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一つの仮説[2021年12月17日(Fri)]
ある人から聞いた水の滞りと
それによる不健康な木の話から
目から鱗が落ちる経験をした。

それは以下のような話である。

DSC_0135_00001.jpg

ここは、1980年の開園までは田んぼだった。
1m 弱土を盛り、コンクリートで底を固めて
水遊び広場にした。

IMG_9210.JPEG

ここも田んぼだった。
2m程度埋め立てて、広場にし
コンクリートの管理棟を建てた。

宿泊棟も斜面に建て、その裏面からは
行き場をなくした水が沸いている。

元々は田んぼであったため
保水もでき、水路は適度に水を流していた。

そこに、コンクリの池と管理棟、宿泊棟を
建てたためどうなったか?
水が停滞してしまう。
事実、雨の後は山からの水が流れ込み、
建物のところで淀み、排水もうまく行かずに
ぬかるみの状態が続く。常に湿気が多い。

山の土もその影響でぬかるみ
木は根を張らない。
不健康な木になる。
少年の森のスギヒノキは台風で根こそぎ倒れることが多く
20m 以上の木もその根は、たたみ半分程度だ。
枝は垂れ下がり生気がない。
ミキに割れ目が入っているもの、
中の芯が腐っているものもある。

その原因の一端は、田んぼの埋め立てと
コンクリの建物と池にあるという。


この森の管理のポイントは水だと思ってきたが
まさか、池の底や、二つの建物、
田んぼの埋め立てのことまで頭が回らなかった。


一つの仮説だが、全てがつながって納得がいくというのが
ここで働く者の実感だ。

実はここの水は、地域の農業用水の源流であり
地域から預かっている水だ。
みどりの泉は、近くの宇都母知神社のものである。
農を生業とする皆の大切な水源なのだ。

地域から預かっているこの水をうまく保水し流すことが
この地の役割で、そうすることでこの地が、森が健康になる。

1980年開園当時の計画書を思い出した。
降水量、水の流入量の計算
どの程度の水路を作れば良いかの算出
ずいぶんと色々のことを考えている物だなと思ったが
それは当然のことであり、そこまで計算したとしても
自然に与えるインパクトは大きかったということだ。

今、少年の森が藤沢北部の活性化に資するには?ということが議論されている。
この地も地域も活性化し、30年40年と持続可能な場所に
しなくてはならない。そのために、ぜひ
水のことを大きな関数に取り上げていきたい。SDGs!

藤沢市北部地域公有地(現藤沢市少年の森)有効活用に係るサウンディング型市場調査|藤沢市
http://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/seisho/syounenn_mori_saundlingu/syounen_mori.html
この記事のURL
https://blog.canpan.info/mo-ri-blog/archive/936
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