年06月01日(Sat)]
稲作体験学習 お申し込みの43家族の皆様
田植え 実施です。

田んぼ最高のコンディションです。

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