白潟・寺町、社寺エトセトラ [2011年12月08日(Thu)]
研修生のHです。
11月28日午後、松江市白潟公民館さん主催のまちあるきに参加いたしました。 今回案内人をお務めになったのは、堀江一夫さん。 「白潟歴史まち歩き楽会」会員であり、当塾の会員でもいらっしゃいます。 ![]() 白潟公民館を出発し、南下。 まず白潟天満宮を訪れました。 はじめて聞くことが多く、うなづくばかりでした。 ![]() ここから北上し、南寺町を歩きます。 さまざまな宗派のお寺が並んでいます。 かつて寺町には26か寺ありました(戦時中の建物疎開により、現在は25か寺)。 松江城を築いた堀尾氏に従い、それまでの居城だった月山富田城下から移ったお寺もあります。 ここにお寺が集まっているのには、理由があります。 近世の城下町づくりで、ここは防御の拠点とされました。 人や物資を集積するのに、お寺は重要な施設だったのです。 そんなお寺のひとつ、日蓮宗常教寺。 門をくぐると日蓮像があり、しばし見上げてしまいました。 ![]() さらに北へ歩きます。 風流堂さんの前で、堀江さんのお話。 看板の真ん中の「流」のつくりの上(なべぶた)に、点がありません。 これは間違いではなく、昔からこう書くのだそうです。 (ご興味ある方は、下の写真や、風流堂さんのホームページをご覧ください。) ![]() ここからさらに北を歩き、売布神社で解散となりました。 結構歩きましたが、興味の尽きないひとときでした。 最後に私の一枚を。 寺町の細い路地にある防火器具庫。 このまちの歴史を、こんなところにも感じます。 ![]() (H) |