
5月3日 森の再生[2023年05月11日(Thu)]
5月3日 植樹のイベントを行いました。
カシノナガキクイムシの媒介するナラ菌による
コナラ・クヌギの立ち枯れが
この少年の森では
2018(H30 )から始まりました。
約500本あるクヌギ・コナラの約70%が
それからの5年で、枯れてしまいました。
薪や炭にしていた木です。
この5,60年薪を作るために木を切ることは
なくなり、木はどんどん成長しました。
木のためにもそれがいいと思っていたわけですが
実は、そうして放置していたために
このナラ枯れという現象が起きたといわれています。
本来、コナラやクヌギといった木は20年前後で
伐ってあげて、薪や炭にする。
伐られた木はその切り株から芽が出て
新しい幹が生まれる。
そうしたら、また20年くらいで伐ってあげる。
そのように手入れをしてあげる必要があったのです。
萌芽更新といいます。
ところが、今の木は5,60年放置してしまい、高齢になり
ナラ菌に抵抗する力を持たなくなった、というわけです。
そこで、すっぽり木がなくなったところに
少年の森で生まれた苗木を植え、

森を復活させようというのが
このイベントです。
集まったお友達は54人。

ここが植える場所です。





約100本のコナラを植えました。
その中の何本かが成長し
立派な木になるでしょう。
そうしたら、ぜひ、20年後、伐ってあげてください。
伐って使ってあげてください。
きっとそこから新たな芽が出るはず。
そして、カブトムシやクワガタも
喜ぶでしょう。
最後に、里山のコナラやクヌギは
自然に生えたものではありません。
薪や炭にして、ご飯などを炊いたり
暖を取るなどして、人が燃料として
使うために手入れをして育ててきたのです。
落ち葉は自然に肥料になり、自然の生き物にとっても
大切なものになるのです。
僕たちは、このイベントで同じことをしたわけです。
ぜひ、これからの森を見守ってくださいね。

カシノナガキクイムシの媒介するナラ菌による
コナラ・クヌギの立ち枯れが
この少年の森では
2018(H30 )から始まりました。
約500本あるクヌギ・コナラの約70%が
それからの5年で、枯れてしまいました。
薪や炭にしていた木です。
この5,60年薪を作るために木を切ることは
なくなり、木はどんどん成長しました。
木のためにもそれがいいと思っていたわけですが
実は、そうして放置していたために
このナラ枯れという現象が起きたといわれています。
本来、コナラやクヌギといった木は20年前後で
伐ってあげて、薪や炭にする。
伐られた木はその切り株から芽が出て
新しい幹が生まれる。
そうしたら、また20年くらいで伐ってあげる。
そのように手入れをしてあげる必要があったのです。
萌芽更新といいます。
ところが、今の木は5,60年放置してしまい、高齢になり
ナラ菌に抵抗する力を持たなくなった、というわけです。
そこで、すっぽり木がなくなったところに
少年の森で生まれた苗木を植え、

森を復活させようというのが
このイベントです。
集まったお友達は54人。

ここが植える場所です。





約100本のコナラを植えました。
その中の何本かが成長し
立派な木になるでしょう。
そうしたら、ぜひ、20年後、伐ってあげてください。
伐って使ってあげてください。
きっとそこから新たな芽が出るはず。
そして、カブトムシやクワガタも
喜ぶでしょう。
最後に、里山のコナラやクヌギは
自然に生えたものではありません。
薪や炭にして、ご飯などを炊いたり
暖を取るなどして、人が燃料として
使うために手入れをして育ててきたのです。
落ち葉は自然に肥料になり、自然の生き物にとっても
大切なものになるのです。
僕たちは、このイベントで同じことをしたわけです。
ぜひ、これからの森を見守ってくださいね。
