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秋のまちコレ 第1弾〜図書室からDOORへつづく道〜を開催しました。(2012年9月23日) [2012年10月01日(Mon)]
涼しい風が心地よくなってきた今日この頃、いよいよ「秋のまちコレ」シーズンの到来です。
先日その第一弾が開催されました。

テーマは、本とアートによる癒しの空間を訪ねるというもの。

始めに訪ねた『曽田文庫』は古民家を利用して作られた小さな私立の図書館です。
木のあたたかみを感じさせるこぢんまりとした空間は、格式張ることなく、本に囲まれる幸せと満足感を生み出してくれました。
図書室に面した中庭には時折タヌキの親子も姿を現すそう…。
動物にも優しい落ち着きを持った空間なのだと思いました。
一度は維持の難しさに直面し、閉館されかけた曽田文庫だそうですが、
今は曽田文庫を愛する多くの応援団員の方によって支えられています。
これからも心に寄り添ってくれる優しい図書館であり続けてほしいと思いました。

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さて、曽田文庫を後にし、雑賀町から床几山に向かって木々の緑と眺めのよい坂道を登って歩くこと約20分。次の目的地である「DOOR BOOK STORE」にやってきました。

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オーナーの高橋さんがご自身のお家の一部を、本屋とギャラリーとして開放していらっしゃいます。
落ち着いた色合いの店内に置かれた家具や本たちは、どれも自分の言葉と歴史を持っていそうな雰囲気を感じさせます。

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中庭の丸く空いたコンクリートの天井から外に向かって伸びるケヤキの枝は、風のそよぎを伝えてくれます。
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そして、ここのギャラリーでは多くの作家さんに展示の機会を提供しています。
私たちが訪れたときは、二人の若い女性が「二人展」を行なっていました。
作家さんいわく、「ここに来ると高橋さんを通じて自分に共通するものを持つ様々な人と出会うことができる」、
さらに、「なかなか展示の機会を持てない松江のまちで、自分の表現の場を持つことができる」とのこと。
これからも仲間との素敵な出会いの場、表現の場であってほしいと思いました。

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秋の休日のひととき、とても楽しく充実した時間を過ごすことができました。
今後のまちコレもどうぞお楽しみに!


KASEI
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