石垣!鼕!日本酒!な一日。 [2011年10月16日(Sun)]
こんにちは。
今日は風の強い松江・白潟本町です。 大橋の上を歩くと、飛ばされそうなくらい強い風が吹いています。 昨日おとといと松江はぐずついたお天気でした。 日曜日の今日が晴れるかどうか、 天気予報とにらめっこしていたのには わけがあるんです。 実は今日はイベント目白押しなんです。 午前中は「秋のまちコレ」の第一弾、 『石垣を読み解く〜城主の意図と400年の歳月〜』で 松江城の周りをぐるぐると歩きながら 石垣のあれこれを聞きながら歴史に思いを馳せておりました。 一見同じように積んであるように見える石垣も、 その気になって見ると全然違う! 自然石そのものを積んでいって間に小さな石を詰める工法や 先に石の形をととのえておいて形を揃えて組んでいく工法など 実はいろいろあるんです。 また、石にいろいろな刻印が入っているのも見る時のポイント。 お殿様のご紋だった「分銅型」の刻印や 石工たちが入れたであろう「の」の字、△型の「鱗紋」、 お城の安全を祈願した☆型の「安倍清明判紋」などいろいろ。 ☆型の紋は7つあるらしいので探してみるとおもしろいかも。 石垣に対して横から陽の当たる昼頃がおすすめです。 最初はまったくわからないのですが、 目が石の灰色に慣れてくると次々見えてくるのが楽しいです。 (写真がなくてすみません。 担当者からの報告をお待ちくださいませ。) さて、昼からは松江の秋のお祭り、「鼕(どう)行列」 です。 詳しくはこちらをごらんください。 ![]() 山車に付けた「鼕」という大きな太鼓をたたきながら みんなで引っ張ってまちを練り歩きます。 笛と太鼓によって奏でられる独特なメロディとリズムは 松江で生まれ育った私の心を揺さぶります。 10月に入った頃から鼕を持っている町内では毎晩練習が始まります。 この音を聞くと秋になったなぁと思う人も多いかもしれません。 ![]() 松江城のたもとにすべての鼕が集まり、 そこから各町内へ戻るように練り歩きます。 もうじきまち塾のある白潟本町の前も鼕が通る予定です。 今年は開府400年祭に合わせ、 鼕を持っている町内すべてが参加するという記念すべき年です。 お近くの方は、今すぐ松江へ。 今年は無理…という方はぜひ来年の第3日曜日に 鼕行列を見に松江へいらしてください。 ![]() そして夜はカラコロ工房にて「粋に飲まNight!」という 日本酒のイベントが開催されます。 夕暮れ前からやっていますので 鼕行列で疲れた体を癒しにぜひ寄ってみてください。 Yuka |