
田植え[2023年06月08日(Thu)]
6月4日(日)田植えをしました。
予定の3日の荒天が嘘のような
穏やかな晴れ。田植え日和です。
今年は35家族82人のご応募です。
ご指導いただく、「さがみ農協藤沢市農業経営士協議会」の
湯澤与志男会長です。

これから収穫まで、よろしくお願いします。
私ども(公財)藤沢市みらい創造財団の田中副理事長のご挨拶。

お米の昔の字をつかい、「八十八」と書く意味をお話になりました。
八十八とは、とにかくたくさんの(手間がかかる)、という意味だそうです。
さあ、田植え前の田んぼです。

これからの作業、そして収穫のしやすさを考えて
ライン沿いにきちんと植えます。




植えた後下がります。自分の足跡を手できれいにならします。


きれいに一面植えられました。今年も上手。


さて、この藤沢市少年の森の「稲作体験学習」は
昭和55(1980)年に少年の森が開園されてから
コロナで一年の中止はありましたが、
毎年行っています。今年で第42回となります。
稲作を体験して学ぶという意義と
藤沢市内の農家の皆様との触れ合い
という意味で行っています。
ぜひ、農家のお仕事、農家の方々に
関心を持っていただき、交流を深めてください。
今回も、湯澤会長 青木副会長 神山さん
井上さん 諏訪間さん 宮治克巳さん
ありがとうございます。
六会の「わいわい市」に行って
「野菜 お米 果物 お花」といった
皆さんの作品に触れ、次回にでも
お話してみてください。
もちろん、さがみ農協のみなさん
ありがとうございます。
田植えの後、田んぼのお話や
お家で育てる「バケツ稲」について
経営士さんから教わりました。
そして、質問タイム。

「バケツ稲の水の管理は」
「中干のこと」
「田んぼの虫ってなんですか」
「農薬を控えて虫が出ないようにどうするのですか」
「農薬って何ですか」
「稲が倒れたらどうするのですか」など
こどもたちから質問が寄せられました。
その時の経営士さんの表情は
「子ども電話相談室」の先生のような
気がしました。
さて最後は、まとめのクイズ。
お話をちゃんと聞いていればできるでしょう?
「バケツに入れる本数」
「次回、草取りの格好について」
そして
「苗床につかった種もみの量は」というクイズも
してみました。
今回いただいた苗は
4月20日に種まきをしたそうです。
品種は「満月」。餅米です。
今日、6月4日までに20pくらいに伸びていましたね。
苗床は。全部で26枚いただきました。
一枚の苗床は14×32=448本 入っています。
448×26=11648本植えることになります。
一つの苗に、種もみ2つくらい入れてあると
湯澤会長がお話してくれました。
ということは、
11648×2=23296粒のお米から
苗を育てたことになります。
計量カップ1杯(1合 180t)のお米が
7200粒として
23296÷7200=3.24
つまり、たった3合のお米を植えたことになります。
例年、平均すると収穫は120s。
何倍になるかわかりますか?
1合150gですから
植えたのは
3.24×150g 約500g
120s÷0.5s=240
240倍になるわけです。
まさに「株」式投資
(プロの農家は400倍以上に増やすそうです)
おこづかいが、半年で240倍になったら
大喜び。
そこにお米の魅力があるのです。
人の暮らしが格段に豊かになる。
でもみなさん、「八十八」の手がかかる。
忘れてはいませんね。
これから、収穫まで4か月。
頑張りましょう。
もーりーブログでも生長の様子や
田んぼのお仕事をお伝えしますが、
ぜひ皆さんも「少年の森」に足を運び
稲を見てくださいね。
お待ちしています。
予定の3日の荒天が嘘のような
穏やかな晴れ。田植え日和です。
今年は35家族82人のご応募です。
ご指導いただく、「さがみ農協藤沢市農業経営士協議会」の
湯澤与志男会長です。

これから収穫まで、よろしくお願いします。
私ども(公財)藤沢市みらい創造財団の田中副理事長のご挨拶。

お米の昔の字をつかい、「八十八」と書く意味をお話になりました。
八十八とは、とにかくたくさんの(手間がかかる)、という意味だそうです。
さあ、田植え前の田んぼです。

これからの作業、そして収穫のしやすさを考えて
ライン沿いにきちんと植えます。




植えた後下がります。自分の足跡を手できれいにならします。


きれいに一面植えられました。今年も上手。


さて、この藤沢市少年の森の「稲作体験学習」は
昭和55(1980)年に少年の森が開園されてから
コロナで一年の中止はありましたが、
毎年行っています。今年で第42回となります。
稲作を体験して学ぶという意義と
藤沢市内の農家の皆様との触れ合い
という意味で行っています。
ぜひ、農家のお仕事、農家の方々に
関心を持っていただき、交流を深めてください。
今回も、湯澤会長 青木副会長 神山さん
井上さん 諏訪間さん 宮治克巳さん
ありがとうございます。
六会の「わいわい市」に行って
「野菜 お米 果物 お花」といった
皆さんの作品に触れ、次回にでも
お話してみてください。
もちろん、さがみ農協のみなさん
ありがとうございます。
田植えの後、田んぼのお話や
お家で育てる「バケツ稲」について
経営士さんから教わりました。
そして、質問タイム。

「バケツ稲の水の管理は」
「中干のこと」
「田んぼの虫ってなんですか」
「農薬を控えて虫が出ないようにどうするのですか」
「農薬って何ですか」
「稲が倒れたらどうするのですか」など
こどもたちから質問が寄せられました。
その時の経営士さんの表情は
「子ども電話相談室」の先生のような
気がしました。
さて最後は、まとめのクイズ。
お話をちゃんと聞いていればできるでしょう?
「バケツに入れる本数」
「次回、草取りの格好について」
そして
「苗床につかった種もみの量は」というクイズも
してみました。
今回いただいた苗は
4月20日に種まきをしたそうです。
品種は「満月」。餅米です。
今日、6月4日までに20pくらいに伸びていましたね。
苗床は。全部で26枚いただきました。
一枚の苗床は14×32=448本 入っています。
448×26=11648本植えることになります。
一つの苗に、種もみ2つくらい入れてあると
湯澤会長がお話してくれました。
ということは、
11648×2=23296粒のお米から
苗を育てたことになります。
計量カップ1杯(1合 180t)のお米が
7200粒として
23296÷7200=3.24
つまり、たった3合のお米を植えたことになります。
例年、平均すると収穫は120s。
何倍になるかわかりますか?
1合150gですから
植えたのは
3.24×150g 約500g
120s÷0.5s=240
240倍になるわけです。
まさに「株」式投資
(プロの農家は400倍以上に増やすそうです)
おこづかいが、半年で240倍になったら
大喜び。
そこにお米の魅力があるのです。
人の暮らしが格段に豊かになる。
でもみなさん、「八十八」の手がかかる。
忘れてはいませんね。
これから、収穫まで4か月。
頑張りましょう。
もーりーブログでも生長の様子や
田んぼのお仕事をお伝えしますが、
ぜひ皆さんも「少年の森」に足を運び
稲を見てくださいね。
お待ちしています。