少年の森には
ウマノスズクサという草が
生えています。

この草を食べるのが
ジャコウアゲハ。



ウマノスズクサは毒草で
この毒を体内にため込み
このジャコウアゲハを食べた鳥が
毒にあたって痛い思いをさせることで
もうこのアゲハは食べまいとなるだろう

そういう戦略があるらしい。

こんな風に幼虫たち。



ところが,こんなにたくさん育って行かないのです。
しかも、ウマノスズクサもどんどん食べてなくなっていく。

葉っぱだけでなく茎も食べて
その先の幼虫たちは落っこちてしまう。

落ちた兄弟はまたどこかにはい上がるのならいいけれど
一匹残ればいい方で、いなくなる。

ちびっこ幼虫は50匹くらいいたはずなのに！
そんなにたくさん
ジャコウアゲハが乱舞するわけではない。

なぜだろう？