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少年の森が先か 田んぼが先か[2024年06月03日(Mon)]
稲作体験学習の皆さまに
クイズを出しました。

少年の森にある田んぼは
どうしてできたでしょう?

多くの方は
子どもたちが農業を体験し
稲作を学ぶため
という答えでした。

これは1973-78の
航空写真です。

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少年の森の開園は1980年
開園前の写真です。

真ん中上に今の「みどりの泉」
(当時はため池)
見つかりますか?池の中に島がふたつ見えます。

そこから、カタカナの「ノ」の字の形に
田んぼがあるのが写っています。

つまり、今の芝生広場 自由広場 じゃぶじゃぶ池 管理棟
太鼓やぐらと大きなけやきのシンボルツリーのあるところ
グラウンド
すべて、田んぼだったのです。

少年の森を作るのに、2から3mは埋め立てた。
そして一枚だけ、子どもたちに学習水田として残したのです。

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(これは1961−9年の航空写真)

ため池は1707(宝永4)年の凶作の時に作られ、
稲作の貴重な水源とされたので、江戸時代
いや、もっと前から、ここは田んぼで、
人々の命を支えてきたのです。

水が湧き、両側の山に雑木林を作り
クヌギ、コナラの落ち葉が風で自然に田んぼに落ち
いい腐葉土を作ったことでしょう。
両側の山の木はきちんと手入れをし、枝は煮炊きに使い
20年に一度くらい伐り
薪や炭にし、木も若く更新され、循環良く
背も低く、田んぼは日差しに満ちたことでしょう。

いい田んぼです。
最高の里山だったことでしょう。

ここに稲を植える
心のふるさとにする
日常をビルとコンクリの上に送る生活の中で
自分の手や足につながる生き物、自然を見いだす。

最近の研究で、木はネットワークで生きている
周り、周りの木と情報交換していることがわかってきました。

少年の森に来て自分のなじみの木や植物や自然を持つことで
そこから森全体にネットワークが広がっていく。

人と人もつながることに気が付きますか?
それだけではなく、生態系の問題に気づくこともできるでしょう。

断片的な科学ではなく
大きなネットワークを知りたいですね。
ここは身近な大自然です。
Posted by もーりー at 10:33 | この記事のURL
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