22年度 第1回 NPO政策連絡会議が先日開かれました。
主催は中間支援団体である「宮崎県NPO活動支援センター」
参加者は県内の中間支援センター(宮崎県 宮崎市 延岡市 日南市など)と
宮崎県社会福祉協議会 ボランティア協議会 ボランティアセンター 協働課の自治体職員
などこれだけの多様なメンバーがそろう会議は宮崎県では初めてです。
まず、会議の趣旨説明をセンター長がされました。
中間支援の連絡会として位置付けること、情報共有のことなど行政と中間支援組織がいい関係で連携とることの大事さを伝えられています。
さっそく県からの情報として
○宮崎県におけるNPO・ボランティア活動および協働の現状についてなど資料をもとに話されています。
また宮崎県社会福祉協議会より「中間支援活動」のあり方を・・・
今回の口蹄疫は非日常的で手探りで活動中
○支援は災害の本質を見極めることが大事
人が動けば移る可能性がある(今までの風水害とは違う)単独での動きは見誤る可能性が大
○情報の共有
正しい情報を伝え、一元化する必要がいる。
マスコミに流れている情報はすべてではない
○広域ネットワーク
役割分担が大事。県の災害対策本部は市民活動を理解したうえで
専門性のあるボランティアをどのように配置するかなど動かす必要があるが
それをコーディネーターする人が今回は多数必要
社協の力(コーディネーター)だけではマンパワーがたりない状況です。
○公益支援団体との連携
災害は通常のボランティア活動と違う
災害で市民にしかできない災害支援のあり方について今後考えたい
例)公的なサービスをはじかれている災害者
サロン活動・多様な活動が必要になると考える。支援活動の多様なありようをかんがえていきます。
そして今回中間支援活動をしているNPOより各地域の状況や連携のとり方など現場のありのままの状況を伺う事ができました。
最後に主催者である宮崎県NPO活動支援センター長より
口蹄疫に関するNPO・ボランティア活動について話がありました。
被災者の立場になったとき人が動いていいのか?とかんがえてほしい
今、災害の状況は地震という災害で言えば・・・まだゆれている状況下。
この状況でボランティアが動くことは、ありえないと考える。
例えば集中豪雨で災害のまっただ中で動くのはどうかと同じ事です。
市民活動はどこまでうごけるのか?
中間支援をしている人間としてこの災害をどのように考えるのか?
慎重に考えないといけないと思います。
今後終息宣言がでたあとボランティアの活動が必要になってくると思いますが
あくまで
切り口として考えて下さい。
最後の締めの言葉が
「災害時にヒーローは要らないが、外部環境は必需と考える。」みなさん大きくうなづかれ・・・・解散となりました。
今後も、この会議は必要な時に開き、情報共有していきます。
NPOが主催!機動性と柔軟性がこの会議のよさなのです。